どうする家康 ネタバレと感想 第29話 伊賀を越えろ!
大河ドラマ、【どうする家康】の29話は「伊賀を越えろ!」です。あ〜やはり伊賀越えは楽しいですね〜😍。これまでここのブログでもいくつか扱っておりますが、面白かったのはこの2つですね。

真田丸 あらすじと感想 第5話 窮地~力任せの伊賀越えに大笑い
~真田丸のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます🌹: 真田丸 あらすじと感想一覧~ NHK大河ドラマ、真田丸の第5話は「窮地」です。これまた実に面白かったですね~。以前、この「真田丸」はよくできたミステリーだと申し上げましたが、よくできた「コメディ」でもありますね。特に、後には 「神君伊賀越え」 として有名な家康たちの逃亡劇には、お腹を抱えて大笑いでした。以前の軍師官兵衛でもちょっとだけ扱われ...

おんな城主直虎 あらすじと感想 第49話 本能寺が変
NHK大河ドラマ、【おんな城主直虎】の49話は「本能寺が変」です。 たぶんこの副題が表しているように、本能寺の変自体は至極あっさりとしか描かれていませんでしたが~だから(なんか)変~、家康の「伊賀越え」はなかなか面白く作りこんでありましたよね。 以前の「真田丸」(第5話)でもお腹抱えて大笑いしたものですが、今回はここに「頭」を使ってきたのには感心しきりでござりました。そうそう、堺から船で三河へ戻る案も...
また、このどちらも穴山梅雪の扱いはひどいものでしたが、今回は「ヒーロー」でした👍。

