華政(ファジョン) あらすじと感想 第31話 王様を守れ!
ほぼ5年ぶりに【華政(ファジョン)】を再視聴しています。前回の視聴では個人的な理由から30話までしかあらすじを書くことができませんでしたので、今回はその続きからまとめさせていただこうと存じまする。ただね~ここからは光海君大好きなおばさん的には辛い視聴になりそうで、それだけがちと気が重いのですけれど
、逆に、憎たらしい仁祖をこてんぱんにやっつける
、というのもいいかもしれません
。
以下早速ネタバレです。
王命
ついに出兵の時がやってきました。火器都監では、オクチュとウンソルが職人たちとの別れを惜しみます。貞明は、必ず戻ってくるとウンソルを慰めました。
また光海君は兵士たちに「必ず生きて帰ってこい」と命じます。パンデシ!
火器都監の火薬で武装した鳥銃部隊を持つことが私の夢だった。他国に頼らず朝鮮を守れる力、誰にも脅かされることの無い力が欲しいと思った。それなのに、国を守るために尽力してきた皆を、朝鮮ではなく、遠き他国へ送ろうとしていることを許してほしい!最後まで皆を守れなかった私を許してくれ!!そして決して忘れるな。その尊い血を他国で流してはならぬ。皆の務めは必ず生きて戻り、この朝鮮の地を守ることなのだ!
光海君は、都元帥のカン・ホンニプ(チョン・ヘギュン)にも更なる王命=密命を伝えていました。兵士たちを死なせぬため、朝鮮軍が全滅の危機に追い込まれたら迷わず撤退するよう命じたのです。
観形向背~忘れるな。そなたの任務は朝鮮軍を一人たりとも死なせずに帰国させることだ!
が、それはとりもなおさず、光海君の窮地に直結します。明を裏切って帰国すれば、謀反が起きても不思議はありません
。
明の思惑
光海君の推理は的中しました。明は朝鮮軍を捨て駒に使うつもりだったのです。戦地に着いた翌日には前線に送られると聞いたイヌは、すぐに貞明を逃がそうとしました。でも貞明は、逃げるなら皆でだ、と拒絶します。しかも逃げることは光海君を追い込むことでもあるのです。
ホンニプから光海君の真意を聞かされたジュウォンは、撤退に猛反対しました。貞明もこれに同意し、逃げずに生き残る道を模索します。鳥銃部隊の実力なら、援護さえしてもらえれば、十分後金と戦えるようなのですが?
綾陽君、捨て身の作戦
自分に矢文を送ったのはカン・ジュソンだと知った綾陽君は、早速ジュソン宅に押しかけて、自分を王にしてほしいと土下座しました。王にしてくれれば何でもする!と懇願しますが、あのユン氏ですら、その人品の卑しさを危惧します。到底王の器ではないわ。
チョ・ヨジョン
ノ尚宮(ソン・ビョンスク~イ・グムジャ@トップスター・ユベク)がケシにチョ・ヨジョン(キム・ミンソ~ホ・ユンギョン@魔女の法廷)を引き合わせました。この時は、たぶん、宮廷から追い出された自分に代わって光海君をサポートする女官を探していたのでしょうが、とんだ毒蛇を捕まえさせられましたね。あ~やっぱり相当イライラさせられそうで気が重いです
。
感想
これは前回分に入っていたのですが、ケチなイ・ヨンブらが金を出し合って、貞明に革で作った丈夫な鎧を贈ったシーンがまたたまらんかったね。貞明が仲間を見捨てられない気持ちがヒシヒシと伝わってきました。それは光海君も同じなのです。彼のため、そして国のためにこれまで献身的に尽くしてきてくれた火器都監の面々を死地に追いやるなど、どんなに辛かったことでしょう
。朝鮮で雨が降って来た時も、戦地にいる彼らは雨を避けられているのかと、心配していました。あ~おばさんに歴史を変える力があったらね
~とバカなことは百も承知で思わずにいられません
。
これまでに視聴した韓国ドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~韓国ドラマ編
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