鎌倉殿の13人 ネタバレと感想 第46話 将軍になった女
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誠に勝手ながら、先日お知らせいたしました通り、しばらくの間は2022年末に放送&終了したドラマについてまとめさせていただく所存でございまする💐。もう結末も分かってしまっておりますが、お時間のある方は是非おつきあいいただけましたら幸いに存じまする💕。(「ござる」じゃなくて「ございまする」と教えてあげたらよかったよね、スケ殿😁)
三谷幸喜さん脚本のNHK大河ドラマ、【鎌倉殿の13人】の46話は「将軍になった女」です。これがまた味わい深くて素敵なエピソードでございましたね〜😍。もう気分はすっかり「昔語り」をするおばあさんでござりまするね😅。以下早速ネタバレです。
実衣の怨念
実衣は、実朝と公暁が亡くなったのを機に、ここぞとばかりに息子の時元を鎌倉殿にしようと決意しました。早速三善康信にカマをかけに行くと「宣旨」が必要だと教えられます。実衣はすぐに義村に相談に行きました。宣旨をいただくにはどうしたらよいの?
義村は、通常なら簡単にはもらえないが、今は「鎌倉殿が不在」という名文があるから、次の鎌倉殿は時元に決まった、とこちらから願い出ればよい、と答えました。実衣は、時元が鎌倉殿になった暁には、義村を執権にすると約束します。彼女の眼中にもはや義時は存在していません😨。
ところが、これは義時のかけた罠でした。実衣の野心を察した義時は、義村に命じてカマをかけさせ、この機会に「災の元」を一掃するつもりだったのです。甥の時元も、そして妹の実衣も😱。
この罠にかかった時元は挙兵してすぐに取り囲まれ、自害に追い込まれました。そして実衣もまた謀反に関わったとして詮議にかけられます。政子はかつて義高や全成が監禁されていたのと同じ場所に閉じ込められていた実衣に前もって会いに行き、決して関与を認めてはならぬと釘を刺しました。実衣は、すべては政子が頼朝と結婚したからだ💢!と激怒します。(SPトーク番組でも皆が口々にそう言ってましたよね。この悲劇は政子が頼朝と結婚したからだ、と💦)
その詮議の場で、実衣は言われた通りに知らぬ存ぜぬを通そうとしました。「身内にはより厳しく!」がモットーの大江広元はともかく、三善や太郎はなんとかして実衣を庇おうとします🌹。が、そこへ実衣が時元をそそのかした書状が届きました。それでも太郎は叔母を庇おうとしたけれど、広元の更なる追求にはさすがの実衣もシラを切り通すことができず、白状してしまいます。
義時は冷たく「首を刎ねろ」と命じました。もちろん政子は猛反対です😡。三善も、女子の首を刎ねるなど言語道断だと反対しました。広元は、鼻と耳を削いで流刑に処すのが妥当だと提案します。義時はこれを承諾しますが、太郎ががんばって抵抗しました👍。血を分けた妹を処罰したら人はついてこない!!
とりあえず、実衣の処分は棚上げにされました。
負けるが勝ち
その一方で、後鳥羽上皇は「新しい鎌倉殿」に誰を送るか(送らないか😈)に頭を悩ませていました。本来ならもうさっさと断りたいところなれど、それでは義時の思う壺だと、なんとかして鎌倉から断らせようと考えていたのです。なんとも姑息なやり方だとズバリ批判する康信の指摘がまたおかしかったですね😜。
その後、後鳥羽上皇は実朝の弔問という口実をつけて義時に嫌がらせを仕掛けてきました。義時が地頭を務めている国の担当(地頭)を変えるよう命じてきたのです。義時は激怒し、トキューサに1千人の軍勢を率いらせて京に上らせることにしました。
思わぬ大役を与えられたトキューサは「蹴鞠」でなら勝つ自信があるのに、と独りごちます😕。そして後鳥羽上皇もまた気持ちは同じでした😂。この辺は三谷さんお得意の展開ですよね👍。実際の勝負はトキューサが勝ったかに見えましたが、気の弱いトキューサは「それでは末代まで朝敵になる」との兼子の言葉に負けました😓。
上皇もすっかり気をよくして本音を明かしてくれて、親王の代わりに「三寅」という2歳の児童が送られてくることになります。この三寅は慈円の親戚で、頼朝とも遠〜い親戚だったらしい。
自分の思い通りにことが運んだ義時は、早速、三寅の後見人になろうとしますが、そこを政子が押しとどめました。私が鎌倉殿の代わりになりましょう。
施餓鬼
この少し前、政子は広元に、御所を出て民と触れ合いたいと申し出ました💜。広元は「施餓鬼」をしてはどうかと提案します。施餓鬼とは(誰からも供養されない)亡くなった人々を供養する催しだそうですが、その後に食事が振る舞われるのだそうです。「施す側と施される側に貴賎の別があってはならぬ」というその施餓鬼を政子は早速太郎と共に実践することにしました。太郎はちょうど義時に意見したことで叱られたばかりだったため、喜んでお供します。
集まった民たちは皆、振る舞われた食事を喜んだのはもちろんですが、我先にと、次々と不幸に見舞われた政子を慰めようとしました💐。おそらくは自らも未婚らしい若い娘などは「行き遅れ」でここまで上り詰めた政子には、仲間と共に大いに憧れていると伝えにきます
。政子は彼らの心遣いによって大いに勇気づけられました
。
尼将軍誕生
政子はついに「尼将軍」となりました。この時の彼女の1番の目的は「妹の実衣を救うこと🌹」です。政子は早速実衣の元を訪れて、もう大丈夫だと彼女を抱きしめました。もうふたりしかいなくなってしまったわ。また昔のように助け合って生きていきましょう
。
ふたりは涙を流しながら、一緒にあの懐かしい「ボンタラクソワカ」(ただしくはオンタラクソワカ)を唱えました
。
消せぬ火種
のえは、太郎が義時に叱られたとの話を耳に挟むと、早速、自分の息子の政村を売り込みにやってきました。しかも、太郎の母である八重、そしてその後の比奈をも中傷します。ふたりとも北条の敵の血筋だというのです。
義時は「後継は太郎」と断言しつつも、自分が元気な今する話ではない💢、とのえを叱りました。説得に失敗したのえは祖父である二階堂行政に訴えに行きます。行政は、そういうこと(権謀術数)は「政村の村」の字をもらった義村に相談しろと唆しました💀。
拍手コメントをありがとうございます♪
みちるさん、早速お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
鎌倉殿は本当に面白いドラマでしたよね〜。残り1話書くのに今からワクワクしています(爆。
新しい大河も、そうそう古沢良太さんなので&有村さんも大好きなので、大いに期待はしているのだけれど、まだ見ないでいるのですよ〜。鎌倉殿の余韻をたっぷり味わい尽くしてから移行しようと思ってます。な〜んて乗り遅れないようにせんといかんね💦。こん