ヘチ~王座への道 ネタバレと感想 第6話 罠
チョン・イルさん主演の【ヘチ~王座への道】の6話はまた面白かったですね~。延礽君の仕掛けた罠に悪人どもが次々と掛かっていく様子が実に痛快でした
。
延礽君は、密かに科挙に関する情報を集めさせていました。それはムンスを合格させるためもあったでしょうが、本当の目的は、科挙で不正を働いている重臣たちを告発するためです。科挙に使う紙を集めていたのは、役人が紙商人から賄賂を受け取っているということでしょうか。
延礽君は集めた情報をとある本屋を通じて(匿名で)司憲府のユン・ヒョクに流していました。ヒョクが科挙を取り締まっていたのも、延礽君が陰で糸を引いていたのです
。
その科挙では、ムンスが今年こそは手ごたえがあった、主席合格に違いない、と息巻いていました。が、今年もまた不合格だったそうです
。
ムンスは、合格者の答案を見せろと役所に談判に行きました。役人たちは、落ちた者は皆そう言うと相手にせぬばかりか、座り込んでいるムンスを追い出そうとします
。
そこへヒョクがやってきて、「場所取り」を拒否していたムンスの主張は真実に違いないと信じてくれました。が、いかんせん、力のない下っ端役人故はヘチになれぬと謝罪します
。
でもムンスは、そんなヒョクの姿に亡きジョンソクの姿を重ねました。ムンスは、自分が命がけで科挙の不正を訴えれば、それをきっかけに罪を追及してくれるか?と問いかけます
。
なんとムンスは王様に直訴しようと考えていたのです。下手をすれば死罪になるのも覚悟の上です。
またヨジの「料理」を高く評価させたのも、やはり、延礽君の仕業でした。が、ヨジはムンスの科挙の事からこれに気づき、延礽君の家で働いているハ・チョホン(パク・ジヨン)を問い詰めて、延礽君が命がけで何かをしようとしていると聞き出します。
その何かとは、延礽君が密豊君を利用して老論派~ミン・ジノンを揺さぶることでした。ジノンは、復讐に燃える密豊君を断罪して、他の王子=安渓君を王に擁立しようと企んでいましたが、そこをすかさず延礽君が妨害します
。宗親府で安渓君の不正を暴き出したのです。
また老論派が、少論派の右議政を罷免するために「囚人を脱走」させたのを逆手に取り、その際ビョンジュの命令で脱走の音頭を取った囚人を捕まえました。彼をビョンジュに引き渡すと見せかけて、わざと、密豊君の手に渡るよう仕組みます。密豊君は延礽君を襲って老論派の弱みをつかんだつもりでしょうが、それもすべては延礽君が仕掛けた罠だったのです。
案の定、密豊君は囚人を盾にミン・ジノンを脅してきました。延礽君はこれで老論派の分裂を狙い、延礽君をを王に推薦するしかなくなるよう仕向けるつもりなのです
。
ジノンはタルムンに延礽君の動きを調べるよう命じましたが、調べれば調べるほどタルムンは延礽君に惹かれていくのですよね~きっと。
一方のムンスは、景宗の関心を引くことに成功しました。ムンスの直訴に遭遇した景宗が、直々に話を聞くと約束してくれます。景宗は身体は弱いかもしれないけれど、頭と心根は悪くなさそうですね。
また仁元大妃(ナム・ギエ~キル・スソン@W-君と僕の世界)は、宣懿王妃が密豊君を養子にするという話を聞いて猛反対していました。王様はなかなか賢いけど、奥様は今一つのようですね
。
「ヘチ~王座への道」は続きもとっても楽しみですね。
韓国ドラマガイド ヘチ 王座への道 前後編 (講談社 MOOK)
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