どうする家康 ネタバレと感想 第9話「殿」の資格
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大河ドラマ、【どうする家康】の9話は「守るべきもの」です。も〜鳥居の爺さまが良い働きをしてくれましたね👍。以下早速ネタバレです。
殿たるもの・・・
正信が裏切ったと知った家康はすっかり疑心暗鬼となり😨、奥の部屋に閉じこもって出てこようとしませんでした。他の家臣たちも、モチベーションがダダ下がりです😔。いや「色男」はやめてほしい😵。あの数正でさえ「殿があんなんでは(寝返り)も視野に入れねばならぬかも🤔」と思案していました。
そこで最年長家臣の鳥居忠吉は、城内の不穏な空気を察し、皆が止めるのも聞かず、ずかずかと家康の部屋に乗り込んでいきました。道は2つに1つでござる!
その「道」とは、家康が家臣をとことん信じるか、もしくは、信じられぬ者を全て殺すか😈、です。しかも、もし後者を選ぶのであれば、わしを真っ先に殺してほしい
、と言い渡しました。病気で死ぬより楽そうじゃからの😁。
自分の心に巣食っていた「恐れ」と(たぶん)義元の言葉の間で迷っていた家康のその「迷い」がようやく解けました。家康はその義元からもらった鎧を着込み、皆がいるところに現れて、お前たちを信じることにした😤!と豪語します。お前たちはお前たちの信じる道を行くがいい!!
これで皆の迷いも晴れました🎉。もちろん「殿」を信じます💕。
正信の覚悟
一方、一向宗の軍師となった正信には辛い過去がありました。幼い頃一緒に育った幼馴染のお玉は(たぶん)貧しさゆえに遊女として売られたらしいのですが、正信は8年前にそのお玉と再会したのだそうです。口元のホクロでそうと知った正信に、お玉は「違う」と言い張りました。大好きだった「弥八郎様」に、すっかり落ちぶれた今の姿を見せたくなかったのですね。
正信は、弱り果てたお玉を医者に見せようとしますが、お玉は、もはやこの世に未練はない=苦しみばかりだと語り、早く仏の元に行きたいと「南無阿弥陀仏」と書かれたお札に手を合わせ、一心不乱にこれを唱えていたのだそうです。そうして息を引き取ったお玉の顔には安らかな笑みさえ浮かんでいました。正信はそんなお玉の手をとり、自らも、それも何度も「南無阿弥陀仏」と念じたそうです。
正信は、家康が自ら本證寺に乗り込んできたと聞いて、その様子を見に行きました。門徒たちは死ぬことを恐れていないから、殿に勝ち目はござらん😤!!ところが正信は、かつて一緒に悪さをしていたらしいティラノ()、否、大久保忠世に狙い撃ちされてしまいます😱。でも急所は外れたようです。
良心の呵責
また家康のもとには、信長の使いと称して信元がやってきました。信元は「寺との和睦」を勧めます。家康や数正はできぬと断りますが、信元は「嘘」をつけば良いのだと唆します。形だけ和睦をして敵が兵を引いたら攻め込めば良いというのです😈。家康は渋々承知しました。
が、そんなことは、正信も、そして空誓も百も承知です。でも空誓は、目の前で大勢の子どもたちが親兄弟にすがって泣いている姿をこれ以上は見ていられないと嘆きました。わしはこの子達を守りたかっただけじゃ!空誓は、自分が間違っていた、と皆に泣いて謝罪します。
空誓は家康の求めに応じて「和睦」に応じました。でも「紙の誓約書」は信じないと語り、家康に、空誓の目を見て「寺を元通りにする🌹」と約束してほしいと頼みます。家康は、内心困りながらも、仕方なく約束しました。
こうして一揆は収束しました。夏目広次の謀反は、他の家臣たちの嘆願により不問に付されます。今度こそ間違えずに名前を呼ばれた広次は嗚咽が止まりませんでした😭。
また正信は家康に一切言い訳をせず、不敵な眼差しを向けています😠。家康は(正信を助けたい一心で)なぜ言い訳や謝罪をしないのか、と尋ねました。正信はキッパリ答えます。
殿を殺そうとしたことは明白であり、過ちを犯したのは殿だから😤。
正信は滔々と語り出しました。
殿が、お前が民を楽にしてやれたら、誰も仏になどすがらずに済むんじゃ。そのために民はおまえにたらふく米を食わせているんじゃ。おまえはその務めを果たさずして、民の救いの場を奪うとは何事じゃ!このおおたわけがっ!!
家康は、既に心から悔やんでいるのだと打ち明けました。が、そのためにもまずはこの国を建て直さねばならぬ。わしは前へ進む!家康は正信の拘束を解き、三河からの追放を命じました。2度と戻ってきてはならぬ!
正信は居住まいを正して感謝する一方で、最後の勤めを果たします。空誓との約束に頭を痛めていた家康に「寺のあった場所は、元の元は野っ原だった」と教えました。だから野っ原に戻せば良いのでは😏?彼は誰よりも家康の心を理解していたのですね💕。
家康はその後、瀬名に本音をこぼしました。わしが守るべきだったのは民と家臣だったのに、愚かなことをしてしまった😭。瀬名は、過ぎたことは仕方ない、これから実行すれば良いと慰めます。「厭離穢土、欣求浄土」
そのような大それたことが自分にできるのか😨、と家康が頭を抱えると、瀬名は「できる気がする🤗」と答えました。なんとなく。あ〜やっぱり名前は「やすやす」にしとけばよかったね😜。
千代の正体
千代あらため「望月千代」は空誓の情婦なのかと思っていたのですが、どうやら信玄の密偵?(くノ一?🙄)みたいな感じでしたね。思っていたより早く一揆を鎮圧した家康について信玄が千代にその人となりを尋ねたところ、千代は、誰よりも肝が小さいけれど、そのことを自分が自覚している、と答えました。信玄も千代も家康を「面白い👍」と評価します。
〜そういえば、あの「黄金の日日」にもこずえという武田のくノ一(梢)が登場しましたっけね😍〜