鎌倉殿の13人 ネタバレと感想 第6話 次郎がいっぱい

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三谷幸喜さん脚本のNHK大河ドラマ、【鎌倉殿の13人】の第6話は「悪い知らせ」です。本筋とは少し離れるかもしれないのですが、このドラマには「次郎」とか「三郎」とかがいっぱい出てくることに気づいてしまったおばさんです🐒。以下早速ネタバレです鎌倉殿の13人のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

次郎がいっぱい

まず最初に思いつくのは、八重の夫になった江間次郎ですが、他にも「次郎」が数名いました😁。さんざん「裏切り者」呼ばわりされていた畠山重忠(中川大志〜加瀬理人@G線上のあなたと私)も通称次郎で、頼朝と一緒に洞窟に隠れていた土肥実平(阿南健治〜坂本治夫@一億円のさようなら)も次郎、そして三浦義澄もまた次郎です😏。

ついでに確認してみたのですけど、この畠山の次郎は、三浦の次郎の姉妹の子ども、つまりは義村の従弟にあたり、最後の方で「手柄を立てたら侍大将にしてくれ」と言い出した和田義盛(横田栄司〜加藤了@重版出来!)もまた義澄の甥なのだそうです。こちらの通称は「小太郎」です。この辺は後のお楽しみの伏線らしいですよ😏。

予期せぬ援軍

景親の元に宗時の生首が届きました😨。勝利を確信した景親は、なんとしても頼朝を捜し出すよう檄を飛ばします。景時は石橋山山中を捜索しているうちに、頼朝が身を潜めていた洞窟近くに辿り着きました😈。茂みの奥に隠れていた洞窟の奥に頼朝たちの姿を見た景時は、思わずその場に立ち尽くしますなんてこった!( ;∀;)。ちょうど洞窟の上にもまた伊東の兵たちがやってきました😱。ここで景時が声を上げたら、頼朝は間違いなく捕まります😭。

でも景時は無言で踵を返しました💕。ここには誰もいないようです😠。

頼朝は土肥実平から聞いた「梶原景時」の名を胸に刻みました👍。

時政の逡巡

義時は時政とともに武田信義(八嶋智人〜島木雅大@珈琲屋の人々)に助けを求めに行きました。信義は、源氏の頭領は頼朝ではなく自分だと主張します。援軍も頼朝には出さぬが、北条なら助けても良いという信義の言に時政は一も二もなく飛びつきました🐒。法皇の院宣がほしいという信義に、すぐに取ってくる!と約束します。もはや時政は頼朝の首も差し出さんばかりです💦。

でも義時は反対しました。今さら佐殿を見捨てることなどできません😤!義時は、宗時同様、頼朝を支えることで北条家、ひいては坂東武者の地位を確立しようとしていたのです。時政も、そう言われては仕方なく、洞窟に戻ることにしました🐒。その途中の浜辺でふたりは義村とその一行に遭遇します。義村たちは安房の安西景益に助けを求めようとしていたそうです。時政は早速船に乗り込み、今にも逃げ出さんばかりでした早く行こう!

あちらを立てればこちらが立たず

義時は、川を渡って助けに来てくれなかった義村をなじりました。義村は、彼らは彼らで大変だったのだと言い訳します。雨で増水した川を渡るのを諦めて三浦に戻ろうとしたところで、畠山の次郎を大将にした敵に遭遇したのだそうです。

この次郎の父親・重能は平家の郎等だったそうで、母方は三浦とはいえ、複雑な立場に置かれていたようなのですよね。それで次郎はおじの次郎に「坂東武者」同士で争うのは無益だと語ったらしい。おじの次郎は甥の次郎に「思いは同じだ」と言って会わなかったことにするはずだったのに、そこで「小太郎」こと和田義盛が余計なことをしでかします🐒。小太郎の姿を見た義村が大声で呼びかけたのを見た小太郎は、てっきり「敵を攻撃せよ!」との合図だと勘違いして、甥の次郎らを攻撃してしまったのです😵。義村が「しまった!😱」とこれに気づいた時はすでに遅く。やめろっ😭!!放て〜っ😡!!畠山の次郎は、てっきり三浦の次郎たちに裏切られたと誤解し、ほうほうの体で逃げ出しました💦。

こうして「三浦の奸計」にハマった次郎を、景親が満を辞して利用します😈。彼は次郎に三浦の本拠である衣笠城を攻めるよう命じました。次はしゃにむに戦ってくれるだろう?😎

義時は「和田殿!」(はろくなことをしない)と頭を抱えます😭。そんなふたりを時政が催促しました。まだか早く逃げよう!!義時は、すぐに頼朝を連れてくると駆け出しました

