華政(ファジョン) あらすじと感想 第56〜58話 昭顕世子無念
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韓国ドラマ、【華政】は56話から58話まで視聴しました。あ〜ついにこの時が来てしまいましたね😿。以下早速ネタバレです。
疑心・冤罪、そして暗殺
意識を取り戻した仁祖は、昭顕世子が清と内通していると吹き込まれて激怒しました💢。東宮殿からはその「証拠」が出てきます。それもすべては仁祖の思い込みで、世子は、まさに清の政治がそうだったように、あくまでも外国の技術や知恵を取り入れて富国強兵を図ろうとしただけなのですが、猜疑心が強い仁祖は世子の「謀反」を確信し、もう2度と会わぬと言い捨てて世子を幽閉したのです😔。
雨の中、泣きながら己の誠を訴える世子が何とも哀れでございましたね😿。世子はこれですっかり体調を崩してしまいます。これを知ったヨジョンは早速、ヒョンイクを送り込んできました。世子の治療と称し、鍼で殺すつもりなのです
。これを聞きつけた貞明はすぐに仁祖に掛け合いに行きました。世子を殺すおつもりか!😡
さすがの仁祖もこれには驚いて東宮殿にやってきますが、時すでに遅し😭。イヌとともに東宮殿を守っていた兵士たちと戦ってなんとか中に入ったジュウォンは、世子の亡骸を抱いて慟哭していました。この国に残された最後の希望が失われたのです
。
仁祖はヨジョンに、お前が世子を殺したのかと詰め寄りましたが、ヨジョンはまったく動じず、逆に仁祖を脅してきます👊。ヒョンイクを遣わすよう命じたのは仁祖だから、暗殺を命じたのは仁祖だと嘯きました😨。我々は一蓮托生なのですよ。子殺しを疑われたくない仁祖は黙るしかありませんでした💦。
仁祖の気持ちを見抜いた貞明は、王妃に助けを求めます。王妃は尚膳と組んで仁祖に「温泉での療養」を勧めました。行き先に貞明が待っていて仁祖を説得する計画ですが、王の不在を絶好の好機と見たジャジョムもまた崇善君を世子にしようと承政院を動かそうとします。でも都承旨のシベクはこれをキッパリ断りました👍。王命を受けていない命令書など出せぬ!
その隙に貞明は仁祖を説得し、王宮に連れ帰りました。仁祖はついに反旗を翻し、鳳林大君を世子にすると宣言します。ジャジョムとキム・リュは、崇善君を世子にすると言ったじゃないかと反論しますが、仁祖はそう言われたが、承知した覚えはないととぼけました😁。
世子の遺言
昭顕世子は亡くなる前、もし自分に万が一のことがあった際は、鳳林大君を世子に推してほしいと言い残したそうです。自分には息子=元孫がいるけれど、まだまだ幼い、鳳林大君こそ世子に相応しい。鳳林大君は清にいた際も、一貫して朝鮮の民のために働いたそうです。それで貞明は、鳳林大君で大丈夫かと言う夫と、荷が重いと迷う鳳林大君の双方を説得しました。これは全て昭顕世子の意向なのだと言って👍。
感想
ヨジョンに脅された時も、王なのだから、わしゃ知らん、と言っちまえば良かったのにね〜😔。側室如きが何を言おうがそこは王の権限で潰せばよかったのに、気の弱い仁祖はそれすらもできんのか😓。特にヨジョンなんてちいとも貫禄がないのにね😜。
またせっかく尻尾を捕まえたと思ったジュソンも、世子の死でどさくさに紛れて釈放されてしまいましたが、これでもう逃げられませんよね。ジャジョムとヨジョンもようやく年貢の納め時〜首を洗って待ってろよ。
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