どうする家康 ネタバレと感想 第40話 天下人家康
大河ドラマ、【どうする家康】の40話は「天下人家康」です。前回の39話はどうにも書く気が起きなかったので割愛しちゃいました🐒。以下(今回もまた)あっさりネタバレです。か〜なり嫌味ったらしくてごめんなさい😅。
ほとんど「お初」な10人衆
秀吉の死はしばらく伏せられることになりました。五奉行と五大老が一同に会した席で、三成は今後は何事においてもこの10名の「合議制」で行うと言い渡します。おばさんの記憶は最近あんまり当てになりませぬが、この中で見たことあるのは、三成と家康、そして秀吉をアホ呼ばわりした浅野長政、そして最初の頃に登場した前田利家(宅麻伸〜堀田憲雄@特集ドラマ おもかげ)ぐらいじゃなかったですかね🤨。
それなのに〜初登場の分際で〜
毛利輝元(吹越満〜磯田高志@ファーストペンギン!)と上杉景勝(津田寛治〜播磨@大病院占拠)が、まあうるさいったらなかったですね😣。せっかく、お目目キラキラさせて「これからは私の夢(合議制)を叶える時ぞ!
」と張り切っている三成に、余計なことを吹き込みます👿。家康を信じるな、あれは狸(=嘘をつく)ぞ!😤
このドラマにおける家康はそんなんじゃなくて、ただひたすら愚直に「上司に仕える忠義もの」のイメージが強いのだけれど、世間はそう評価していなかったという解釈なのでしょう。
これを利家は「ジェネレーションギャップ」だと理解していました。つまり、三成にとって家康はすっかり歳をとった老獪な(腹の読めない)人物だということみたいですね。これは息子の利長のことも示唆していたようです。
あれだけ「賢い」と名高い三成が(特にここでは)あ〜んなに無知で恥知らずな秀吉の本性を見抜けなかった、というのもその「年齢差」にごまかされたのかもしれませんね😁。
ほぼほぼ「お初」な加藤清正
またその「無謀で恥知らず」の象徴とも言える「朝鮮との戦い」も、ようやく終焉を迎えました。加藤清正や福島正則(深水元基〜林洋一@真犯人フラグ)らが、やっとの思いで朝鮮から引き上げてきます😭。(清正や)福島も初登場か?と思いきや、彼らは以前「紹介なし&その他大勢」でこっそり登場していたそうです👻。
放ったらかしにされていた朝鮮では、馬の餌の大豆に塩をかけて食べたことから「干し納豆」ができたなどという逸話があるほど困窮を極めた彼らなのです。もちっと前から活躍させても良かったんとちゃうか🤨〜ついついそう思わずにいられません。寧々との絡みとかあってもよかったよね😎。
嫌味はさておき、その清正たちに三成は、朝鮮を征伐できなかったことを「しくじり」と指摘し、そのしくじりは不問に伏して「酒宴」でもてなすなどと言ったものですから、清正は大いに憤慨して帰ってしまいました💢。兵たちにはわしが「粥」を作って振る舞おう
。三成には、清正がなぜ怒っているのか、まったく理解できぬようです
。そんなにバカだったとは思いたくないわ〜三成😔。
清正や正則、そして黒田長政(阿部進之介)は朝鮮での戦の責任は、ひとえに、三成にあると非難しました。これを利家と家康が押し止めます。
掟破りの縁組
家康は、三成が「彼ら」を統べるのは難しいだろうと「裏工作」を始めました。それが掟に背いた大名同士の「縁組」です。あくまでもこのドラマの解釈としては、三成を援護射撃するつもりでしたことらしいのだけれど、三成の目にはこれが「叛逆」と映りました。「真っ直ぐすぎる三成」はこうして家康と袂を分かつことになります。
いよいよてっぺんに
寧々は、三成が無理なら、力のある他の誰か(家康)にトップに立ってもらうしかないとこぼしました。家康は(前回割愛したとこね💦)忠次の言葉を思い出します。天下をとりなされ、殿!!😁
家康は三成に会いに行き、今のままでは10人衆の合議制は無理だから、自分が政務を執ると申し出ますが、三成は耳を貸しません。
その後、利家が亡くなると、清正と正則が動き出しました😈。長政や蜂須賀家政(武田幸三〜大野治房@真田丸)らを引き連れて三成の伏見城に押しかけきたのです。三成っ!切腹しろっ!!💢もはや一触即発の気配が漂う中、忠勝が割って入りました。これ以上騒ぐようなら、徳川が黙っていない😤。
こうして三成は佐和山に隠居することになりました。家康は「また一緒に星を見よう」と声をかけますが、三成は「我々は違う星を見ていた」と文字通り木で鼻をくくる対応です。
家康はついに腹を括りました。天下の太平乱す者があらば、この徳川家康が放っておかぬ。