『どうする家康』穴山梅雪役を田辺誠一が語る 「『裏切り』ではなく『別の道を選んだ』」
毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『どうする家康』出演の田辺誠一よりコメントが寄せられた。 本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太…
あれれ、すっかり前置きが長くなってしまいました💦。以下今回のネタバレです。
伊賀越え
半蔵の計画
窮地に追い込まれた家康一行は、半蔵の提案で伊賀を越えることになりました。忠次は、伊賀は織田との戦いで酷い状況だと聞いているが大丈夫なのかと心配しますが、半蔵は、伊賀がいちばんの近道だし、何より伊賀は服部党の故郷だから安全だと力説します🐵。でもこれは後にわかったのだけれど、半蔵は伊賀に一度も行ったことがないのだそうです😱。
とりあえず夜を越そうということで、近くの小川城へと向かいました。そこは甲賀忍者の多羅尾光俊(きたろう〜車正吉@少年寅次郎)の城ですが、徳川では何度か戦を手伝ってもらったことがあるのだそうです。半蔵も「伊賀と甲賀は同じ忍びだから助け合う!(はずだ)」と主張しました。
忠次と数正は、少しでも家康の負担を減らそうと、3手に分かれようと提案しました。ふたりとも年のせいで体力がないため、足手まといになってはいけぬと囮になるつもりなのです。殿、どうかご無事で🤗!!家康はふたりに、決して死なずに必ず伊勢の白子浜で落ち合おう!と誓わせました。
親切か罠か?
多羅尾は、見た目はコワモテでしたが、とても親切に一行を迎え入れてくれました。炊き立ての赤飯や干しいちじくをはじめとするご馳走には、半蔵たちも「毒味」を忘れてぱくつくほどです😅。甲賀衆の伴与七郎(新田健太)は以前、瀬名たちを今川から奪還した時に手伝ってくれた人物でした🌹。
でも多羅尾は伊賀越は危険だと反対します。伊賀はもともと織田と対立していたので、織田の弟分として知られている家康が行ったら命を狙われると心配しました。護衛をつけるから信楽に行った方がよいと勧めてくれます。そのために、大勢でいても怪しまれない山伏の装束まで用意してくれました。
でも家康たちはすっかり疑心暗鬼になっています。特に半蔵は、多羅尾が親切すぎると疑いました。信楽には明智の兵がいるかもしれない。山伏の格好は「徳川」の目印かもしれない😤!
結局家康は半蔵の言葉を信じ、多羅尾には礼状を残して、密かに出立しました。家康は、すべては自分の徳次第だと観念したのです。わしに徳あらば、天が我らを生かすであろう。いざ行かん!
誤った選択
が、この選択が間違っていました😣。彼らは伊賀に入ると同時に伊賀忍者に出くわして捕えられてしまいます。その頭領の百地丹波(嶋田久作〜足立顕@今ここにある危機とぼくの好感度について)は、早速家康の首を切って光秀に送ると息巻きました
。大鼠や半蔵は、自分が家康だ!と名乗り出ますが、相手にしてもらえません。でも家康も、自分が家康で首をくれてやるから、他の者は見逃せ、と言い渡しました👍。
地獄に仏
とそこへ、ついに「あの人」がやってきます。偽物の本多ならぬ本多正信です🎉。正信は百地に軍師として支えていたのだそうです。正信は、いかにも彼らしい詭弁をとうとうと披露しました😈。さっさと殺せと急き立てる一方で「妙な噂」を耳にしたと言い出します。信長がまだ生きているという噂です。その根拠は「首級」がまだ見つかっていないから。
もし信長が生きていたら、その弟分の家康を殺せば伊賀は間違いなく滅ぼされるが、家康を生かしておけば、守ってもらえる〜正信にチクチクやられた百地は、家康本人に尋ねました。あんたはどう思う?
家康は正直に自分の考えを伝えました。信長は死んでいると思うが、しばらくは様子を見るしかない。明智に味方するものはいないだろうから、奴に天下は取れぬ。わしに明智を討たせよ。わしに恩を売れ。それがお主にとって最も利となることじゃ。
百地は、百地の目を見据えてそう話す家康の言葉を信じました。軍師殿が惚れ込むだけのことはある。そう、百地はちゃ〜んと分かっていたのですね〜。正信が家康を助けようとしていたことを。その口車に乗った!お主に賭ける!!
正信は、家康が自分の身と引き換えに伊賀者を助けようとしたことを高く評価しました。なかなかの主になられたようじゃ🤗。そこへ直虎たちが合流します。忠勝と康政は不満げでしたが、結局正信は、数正たちとの約束の場所=伊勢・白子浜まで同行しました。ふたりもすぐに到着し、皆で無事を喜び合います。なんと数正は寺で風呂にまで入れてもらったのだそう😅。
正信は皆に別れを告げながら、またしても詭弁を弄します😁。それがしは「三河」より追放された身ですゆえ、いまさら帰参できるなど思うてもおりませぬ。そう言うそばから、あれ?今、殿がいるのは三河ではなく遠江?浜松🙄??と言い出します(😎)。
家康は、気が向いたら浜松へ来い😏、と笑いました。もう一度、鶏の世話から始めるので良ければな。正信は、鷹の世話あたりならそのうち😤、といかにも勿体ぶって、でも、実はそれはそれは嬉しそうに笑って去っていきました
。
家康は、半蔵たち伊賀者の功績を讃え、これからは「武士」だと言い渡します🌸。いや、半蔵は前からそのつもりでしたけどね🐒。
違いすぎる最期
その一方で、途中まで一緒だった梅雪が死んだとの知らせが入りました。なんと梅雪は明智軍と遭遇すると「我こそは徳川家康だ!」と叫び、自らを犠牲にして時を稼いでくれたらしいのです🌹。光秀はこの首級を見て激怒していましたが、ここはなんとも胸が痛かったです。
その光秀は、故郷の坂本城を目指していた途中で、落武者狩りにあったそうです。こちらは梅雪とは対照的に「わしは明智やない😅」と最後まで往生際が悪かったらしい😓。
まとめ
これまではなんとか無視していた秀吉が、ついに前面に出てきますね〜😞。嫌だなあ、この秀吉👎。その分家康とそのチームがよく見えてくれば、それはそれで良いのだけれど💦。