甘くない女たち 最終回 ネタバレと感想 鮮やかな逆転劇
韓国ドラマ、【甘くない女たち~付岩洞(プアムドン)の復讐者】も本日が最終回でした。いや~実にスッキリいたしましたね~
。韓ドラで12話は短く感じますが、このぐらい気持ちよくまとめてくれると嬉しいですよね
。でもって時々、続編を放送してくれればいいのにな~と思いまする
。
以下早速ネタバレです。
ジョンヘはついにビョンスとの離婚を、しかも、ゴナグループの家族の前で宣言しました。ジョンユンも、今となってはヘラン建設などお荷物なだけだと援護射撃してくれます
。ジェグクはおそらくは「情」からジョンヘを引き留めようとしましたが、ジョンヘは断り、スギョムも自由にしてやってほしいと頼みました。この10年一度も頼みごとをしたことはない、これが最初で最後の願いだと言って
。
それでジェグクは直接ジョンユンに交渉に行きましたが、ジョンユンは今後も協力してほしいなら、ビョンスを外すよう促します。つまりビョンスは、自分でもそう言ってジョンヘにすがっていましたが、ジョンヘ(ゴナ)がいなければ何もできない役立たずだったということでんな
。
またスギョムは、ハワイに高飛びしようとするスジを引き留めに行きました。以前ジョンヘを誹謗中傷したインタビューは嘘だったと証言してほしいと頼みに行ったのです。せめて1度ぐらいは母親らしいことをしてほしいと言われたスジは、さすがにショックを受けたらしく
、その場は立ち去ったものの、後に謝罪の動画を送ってきてくれました
。
そうした背景のもと、ミスクとジョンヘが満を持してヨンピョとビョンスの不正を告発します。が、先にミスクを泣き落としに掛けようとしてこの話を聞いていたヨンピョは、ミスクが心神耗弱だと発表し、世間からの信頼を失わせようとしました
。自らもそんな妻のために選挙を辞退するなどと同情票集めのパフォーマンス=嘘をつきます
。
が、そこでソヨンが立ち上がりました。ヨンピョのDVは本当だと証言してくれたのです
。
ヨンピョのもとには記者が殺到し、市民からはお馴染みの卵もぶつけられました。この人でなしっ!!
ジョンヘとミスクはともに離婚を決め、夫たちが承諾しようとしないので裁判に持ち込むことにしました。でも、結局ヨンピョとビョンスは選挙法違反で逮捕されてしまったので、相手が犯罪者となったからには、もう少し楽に離婚ができそうな気がしますけどね。
ジョンヘは約束通りジョンユンにゴナの持ち株を譲るとともに、幼い頃の因縁だったケーキも買ってきて渡しました。もはや与えられるばかりのジョンヘではないという象徴でしょうか
。その後はBJを休業し、心機一転、海外旅行に出かけます
。
1年後に戻って来た時も、皆が言う程変わった感じはしなかったですよね。持ちビルのフロアに空きが出たと聞いて即、大好きなサウナを作り「BJサウナ」と命名しました。しかもそこでは、金髪のウィッグを付けて「エルサ
」(アナ雪)と名乗ったジスが働いています
。ジョンヘはハワイで、カジノで全財産をすったジスに出会って、ここに誘ったのだそうです。ジスは生まれて初めて働く喜びを味わい、久しぶりに会った息子に、得意げに小遣いを渡していました
。
その息子のスギョムは、父のビョンスが出所するのを迎えに行き、お豆腐を渡します。も~あんなにひどい扱いをされたのになんて良い息子なのでしょうか。同じ犯罪者の父を持つ?ソヨンともカップルになれたようで何よりでしたね
。
そのソヨンはミスクと仲良く暮らし、ドヒは、ようやく大工のパク・スンウ(キム・サグォン)と付き合い始めたようです。ちょうど1年前に業を煮やしたヒギョンとヒスがスンウを訪ねて背中を押したことがきっかけとなったようです
。
4人はサウナの後あのクラブへ行き、再会の記念写真を撮りました。そこで、暴力的な夫と虐げられている妻が外を歩いていくのを見かけます
。4人はもう黙っていられません
。
これからも弱い人々を助けるために活動していくのだろうと思わせる実に楽しいエンディングでございましたね。本当にいつか続編を作ってくれたらいいのにな
。