華政(ファジョン) あらすじと感想 第48〜50話 イ・グァルの乱から丁卯胡乱
韓国ドラマ、【華政】の48話から50話までを視聴しました。もうこの辺は全くといいほど覚えていません。やはりですね、「花たちの戦い」の印象の方が強かったようです。でもおかげでまっさらな気持ちで視聴できました😁。以下簡単なネタバレです
。
イ・グァルの乱
貞明は、グァルに屈したのではなく戦う道を選んでいました👍。ジュウォンがグァル率いる反乱軍に奇襲をかけることにしたのです。またグァルは自らが王になるのではなく、宣祖の息子の興安君を擁立しようとしたようですね。その一方でチャン・マノとイヌ率いる官軍が、王命により、反乱を制圧にやってきました。でもジュウォンは、反乱軍の兵たちは元は国境を守る精鋭たちだからと、その進軍を阻止しようとします。イヌも後に続きました。チャン・マノを拘束し、イヌが指揮権を握ります
。
ジュウォンは鳥銃部隊を、イヌは官軍を指揮して戦った結果、ついに王宮を奪還しました。死んでもこれに抵抗すると息巻いたイ・グァルは、味方の手によって殺されてしまいます😜。
恥知らずな帰還
この知らせを受けた仁祖と重臣たちが王宮に戻ってきました🐒。さすがの仁祖も気まずそうでしたが、ジャジョムは敢えてこれまでの主張を繰り返すことで、己れの正当性を主張しようとします👎。このような反乱が起きたのは都の守備が手薄だったから、国境よりも都の守備を強化すべきだと訴えたのです。貞明は、王宮を占拠された時ですら、国境のことを心配していましたのに😠。
単純な仁祖は「王権の強化」こそが名君になる道だと思い込みます💦。この男は何でもまず「形」から入ろうとするのですよね。本来は良い王になる努力をしてこそ名君になれるのに、まずは「名君」にならなければならぬ、名君になれば良政が敷けるとはまさに本末転倒で、いったいどんなオツムの構造をしているのでしょうか😔。
新たな決意
貞明はこの浅はかな仁祖にすっかり失望しました。所詮、権力を民のために使おうとする為政者などおらぬと思い知ります。それで貞明は、民が権力を握れる国を作ろうと心に誓いました
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丁卯胡乱
手薄になった国境を後金が意気揚々と超えてきました。彼らは漢陽を占領し、仁祖は江華島にまた逃亡したはずですが、その様子は一切割愛されたようです。カットされたのか、元々なかったのかは不明です。ホンタイジは朝鮮に和議を申し入れ、兄弟国としての盟約を結びました。人質として王族のイ・グを送ったそうですが、それ以外にも、一般の多くの民が捕虜となりました。その中にはボンスの妻もいたそうです😭。
襲撃事件
貞明とジュウォンの間に3人目の息子が産まれたその日、昭顕世子(ペク・ソンヒョン〜桃源君@インス大妃)とカン氏(キム・ヒジョン〜ナム・ユミン@ひと夏の奇跡)の間にも、待望の玄孫が産まれました。出産を終えてしばらくすると、貞明が祝いにやってきます。でも真の目的は、昭顕世子と打ち合わせをするためでした。なんと貞明は、王族でありながら自国の民を守れないことに怒りを覚え、昭顕世子の協力を得て、後金から脱走してきた捕虜を送り返そうとする一行を襲っては、捕虜を逃がしていたのだそうです。実際に襲うリーダーはジャギョンです👍。
ある時、その捕虜の中にボンスの妻が含まれていました。ボンスはその時たまたま襲撃に加わっていたため、妻を見つけて安堵します。ボンスの息子はすでに戦で亡くなっていたそうで、襲われたら死ぬつもりだったと語る妻を、もし襲われたとしても構わない、無事でいてくれて良かった、と喜びました😿。
一方で後金からその責任を問われた朝廷では、襲撃団の正体を暴こうと躍起になります。しかも後金は、今後「清」と国号を改めると宣言し、朝鮮を臣下として扱うと言ってよこします😈。命令に背けば再度攻め込むと脅されますが、逃げるしか能のない仁祖に一体何ができると言うのか。
また昭顕世子の弟・鳳林大君(イ・テリ〜ソン・マンボ@屋根部屋のプリンス)は兄と父の確執をひどく憂え、仁祖との対立を明確に打ち出している貞明には兄と距離を置いてほしいと進言しました。親子の対立は悲劇しか生まないと言われた貞明の心中は複雑です💦。
ほか
貞明とカン氏がそれぞれ出産を迎えた際、最初は(それを知らずに)余裕をかまし、どうせ男は何もできないなどと世子を叱っていたジュウォンが、貞明の出産が予定より早く始まったと聞くといきなり動揺し始めたのには大笑いでした😁。一方でイヌは政略結婚した妻に先立たれたそうで、可愛い息子を3人も授かったジュウォンを羨ましく思いながらも、もう結婚は懲り懲りなのだそうです😿。
感想
あ〜そうそう、仁祖はこの昭顕世子に対しても大いに罪深かったんでしたっけ😡。やはり、気の毒だと思ったのは一瞬の気の迷いでござったね😎。
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