ヘチ~王座への道 ネタバレと感想 第3話 取引
チョン・イルさん主演の【ヘチ~王座への道】の3話を視聴しました。
あ~せっかく延礽君が我が身を犠牲にしても「正義」を守ろうとしたのに!
以下ネタバレのあらすじです。
延礽君が颯爽と齊坐に姿を現しました。密豊君の手引きで替え玉受験をした証人は私だ!
すると、つい先ほどまで証人を出せと騒いでいた輩が、今度はその証人を信用できぬと言い出しました。
延礽君は、自分の他にもう一人証人がいると反論します。延礽君は密かにヨジに命じ、替え玉受験を斡旋しているケドル(ト・ギソク~ミンス@人生画報)を捕まえさせたのです。
ジョンソクは、信じていたビョンジュの裏切りを知り、袂を分かちました。部下たちもビョンジュを「裏切り者!」となじります
。
それでも朝廷では、老論派が事実を捻じ曲げようと躍起になっていました。これは延齢君の兄である延礽君の陰謀だというのです。
粛宗は呆れてその真意を問いました。延礽君がなぜ自らを追い込んでまで密豊君を陥れようとするのか?
ミン・ジノンは待ってましたとばかりにこう答えました。たかが替え玉受験ぐらいでは罪を許されるからでしょう。
そこへ延礽君が現れます。なんと延礽君は自らをタムナ(済州島)へ流罪にしてほしいと申し出ました
。故意ではなかったにせよ、結果的には密豊君の悪事に参加したからだというのです。
これまで王族や高官は罪を犯しても罰せられることがなかった。それゆえ密豊君は罪なき民まで殺めたのだ!
さすがのジノンも黙るしかありません。こうして密豊君はついに連行されました。
が、ここで思いもよらぬ展開が待ち受けています。ジノンあらため老論派はここで密豊君を斬り捨てて、延齢君に乗り換えることにしたのだそうです。
ただし条件がある。
ジノンは延礽君を呼び出してそう語りました。その条件とは延礽君が齊坐での証言をすべて翻すこと。
老論派に逆らった者は絶対に許されないという恐怖を植え付けたいのだそうですよ。
ジョンソクを始め、監察の仲間たちやムンスからの信頼を受けてようやく、孤独だった延礽君にも「仲間」ができたばかりだったというのに、ジノンはその仲間を裏切れと言っているのです。
皆で、ジョンソクの妻が作った水炊きを肴に酒を飲みながら、出世すごろくをしたのはとっても楽しかったですのにね~。
ジョンソクは老論派の名家の出であるにもかかわらず、己の信念に従って行動していたそうで、それを不思議がる延礽君に、あなたも同じだろうと語ったシーンも良かったです。不正を見て見ぬふりをするより、立ち向かった方が楽だったのでしょう?
ああそれなのに。
自分に力がないばかりに大切な人たちを苦しめることが、延礽君にとってどんなに辛いことかと思うとなんとも切ない展開です。
また庶民の味方のはずのタルムンもジノンの手下になったようです。それも、手っ取り早く庶民のためになると信じたからなのですよね。
それでもいつかきっと報われると固く信じて見続けたいですね。


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