パンドラの世界〜産後ケアセンター〜ネタバレと感想 第2話 母性の証明
オム・ジウォンさん主演の韓国ドラマ、【パンドラの世界〜産後ケアセンター〜】の2話を視聴しました。これもまた爆笑ものでございましたね〜😂。属する社会が違うとこんなにも価値観が違うものなのですね💦。以下早速ネタバレです。
授乳室
まず驚いたのは「授乳室」です。皆が一斉に同じ方向を向き、胸をさらけ出している光景など、なかなか見られるものではありません😵。ヒョンジンは、圧倒されながらも、自分も母なのだから、と気を取り直しました。皆がそう見えるように、ヒョンジンもまた、どんな時よりリラックスして「名画に描かれた女性のように🌹」穏やかに見えるはずだと自分に言い聞かせます。母親らしく「自然🌸」にしなくちゃ。
そうは言っても、自分の胸ならいざ知らず、他人の胸、もっというなら乳首を直視することができません。これ、ここに書いても大丈夫かな、と思っちゃうけど書いちゃえ😁。
そこへいかにもベテランのナースが息子のタクプルを連れてきました。しばらく待つよう言われたので、持参したドーナツ型のクッションに座って待っていると、ママたちが話しかけてきます。名前を聞かれたので自分の名を答えるヒョンジンに、ママ達は笑って「子供の名前だ」と指摘しました。続けて「ここに来る前はどこに?」という質問を浴びせてきます。ヒョンジンは、会社で常務をしていた、と答えますが、これも大笑いされてしまいました。病院のことですよ😏。
ここでは「ママの名前や年齢」など気にする人は一人もいません。皆の関心事は、子供の胎名や性別、出産方法やその回数、なのです。皆「〜〜のママ」と呼ばれています。これってでも韓国では、子どもが成長してからも同じですよね💦。
当然、尊敬される対象は「双子を自然分娩して24ヶ月間完母で育てたママ👑」でした。ちなみに完母とは「母乳だけで育てること」を指すそうです。いや〜今のこの時代によくぞここまで振り切って製作されましたね😨〜と逆に感心しちゃいます😓。
そして、そのママこそ、皆から「サランのママ」と呼ばれていた、でもヒョンジンの記憶には「エレベーターでお漏らしした女性」でしかないチョ・ウンジョン(パク・ハソン〜ユン・ボウォン@スリーデイズ~愛と正義~)でした。ヒョンジンは、何度も「お漏らし」のことを仄めかしてアドバンテージを握ろうと試みますが😈、ウンジョンはシラを切り通します。それとも、そんなことは「完母」の前にはどうでもよいことだと割り切っているのでしょうか?🙄
母性の証明その1
お漏らしを自分のせいにされたヒョンジンとしては、ここでお詫びのひとつも言わせたいところなので「尊敬」の対象になどなるはずがありません。が、どんなに頑張ってもタクプルに授乳すらさせられないヒョンジンは、ウンジョンは「上等席ママ」なのに対し、自分は「下等席ママ」だと思い知らされました😱。この違いは「母性」があるかないか、だそうです。
その母性の象徴が授乳(量)だというのには驚きましたね〜これを教えてくれたのはパク・ユンジ(イム・ファヨン〜ユン・ソヨン@トラップ~最も残酷な愛~)というスクスクのママです。母性を証明すれば下等席を脱出できます😁。
パパ達の苦労
その一方で、パパ達も苦労が絶えません。ドユンは「母性を証明」できずに苦悩し&苛立つヒョンジンのために、母乳が出るマッサージを習いました。が、せっかく効果を試そうとするとヒョンジンに怒鳴りつけられてしまいます😭。
何をやってもこの調子で、いったいどうしたものかと迷っていた時に現れたのが「パパの救世主」=ヤン・ジュンソク(イ・ジュニョク〜コ・セヒョク@ストーブリーグ)でした。ジュンソクは、長年の出産&子育ての経験から、苛立つ妻に対し、どんな時にどんなふうに振る舞えば良いか、すべて熟知していたのです👍。その装いも「樹木🌿」のように見える茶色のTシャツを着ていました😂。
ドユンは、名前も知らぬまま、彼を「兄貴」と慕って色んなことを教わります。でもジュニョクは、当然のごとく、妻の退所と共に出ていきました😭。ちなみに彼の社会での地位は「医者」だったそうです。
母性の証明その2
ヒョンジンは、ついに、ウンジョンに助けを求めました。これまでずっと「家にいる母親は遊んでいるのと同じ」という偏見を抱いていたのを潔く捨てて、どうしたら母乳で子供を育てられるのかを尋ねます。実はウンジョンも最初は母乳が出なくてひどく苦労したのだそうです。
ウンジョンは勝ち誇ったようにこう言いました😈。ここにいる母親で辛くない人などいない。みんな毎日泣いている。だから互いに慰め合い、助け合って生きている。泣いてないで勉強して。
ヒョンジンは心から反省しました。母親になることは嬉しいことばかりではない。時に悲しく悲惨で痛々しいものなのだ😨。