どうする家康 ネタバレと感想 第8話「殿」は1日にしてならず
大河ドラマ、【どうする家康】の8話は「三河一揆でどうする!」です。わかるな〜アノ人の気持ち😁。以下早速ネタバレです。
三河で一揆
無理矢理年貢を取り立てようとした家康に対し、一向宗徒が立ち上がりました。「一つの家」をまとめるどころか一揆が起きてしまったのです😵。しかも、家康の家臣たちも、それも次々と寺に向かって出ていきます😱。渡辺守綱(木村昴〜以仁王@鎌倉殿の13人)などはその筆頭でした😂。以前家康が偵察に行った際に「あほたわけ!」と家康の頭を叩いたからには、もう先はないと覚悟したのです😨。いやあんたは正しい😁。
また、いつまで経っても家康から名前を覚えてもらえない夏目広次(甲本雅裕〜今成良平@PICU〜小児集中治療室)も及び腰です。彼は一向宗徒ではないけれど、家来には一向宗の者が多い=貧しい者が多いため、戦をするとなると家来と戦わねばならないからです。これは本多忠真も同様でした😔。
もともと寺との戦に反対していた瀬名は、これでは戦はできぬ😜、と茶々を入れて、家康に部屋を追い出されます。また、信仰とは程遠いとみくびられた正信も、仮病を使って逃げ出しました👍。
一方で、かつては大樹寺で学んでいた榊原康政は、兵さえくれれば自分が敵をやっつける、と豪語します。仏のバチはすべて自分が受けると申し出ました👻。これに平八郎が加わりましたが、寺は鉄砲も備えていた上、信者たちは死を恐れていない、むしろ「死ねば極楽浄土へ行ける🌹」と信じていたため、思いの外強くて歯が立ちません。しかもどうやら「軍師😈」が付いているらしいのです。
広次は、寺の目的は不入の権なのだから、いっそ今まで通りこれを認めてはどうかと提案しました。何もなかったかのように😢。広次は目の前で(たぶん)長年仕えてくれた部下に(板挟みが辛くて)自害されてしまったようなのです😭。
涙ながらに訴える広次に、数正は、もはやそれはできぬと諭しました。今ここで坊主に屈したら、もはや殿が三河を束ねることなどできぬ😔。
瀬名はでも、家康が空誓上人に謝れば済む話だ、と明快です👍。戦は嫌なのです😤。家康は反論しますが、瀬名は、彼らが使者を殺したのは、家康が約束(不入の権)を破ったからだ、と言い返しました。
うるさい!この国の主人はわしじゃっ!!
そう怒鳴る家康に、瀬名はこう言って立ち去ります。一つの家がバラバラじゃ、あほたわけ。
謀反
この機に乗じて、吉良義昭(矢島健一〜小島孝夫@ガラパゴス)と松平昌久(角田晃広〜佐藤鹿太郎@大豆田とわ子と三人の元夫)が謀反を起こしました😈。千代やその仲間の娘は三河城下に潜入し、康政や平八郎に(色仕掛けで)吉良たちに付くよう誘惑します💘。まあふたりとも色香に迷いはしてもなびかなかったようですが😓。
家康は、自分はこんなに一生懸命やっているのに、なぜ皆裏切るのか( ;∀;)、と嘆きました。半蔵を呼び、裏切り者を見つけ出せと命じます。どうせ皆、わしのことが嫌いなのじゃ!😤
いや、嫌われてると分かったら、なぜ嫌われているのか、その理由を考えなさい、って話でやんすよ。でも優しい瀬名は、家来が増えた分、不忠者がでるのも仕方ない、と慰めました。でも近しい家臣たちは皆、殿を支えてくれているではありませぬか💜。
止むに止まれず
ところが、その近しい家臣の一人、夏目広次が吉良と手を結びました😱。数正は、家康が広次を軽んじていたからだと指摘します👍。数正は、もはやこうなったら、空誓を暗殺するしかない、と言い出しました。軍師がいれば軍師もじゃ!😡
そして家康は、自ら本證寺に乗り込むことにします。自分が出向くことで、家臣たちが罪悪感を抱いて戻ってくるかもしれないと思ったのです🐒。
ところがその家康を先導してくれた長吉(田村健太郎〜松田@ここは今から倫理です。)が裏切りました💦。周囲には鉄砲隊が構えていて、家康を狙い撃ちしてきたのです😱。幸いなことに鎧が彼を守ってくれましたが、衝撃と恐怖で意識が遠のきました😨。
とそこに、亡き今川義元が現れます👻。義元はかつて家康に領主として最も大切な心得=「この国の主人は民だ」を教えていたのだそうです😍。民が懸命に働いて作った米と銭で我らは生かされている。民に見放された時こそ、我らは死ぬ。このことをよく覚えておけ🤗。
その間、倒れていた家康を、槍を持った門徒たちが取り囲みました。皆が一斉に突き刺そうとしたその時、戻ってきた長吉が身を挺して庇ってくれます。長吉は一向宗と家康の間で悩みに悩んでいたのです😭。
家臣たちにその名を呼ばれて目を覚ました家康は、真っ先に長吉を心配しました😨。瀬名もまた、仏と家康の間で苦しんでいた長吉の気持ちを思いやります🌹。長吉は家康に自分の裏切りを詫びた上で、他にも近くに裏切り者がいると教えて息を引き取りました。殿!長吉は何と??もはや家康は駆け寄ってきた家臣たちを誰も信じられなくなります😱。
その後半蔵が女大鼠とともに「軍師」の正体を突き止めてきました。それはなんと本多正信その人だったのです!🎉
まとめ
以前から申し上げてまいりましたが、この「家康=殿」がなんとな〜く胡散臭い気がするのは、家臣たちと彼との付き合いがそれほど長いわけじゃない=会ってまだ間もないのに「殿!殿!😍」と崇め奉っているからなのかもしれません。それは皆がこれまでの今川支配にうんざりし、ようやく「本物の殿💕」が来てくれた!との歓喜の現れなのでしょうが、でも実際蓋を開けてみたら、戦を前に大声で喚き、金がないと知るや安直にあるところから奪おうとする🐒、と上に立つ器(包容力)も何もあったもんじゃない👎。それじゃあ反発もあって当然ですが、それでも「忠義者の家臣たち」は何とかしてこの殿を盛り立てて=一人前にしようと頑張っている、のが現状なのかもしれませんね。それは瀬名も同じで。
ちなみに、誤解があるといけないので念の為お断りしておきますると、おばさんは「徳川家康」というキャラクターは好きじゃありませんが、松本潤さんは昔からのファンですのよ、こう見えて😁。
来週はきっと正信がきっついお灸を据えてくれることでしょうし、家康もきっと彼の心を理解してくれると信じて見守りたいです。