ヘチ~王座への道 ネタバレと感想 第16話 密豊君の目的
チョン・イルさん主演の【ヘチ~王座への道】の16話を視聴しました。まだまだ密豊君は諦めていなかったようです。以下早速ネタバレです
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密豊君が前回逃げなかったのは、内医院に行って景宗の煎じ薬に「毒」を仕込むためだったようです。兵士を殺して血だらけの格好で忍び込んだため、その柱に血が付着していたようです。どうやら医女の中に協力者(もしくは目撃者)がいたようですね
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それが明らかになったのは、クムがジノンから、密豊君は逃げるチャンスがあったのに逃げなかったと聞かされた時です。
密豊君はいったい何をしていたのか~クムが推理していた時に、チャドンが血痕について報告しました。
それと時を同じくして、景宗が倒れてしまいます。王妃は煎じ薬を飲ませようとしていましたが、クムは飲ませてはならぬ!と駆けつけました
。王妃はユニョンと仲が良かったので、実際に毒を混入させたのは(騙された)王妃なのかもしれません
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密豊君は既に流刑にされて、現地で賜死を待っているところなので、すぐには調べようがありませんが、ユニョンは、せっかくタルムンが匿ってくれたのを逃げ出していたようです。せっかくのタルムンの気持ちがまた踏みにじられるのかと思うとなんとも気の毒でなりません。
この密豊君とともに捕らえられた多くは、今回の謀反には参加しなかったものの、かつて逆心を抱いたという理由で処罰されました。クムを世弟に推薦した老論派のキム・チャジュンとイ・イギョムです。
その二人を前にミン・ジノンは、家族の面倒を見ると約束しました。そのシーンで引用された「花無十日紅、権不十年」(花に十日の紅なし、権は十年久からず)はけだし名言ですね。連日の騒ぎを見るにつけ、人は長く権力を持ち続けると自分の愚かさに気づけなくなるのだと痛感します
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またクムは景宗から「摂政」に任じられました。状況を見る限りでは代理聴政のようでしたね。景宗は大妃に頼んでクムを説得してもらいます。景宗は兄弟で国事を論じたいと語ったそうです
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クムもまたその気持ちをありがたく受け取りました。少論派のグァンジャやヒョンミョンからも、クムは常に「大義のための選択」をしてきたと認められて、自信も付いてきたようです
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クムは摂政として真っ先に司憲府の改革に着手しました。以前吏曹正郞に任命したユン・ヒョクから進言があったのだそうです。クムは老論派の反対を押し切って、グァンジャをその長官に抜擢しました
。グァンジャは早速、無意味なしきたりを廃止し、改革に乗り出す構えです
。そこへヒョクも戻ってきたため、ムンスは大喜びでした
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そのムンスが捕まえたビョンジュは、ムンスは運がイイだけだとこぼしました。自分もまた能力通りに評価されていたら、ここまで堕落しなかったというのですが、ムンスは逆境に置かれても踏みとどまって頑張ったからこそ「運」も引き寄せることができたのですよね
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楽しんで見てきたヘチも、気づけば残りは8話だそうです。予告では女官姿のヨジも見受けられましたが?
今後はまたぞろ誤解の嵐に襲われるのかと思うとちと気が重いですが、そこはムンスやヨジ、タルムンやチョホンたちという心強い理解者がいてくれるから大丈夫だと信じて、なんとか最後まで乗り切りたいです
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