韓国ドラマ【ストーブリーグ】見始めました 1&2話 ネタバレと感想
ナムグン・ミンさん主演の韓国ドラマ、【ストーブリーグ】を見始めました。予想通り、ラグビーと野球の違いこそあれ、内容は池井戸潤氏原作・大泉洋さん主演の「ノーサイド・ゲーム」によく似ていましたね~。でもおばさんはこの手のドラマは大好物なので、韓ドラでも楽しめるのはめちゃ嬉しいです
。
以下早速ネタバレです。
ストーブリーグとは
ストーブリーグとは、プロ野球が本来オフシーズンになる=ストーブの必要な季節になると、今度は契約更新や移籍の話が盛んになることから名づけられたネーミングだそうです。正式には"Hot stove league"というらしい。
優勝請負人
そのストーブリーグを、プロ野球界で万年最下位の「ドリームズ」が賑わしました。その立役者が主人公のペク・スンス(ナムグン・ミン~クォン・ジェヒ@匂いを見る少女)です。スンスは、責任を取って辞任したドリームズのGM=ソ・ギウン(ソン・グィヒョン~チェ・イノ@SKYキャッスル)の後任として選ばれました。彼は野球そのものは素人ですが、これまでにも相撲やハンドボールなどでは「優勝請負人」として名高いそうです
。
野球の素人と聞いたドリームズ社長のコ・ガンソン(ソン・ジョンハク~支店長@知ってるワイフ)や運営チーム長のイ・セヨン(パク・ウンビン~チョン・ヨウル@私だけに見える探偵)らを始めとするスタッフたちは不安げでしたが、そこはドリームズの親会社、ジェソングループ常務=クォン・ギョンミン(オ・ジョンセ~パク・サンテ@弁護士の資格)の一声で決まりました。球団のオーナーはこのギョンミンのおじらしい。
スンスがGMに就任すると、早速、イム・ドンギュ(チョ・ハンソン~ユ・セヒョン@これが人生!ケ・セラ・セラ)という選手が近づいてきました。ドンギュはドリームズの4番バッターで、ゴールデングラブ賞も何度も受賞しているそうです。ドンギュはスンスに「今年の放出=トレード」についてアドバイスをしました。自分は誰よりも選手のことを熟知していると自慢します。
驚きのトレード宣言
ところがスンスは、そのドンギュをトレードに出すと言い出しました。スカウトチーム長のコ・セヒョク(イ・ジュニョク~ヨンゲ@逆賊)はすぐにドンギュに情報をリークします
。その時ドンギュはMVPの授賞式に出席していました。ドンギュはそこで、これ見よがしに「ドリームズの永久欠番」を目指すと語り、戻ってくるや否や、スンスの車のガラスを叩き割って、中にそのトロフィーと賞金を投げ入れておきます
。
それからずっとドンギュの嫌がらせは続きました。でもスンスは大ごとにはしたくなかったらしく、ドンギュの手下に暴行されて病院に運ばれても、車を前後に停められてバットで脅されそうになっても、警察には通報せず、かつて優勝に導いた相撲とりのチョン・フンマン(イ・ギュホ~ク・ファンウ@浪漫ドクターキム・サブ)に助けを求めました
。
スンスの決意が固いと知ったドンギュは、トレードの話をマスコミに流します。何でも、ドリームズのファンの7割はドンギュのファンだそうで、それからはひっきりなしにクレームの電話が鳴り続けました
。セヨンを始めとする運営チームは皆でスンスに抗議に行きます
。スンスはようやくドンギュを放出する理由を説明しました
。
実はお荷物
スンスが分析したところによると、ドンギュは打率は良くても勝ち点を挙げられないそうです。つまりはプレッシャーに弱いということですね。そして夏に弱いドンギュが打てるようになるのは、真夏が過ぎて涼しくなった頃で、その頃は既に順位は確定している時期なのだそうです。要するに、万年最下位のドリームズにとっては大した戦力にはなっていなかったということですね
。
それどころか、このドンギュのせいで迷惑を被っているチームメイトもいました。それはピッチャー陣です。ドンギュは、味方のピッチャーが打たれると猛烈に非難するそうで、かつてドリームズのエースピッチャーで、今や韓国一の投手との呼び声高いカン・ドゥギ(キム・ヨング~ホン@師任堂)は、このドンギュのせいで追い出されたのだそう。
起死回生の策
これを知ったスンスは、このトゥギが所属するバイキングスのGM=キム・ジョンム(イ・デヨン~チャン社長@ピョン・ヒョクの恋)に会いに行き、ドンギュとトゥギのトレードを提案しました。バイキングスはあともう少しのところで優勝できずにいたため、秋からでも打てるバッターが欲しいのです
。スンスはこれに加えてキム・グァンシク(ユ・インヒョク)というピッチャーも獲得しました。その代わりに注目の高校球児の指名権を譲ったそうです
。
さすがに図々しいドンギュも、国家を代表するトゥギとのトレードだと聞くともはやグーの音も出ませんでした。
これらの問題点は既に辞意を表明していた監督のユン・ソンボク(イ・オル)も気づいていたようで、スンスは彼を呼び戻して3年契約を結んだそうです。新しい監督を雇う余裕はないようですね。いや、来るでしょ、サイモン(@ノーサイドゲーム=大谷亮平)が。ジョークです
。
エピローグ
ドリームズをこよなく愛しているセヨンは、今年こそはビリから脱却できるかもしれないと喜びますが、最後にオチが付いてきます
。これまでスンスが優勝させたチームはすべて「廃部」になってしまったそうで、ギョンミンの狙いはそこにあったようなのです
。採算の取れないドリームズを廃部にすることざんすね
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感想
いや~見れば見るほどノーサイド・ゲームみたいなんですが、大泉洋さんと違って(←ちなみにファンです
)ナムグン・ミンさんは常にクールなのが素敵でやんすね
。恐妻家でもなさそうですし
。
これは毎日楽しめそうで超嬉しいです。続きを見るのが待ち遠しいです
。
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