韓ドラ【自白】ネタバレと感想 21&22話 いよいよ大詰め
韓ドラミステリー、【自白】(Confession)の21話「検査報告書」と22話「10年越しの小包」を視聴しました。いよいよ明日の最終回を前に大詰めとなってまいりましたね
。以下早速ネタバレです
。
ヤン・インボムの良心
ドヒョンがもう少しでマーク・チェに刺されそうだったところを、このインボムが救ってくれました。ドヒョンの母の納骨堂にはソンフも眠っていたのだそうです。出世に興味がないため決して忖度しないソンフを、インボムは弟のように可愛がり、お前は俺が守ってやると約束していたのだそうです
。
その約束は守れませんでしたが、インボムはようやくここに来て真相を明らかにする決意をします。10年前、インボムは警察から上がってきた「硝煙反応」の報告書を見て、それこそピルスが無罪の証だと主張したのに、当時上司だったチャンニュルがこの報告書を破棄したのだそうです。つまり、チャンニュルは権力におもねっていたけれど、インボムは上司に逆らえなかっただけなのですね
。
インボムはクムスク宛に、ソンフが集めていた音声データの入ったハードディスクを送りました。ソンフはファイエに盗聴器を仕掛けておいたのだそうです。
その音声データにより、オ・テクチンとパク・シガン、そしてチュ・ミョングンが、武器の購入による巨額の利権を得ていたことが明らかになりました。取引相手はジェニーのいたドイツのエムビデ社です。単細胞なシガンは既に大統領にも売り込んだにもかかわらず、取引が進まないことに苛立っていました。テクチンは少々「問題」があるのだと答えたところで終わりです。
これらの会話は「盗聴」によるものなので、裁判での証拠には使えません。インボムはそれを承知の上で、記者のユリならば世論を動かせると踏んで送ってきたようです。その後インボムは潔く辞職したそうです。
ドヒョンの切り札
検査報告書
インボムから、何者かがドヒョンを付けていたと聞いたドヒョンは「検査報告書」が狙われるとの前提で、クムスクやユリとともにすぐに「ダミー」を作成したそうです。案の定、ミョングンが手を回した機務司が「機密書類を奪い返し」にやってきました
。やつらが持ち去ったのは、ドヒョンが無造作に引き出しにしまっておいたダミーだったそうです
。
本物はドヒョンが法廷で使うのと同時に、ユリがネットに流す準備をしていました。
ジョングの証言
なんとジョングが意識を取り戻しました。しかも法廷で証言してくれます。検察側は、ジョングの精神状態が不安定だと反論しましたが、ナ判事が押し切ってくれました
。ナ判事も「一事不再理」でジョングを無罪にしてしまったことは到底忘れられないはずです。そのジョングが「真実」を明かすことは彼の罪滅ぼしにもなるはずです
。
ジョングは、10年前のあの日、チャ・スンフ中領の運転兵としてファイエの前で待っていたと証言しました。そしてそこにシガンが手を血だらけにして出てきたそうです。こうしてテクチンの「偽証」が崩されました。
動かぬ証拠
ドヒョンはその後、当時の資料を調べていて、もしかしたら、ソンフはその後も盗聴を続けていたのではないかと思い当たりました。それでチュノとともにファイエを調べたところ、あの録音器が見つかります。あ~あれはソンフが置いておいたものだったのですね
。
そんなこととは知らないシガンとミョングンが証人として出廷します。ドヒョンは満を持してこの内容を聞かせました
。そこには、あの日、チャ・スンフがやってきてヘリの欠陥を指摘したところから、シガンが彼を撃ち、その銃声の驚いてピルスとソニが入室したところ、その二人およびシガンとジェニーが出て行った後、ミョングンが止めを刺した様子が納められています
。しかもミョングンはテクチンに、我々は一蓮托生だからと既に息絶えているスンフを撃つよう命じたのだそうです。そう、スンフを殺害したのはシガンとミョングンだったのです
。
ほか
ジェニーが殺された理由
10年前の真相が明るみに出てはエムビデ社も困るという理由からのようでしたね。おそらくはそうミョングンが脅したのでしょうが。
テクチンは自殺
エムビデ社のヘリの購入が決まったことでユグァン実業に不渡りが出そうになったことを受け、他の不正にも手を染めていたらしいテクチンは覚悟を決めて飛び降り自殺をしたそうです。これは本当に自殺みたいです。
感想
何かにつけて検事が証人たち(=実は真犯人)を庇うのを見たナ判事のため息が聞こえてくるようでしたよね。明日の最終回では、ドヒョンももちろんだけれど、このナ判事がガツンとやってくれそうで楽しみですね
。