合流

一方の頼朝も、実平たちとともに何度か脱出を試みていましたが、どこへ行っても伊東の軍がいたために、舞い戻るしかありませんでした😱。頼朝がヨレヨレになっていたところに、ようやく義時がやってきます。浜辺で船が待っています!が、一行がなんとか浜に到着した際には、その待っているはずの船は忽然と消えていました👻。伊東祐親率いる軍に襲われたため、当初の予定通り、でも頼朝抜きで、安房に舵を切ったのです😂。

義時は、近くの岬に停めてあるという小船に乗って、安房を目指すことにしました。これがまた見事?なボロ船で、皆が必死で櫂を漕ぐ間、頼朝は、小さな桶で水をかき出しています🤣。その桶には法皇の顔😈が浮かんで、これがまた頼朝の尻を叩くのですわ😂。一行はなんとか安房に到着し、ようやく時政たちと合流しました。が、そこに宗時の姿はありません😨。

悪い知らせ

坂東武者が一堂に介していたところに、義村がやってきて「悪い知らせ」を伝えました。畠山の次郎が衣笠城を落としたそうです。それに加えて北条家家臣の仁田忠常(高岸宏行)がやってきて、北条館で頼朝の観音像を見つけたと報告しました。それは、頼朝にせがまれて宗時が取りに戻ったはずなのです。それが館に残っていたということは、すなわち、宗時の死を意味します😭。

息子の死を確信した時政は、義時に、俺より先に逝くなと言い渡しました。今後はおまえが北条を引っ張っていくのだ😠。泣きながら、自分には無理だという義時には、三郎がやりかけていたことをお前が引き継ぐのだ、と励まします🌸。義時の脳裏に、宗時の最後の姿が蘇りました。坂東武者の世を作る。そしてそのてっぺんに北条が立つ!頼朝はそのために必要だ!( `ー´)ノ

でも頼朝は「もう戦はやらない🐒」と言い出します💦。義時は、この戦いで亡くなった者たちの無念を汲んでほしいと訴えました👍。坂東武者たちは、いまや頼朝うんぬんよりも、坂東武者として覇権を取り戻したいと意気投合していたのです。頼朝がいなくても彼らだけで戦うつもりです。義村だけはでも、ことあるごとに&宗時同様、頼朝の首を差し出して寝返ろうとしていたようですが😓。

頼朝はこれに触発されて奮起しました。お前たちだけで何ができる?この戦を率いるのはわししかいない😤!と豪語する一方で、宗時の死は自分のせいだと謝罪しました。義時は、宗時は戦うために生まれてきた男だから、どこかで生きているかもしれない、と一縷の望みを語ります🌹。

頼朝は皆を精一杯鼓舞しました。そこで和田義盛が「大願成就した暁には侍大将にしてほしい」と言い出したのです。まだ勝てる見込みすらないというのに、この発言が場を和ませて、皆に元気を与えました🎉。時政や義澄に代表されるように、坂東武者というのは案外楽観主義者だったのかもしれませんね🤗。頼朝は皆の前で約束しました。分かった。源氏の世が来たら、おぬしを侍の別当にしよう😁。

女の闘い

伊豆山権現に八重がやってきました。父や夫がいない隙を見計らってきたのです。そこで八重は「大丈夫、頼朝は生きているから心配いらない」と豪語しました。明け方、頼朝が夢枕に立ってそう語ったというのです。負けず嫌いの政子は「私のところにも来た😤」と見栄を張りました💦。しかも明け方ではなく夜中に知らせに来たと嘘をつきます。りくは、これ見よがしに「先に政子のところへ来てから八重のところにも寄った」と結論づけました😂。

八重は特に反論もせず、文陽房覚淵(諏訪太朗〜野沢院長@TOKYO MER-走る緊急救命室)の元を訪れます。八重は、夢のこともさりながら、ひとめでいいから千鶴丸に会いたいと願っていたのです。文陽房覚淵は黙って立派な墓の前に八重を案内しました。千鶴丸は溺れてここに葬られたと知らされた八重は、その墓をさすりながら涙します

まとめ

なるほどね、宗時を殺せば頼朝軍は全滅するという祐親の読みは「見事に外れた」ということですよね😎。むしろ宗時が亡くなったことで、皆の結束は強まった❣️、ということなのですね

久しぶりにガイドブックを買いたくなりました💕
鎌倉殿の13人 前編 NHK大河ドラマ・ガイド
鎌倉殿の13人 前編 NHK大河ドラマ・ガイド
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