どうする家康 ネタバレと感想 第34話 豊臣の花嫁

大河ドラマ、【どうする家康】の34話は「豊臣の花嫁」です。前回いまいち納得できなかった数正の出奔も、そして「豊臣の花嫁」こと旭の描き方も、今度はしっくり腑に落ちました👍。やはり、こうした「コメディタッチの悲劇」の描き方は実に上手いですね〜😍。おばさんが、そういうのが好きなだけなのかもしれませんが😅。

以下あっさりネタバレですどうする家康のネタバレ感想いきますよ〜( `ー´)ノ

天正の大地震

数正が豊臣方に出奔し、敵に手の内が筒抜けになると憂えていた頃、巨大地震が発生しました。家康の住む三河ももちろんですが、最も被害が甚大だったのは畿内だったそうです。それだけ物や人が多かったこともあるのでしょうが、このため秀吉は戦どころではなくなりました。対徳川の拠点とすべく、秀次の家老を城主に据えていた大垣城は全壊焼失したそうです💀。

今は戦どころでは無い、民を救うのが先だ〜そう寧々に言われては、さすがの秀吉も、悪態をつきながら、諦めるしかありません。家康はどこまでも運のええ男だ!😤

人質

信雄は、ここぞとばかりに家康を訪ね、上洛を勧めます🐒。忠次は秀吉を信頼できぬと反論しました。上洛したら殺されるやもしれぬ。信雄は人質を出そうと提案します。

子どももいないのにいったい誰を人質にするのか〜尋ねる寧々に秀吉は、子はいなくても身内はいる、と答えました。秀吉は、既に嫁に行っていた妹の旭を離縁させて、家康の正室に送り込むことにしたのです。

この(山田真歩〜末永繭@かぞかぞ)がまたなんとも健気でございましたね😭。彼女は皆の前でわざとおどけて見せて、その場を和ませようとしてくれました🤗。正室は亡き瀬名だけだと仏頂面を崩さない家康にも、懸命にその機嫌を損ねまいと尽力します。旭は自分なりに己の役目を心得て、徳川と豊臣の仲を取り持とうとしていたのです👍。

その覚悟は於大や於愛の女性陣には伝わりましたが、家康は旭を見ようともしませんでした👎。怒った於大は「優しいだけが取り柄」だったのにどうしたことか😤、と我が子を批判します。

一方で正信は、大坂に降った数正の周辺を探らせていました。数正は屋敷を与えられてはいましたが、ほとんど外出もせず、屋敷に籠っているそうです。

報告を受けた家康は、正信と共に、これでは「飼い殺し」だと数正を嘲笑しました。(秀吉のところになど行くからだ)愚かなやつだ

家康が一向に上洛する気配を見せないことに業を煮やした秀吉は、今度は母を浜松に送ることにしました。これは最後通牒です😨。

数正の本心

血気盛んな忠勝や直政は、戦をするというなら受けて立つ💢!と豪語します。迷うに及ばず!!

でも忠次は反対しました。もはや徳川は豊臣に負けたのだと諭します。家康がその事実を受け入れられないのは心に迷いがあるからだと指摘しました。それが「瀬名と信康」の存在です。それは忠勝と康政も同様でした。3人は、家康に「戦無き世」を作らせると瀬名に誓ったのです。その誓いを捨ててまで生き延びようとは思わんっ!!😡

そこへ於愛が、数正の置き土産を手に入ってきました。於愛は、瀬名が目指した「戦無き世」は、どうしても家康が造らねばならぬ物なのか?と問い掛けます。平和な世が来さえすれば、それを作るのは誰でも良かったのでは無いか?🌹

於愛は、数正が自ら彫ったらしい仏像とともに小さな小箱の蓋を開けました。そこには良き香りを放つ、色とりどりの押し花が収められていたそうです💐。その花を見た途端、すぐに「築山」が浮かんだのはおばさんだけじゃありませんよね。於愛もまた、数正は毎日のように「亡き瀬名」に手を合わせていたのではないか、そう考えたそうです。

忠次はようやく無二の親友の気持ちを理解しました😨。数正は、自分さえ「悪者」になって出奔すれば、もう徳川は戦ができぬ〜戦を阻むことで徳川を守ろうとしたのではないか?正信もこの考えに同意します。そのために誰も巻き込まず、すべての罪を一人で背負った。殿のご迷惑にならぬように

比類なき忠臣の心を悟った家康は、皆に向かって問い掛けました。わしは天下を取ることを諦めても良いか?秀吉に跪いても良いか?

忠勝は、真っ先に「数正のせいじゃ数正が悪い!とぼやきます。康政もまた続いてこれに同意しました。そうじゃ、数正が裏切ったからやむを得ん殿のせいじゃ無い!忠次も声を大にして叫びました。やつのせいでわしらは戦えなくなった!!直政も泣きながら怒鳴りました。数正のせいじゃ!殿は悪くない!!そうだそうだ!悪いのは数正だ!!

これこそが、こうして「戦ができない口実」となることこそが、数正の切なる願いだったことを、皆百も承知しています😭。

数正の薄情もの!数正のたわけ!!あほたわけっ!!最後は家康も号泣しながら罵倒しました。あほたわけ!!

その頃、そのあほたわけな数正は、夕陽の差し込む部屋で紅葉をバックに悠々と茶を飲んで、愛妻の鍋とくつろいでいました🍁。鍋は誰よりも夫の心を理解していたようで「まことに殿がお好きでございますな🤭」と呆れたように微笑みます。数正は、どこに間者が潜んでいるやもしれぬ、と言うかのように、しっ!💢と妻の口を制しました。あほたわけ😁。

数正はきっと「賢明なる殿」なら、そして長年苦楽を共にしてきた愛する仲間たちなら、数正の気持ちを察してくれたに違いない、と信じていたに違いありませんね

そして「心の縛り」を解き放った家康は、またすっかり元の優しい家康に戻り、無理しておどけていた旭を慰めました🐰。老いた母君まで来させることになって誠に申し訳ない。わしは上洛する。そなたのおかげで我が家中が少しだけ明るくなった。礼を言うぞ。そなたはわしの大事な妻じゃ🤗。旭は涙が止まりません😭。

まとめ

旭だけでもか〜なり賑やかでしたが、大政所はなんと高畑淳子さんだそうですよ😍。真田丸以来の大河出演、なんとも感慨深いです。続きもとっても楽しみです

どうする家康 後編 (NHK大河ドラマ・ガイド)
どうする家康 後編 (NHK大河ドラマ・ガイド)
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