韓ドラ|【自白】ネタバレと感想 1~3話 一事不再理
韓ドラ法廷ミステリー、【自白】(Confession)を見始めました。先日から録画はしていたのですが、なにかと野暮用が入って見られなかったのを、今朝一気に見ちゃいましたよ~
。ホントは2話で止めて、3話は本日放送の4話と明日会わせて書こうなどと計算していたのですが、見始めたら面白くてやめられなくなりました
。なるほど~「一事不再理」をこんな風に利用(悪用
)するとはなかなか新鮮ですね~
。
以下早速ネタバレです。
5年前の猟奇殺人
ある雪の夜、ウンソ区の工事現場でヤン・エランという女性の死体が発見されました。エランは衣服を脱がされて顔や手を傷だらけにされてはいたものの、性的暴行は一切受けていません。ただし、赤い口紅やネイルへのこだわりがあるところを見ると、女性に対して何らかの憎悪を抱いているように思えます。捜査線上に浮上した容疑者はハン・ジョング(リュ・ギョンス)という男性~ジョングは警察を嘲笑する電話を掛けてきたために、逆探知で捕まったようですね。
その後、死体が発見された場所から少し離れた場所でエランのバッグが見つかり、そこからジョングの指紋が検出されます。班長のキ・ジュノ(ユ・ジェミョン~ト・チルグ@力の強い女ト・ボンスン)、その後輩のソ・グンピョ(チョン・ヒテ~ イ・デヨン@胸部外科)をはじめとする捜査陣は、これで決まったと色めき立ちました。また、ジョングを伴って現場検証した際、犯行現場のドアをジョングがすんなり開けたことも決め手となります。そのドアは本来引き戸なのですが、最初は誰もが押し引きして戸惑うそうなのです。
ジョングの弁護を引き受けたのは、大手法律事務所の新人チェ・ドヒョン(ジュノ)です。ドヒョンは司法試験に次席合格した秀才ですが、その父親のチェ・ピルス(チェ・グァンイル)はなんと死刑囚だったそうです。ピルスはドヒョンが何度面会に行ってもこれを拒否していたようですね。またドヒョン自身も、どうやら大事故に遭って(たぶん)心臓移植を受けていたようです。
国選弁護人としてジョングのケースを引き受けたドヒョンは、ジョングの職場に事件現場と同じ引き戸のドアがある事実を突き止めました。またジョングはバッグに関して、落ちていたから拾って現金を抜き取ったと証言しています。でも俺は殺していない!警察に無理やり自白させられたんだ!
こうしてジョングは無罪放免となりました。が、どうしても諦めきれなかったチュノは、裁判後に出てきたジョングに、エランを傷つけた瓶について確認しました。現場にはたくさんの瓶があったのに、なぜ「焼酎の瓶」を使ったのか、と聞いたのです。ジョングはにやりと笑って「サイダーの瓶です」と囁きました
。調書には「割れた瓶」としか書かれていなかったそうですし、実際は間違いなく「サイダーの瓶」だったそうです
。つまり、ジョングはやはり犯人だったのです
。
それでもチュノはこれ以上何もできなかったようで、警察も辞めてしまったそうです
。
5年後
独立
ドヒョンは独立して事務所を構えていました。事務員を募集すると、大手でも十分通用しそうに優秀なチン・グムスク(ナム・ギエ~仁元王后@ヘチ)がやってきます。彼女は何か訳アリみたいでしたね
。事務所には、ドヒョンの友人らしい元記者のハ・ユリ(シン・ヒョンビン)も住み着き?ました
。
猟奇殺人再び
5年前の事件と似た手口の事件が起こります。しかも数日前にはジョングが出所(何の罪?)してきたばかりだそうです。グンピョたちは、今度こそジョングを逮捕すると張り切りました。それは検事でドヒョンの同期だというイ・ヒョンジュン(イ・ギヒョク)も同様です。ジョングの部屋からは、被害者=キム・ソニの血が付いたシューズが見つかりました
。
そしてドヒョンもまた、再び、ジョングの弁護を引き受けました。するとジョングは「今度『は』やってない」とこぼします。ジョングはすぐに否定しましたが、不審に思ったドヒョンは、5年前の事件と今回の事件の手口を調べるために、知人の教授を尋ねました。すると教授は、5年前の方が「より強い刺激を求めている」と語り、同じ犯人だとしたら順序が逆だと結論付けます。つまり犯人は別人だということです
。
ドヒョンのもとをチュノが訪ねてきました。チュノもまた、今回の事件はジョングの仕業ではないと豪語します。チュノはその証拠も握っているのだそうです。でも5年前のことを思うと、その時の罪を今回償わせたいような気もすると語りました。もしドヒョンがジョングに5年前の罪を償わせることができたら、チュノはその証拠を渡すと約束します。
でもそこに立ちはだかるのが「一事不再理」の原則です。一旦判決が確定した事件において、二度と審理されないというルールです。その上、ジョングの無実を証明する決め手になりそうだった被害者の元恋人が、おそらくは検察から金をもらって証言を翻しました。
一事不再理
そこでドヒョンはこの「一事不再理」を逆手に利用することにします。この2件の殺人事件は「別人」による犯行だから、もしジョングが今回の罪を免れたいのなら、5年前の殺人を認めるよう勧めたのです。ジョングは5年前の事件で「無罪」が言い渡されているから、もし今回自白をしても、それが罪に問われることはないのです。
ジョングは騙されているのではないかと疑っていましたが、法廷でも判事からこの原則を聞かされると、ついにその気になりました。エランを殺すつもりはなかったが、道で会って嫌な顔をされたので腹を立てて殴ったら死んだと語りだします。死体を傷つけたのは、過去に起きたチャンヒョン洞の殺人事件を真似たと証言しました
。
感想
う~ん、なんでチュノは控訴しなかったのでしょうね~。あくまでも非公式な自供でしかなく、そんなことを言った覚えはないと言われればそれで終わりだったからでしょうか。
今回の事件は違うとしても、女性に恨みを抱いているらしいジョングが5年もの間罪を犯さずにいたとも思えませんから、その線でジョングを追い詰めるつもりでしょうか。その被害者が「介護施設にいるはずの母」なのかな
。も~目の前に危険な殺人犯がいるというのに野放しにしなければいけないなんて、なんとも不条理なルールですよね
。
またジョングの部屋に証拠のシューズが隠されていたのも解せません。誰かがジョングを陥れ得ようとしたとしか思えませんよね。チュノでしょうか
。
あ~ようやく追いつきました。まだまだ謎もありそうですので続きもとっても楽しみです
。