智異山　最終回　ネタバレと感想（20〜22話）山はそこにあるだけ

こん

2023/03/09

韓国ドラマ、【智異山～君へのシグナル～】も昨日の22話が最終回でした。途中のミステリアスな展開も良かったけれど、最終回がまた本当に素敵で感動しましたね〜😍。途中う〜んと切なかっただけに、最後は心から救われた気がしてホッとしました。以下、20話と21話も合わせた最終回のネタバレです。

真犯人

最後の最後まで（霊のヒョンジョまで騙して😓）犯人はウンスンだと思わせたかったようですが、そのウンスンが殺されたことで、ようやく犯人はソルだと判明しました。ウンスンの遺体を見つけたのはヒョンジョ👻です。

また、同じくウンスンを疑っていたイガンも、ウンスンの職場に押し入って証拠を探したところ、どうやらウンスンの父＝ソングクが、セウクの父親＝イ・ピルスクを轢き逃げした犯人だったらしいという資料を見つけました。結局犯人は捕まらなかったそうですが、これでイガンは、犯人はウンスンではなく、残ったもうひとりのコムンダリゴル出身者のソルだと当たりをつけたらしい。ウンスンはこれで脅されたに違いないと思ったのですね〜きっと。

ソルはしらを切ろうとしますが、イガンは「コムンダリゴルで起きた事件」を説明しながら、彼を少しずつ追い詰めていきます。

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事件の真相

コムンダリゴルの秘密

1991年、ケーブルカー推進事業の話が持ち上がったコムンダリゴルでは、住民の意見が真っ二つに分かれていました👿。実際１世帯でも反対したらこの事業を進めることができないそうです。ソルの父親で村長をしていたキム・ジェギョンは反対派で、最初は他の村人たちも彼に従っていたように見えましたが、内心は逆で、彼らは「立退料」が目当てだったのだそうです。賛成派の中心人物は後にジャガイモ爆弾で亡くなったチュ・イルマンです😠。

イルマンたちが立退に賛成したのは、野生動物保護法が変わって国立公園内の取り締まりが厳しくなったからです。これまで智異山の動植物を捕獲採取して生計を立てていた彼らはその手段を奪われつつあった。それなら多額の立退料をもらって麓に移住した方が良いと考えていたらしい。

その一方で国は「養蜂業」には力を入れていました。村長のジェギョンとセウクの父のピルスクは養蜂業を生業としていたため、助成金が出ていたらしい😲。

住民たちはなんとかしてこの二人を説得しようと、まずはホ・ジノク（キム・ジョンヨン〜チェ・ヨンヒ＠ナインルーム）が井戸に獣の死体を投げ込みました😨。YouTuberに助けを求めたあの女性です。ちなみに彼女はその後癌で亡くなっています。またソルの母のソンスクも、彼らに突き飛ばされて亡くなりました😭。倒れた直後はまだ息があり、すぐに助けを求めていれば死なずに済んだのです。実際ソンスクはどうやら警察に通報しに行こうとした途中で息絶えたようでした。

またソングクはピルスクを轢き逃げした直後、ケーブルカー事業の同意書にサインをしたそうです。

最後はジェギョンが育てていた蜂が農薬で殺されました。これでジェギョンは半狂乱になり、自殺してしまったそうです。

その一方で、まだ幼かったソルは、むしろ麓に引っ越したいと願っていて、村人たちに唆されたのか、同意書にハンコを押して彼らの家へと向かいました🐒。そしてソルはそこで母を殺したのが彼らだったと知ったそうです。何しろまだ小さかったので、彼らを怒鳴りつけることもできず、何も聞かなかったことにして同意書を渡し、急いで逃げ帰ってきたら、父が首を吊っていたのだそう😱。

こうして反対派の住民はいなくなりましたが、ケーブルカー事業そのものが認可されませんでした💦。当然、立退料ももらえなかったそうです。一方で国はコムンダリゴル村を廃村にすると決めて移住プロジェクトを進めました。こうして村人たちは村を離れていったそうです。

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殺人鬼の誕生

ソルはその後もずっと幼い頃に受けた衝撃に心を蝕まれ続けたらしく、ついには山で自殺しようとしたのだそうです。その時に持っていたのがあの毒入りの乳酸菌飲料でした。が、そこでたまたま幼馴染のヒョンスに遭遇したのだそう。でもヒョンスは昔のことを何も覚えておらず、おじさん（ジェギョン）はどうしている？などと尋ねたため、ソルは怒りを抑えられず、ヒョンスに乳酸菌飲料を渡して、彼を毒殺したのだそうです。

その後ソルは、同じように父を殺されたセウクと組んで、次々と殺人を行いました💀。

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対決の時

ソルは、イガンが敢えて自分にこんな話をしたのは、自らを犠牲にしても、ソルが殺人犯だと証明しようとしているからだと気づいています。イガンを心配したイルヘとグヨンもやってきたため、ソルは、素知らぬふりをして出ていきました。どうせ警察も信じやしない😏。イガンはここでソルのリュックにGPSを付けたのだけれど、それもすぐに気づかれてはずされてしまいます。

ソルを追いかけて行ったイルヘとグヨンからその報告を受けたイガンは、ようやく釈放されて戻ってきたテジンに真相を伝えました。テジンはすべてのレンジャーたちに「キム・ソルが遭難者」と伝えて彼を捜すよう命じます。レンジャーたちは皆、いつも遭難者を救う時の気持ちになって捜索を開始しました。

その頃ソルは洞窟でヒョンジョと対峙していました👿。イガンにはごまかした罪もヒョンジョには全てを認めます。ソルは、これまで捕まらなかったのは山が自分の味方だからだとのたまいましたが、ヒョンジョはこれを否定しました。山はソルを罰するためにヒョンジョに殺人を知らせたに違いないからです🌹。ソルはヒョンジョを怒鳴りつけ、ヒョンジョの目の前でこれまで隠していた証拠の品を燃やしました。

イルヘとグヨンは一歩遅れて洞窟に到着しました。証拠はもうすっかり燃やされて跡形もありません。報告を受けたイガンは、ドローンを飛ばしました。それで、ヒョンジョがまた例の合図を残そうとしていたことに気づきます。イガンからその話を聞いたテジンはヘリを出動させて、イガンとともに山へ行くことにしました。

イガンはそのヘリからヒョンジョの姿を目にしたそうです😨。その頃ヒョンジョの家族は、ヒョンジョの生命維持装置を外そうとしていたのだそうです(/_;)。

ヒョンジョの「印」は「ヘドン派出所」を指していました🤔。派出所に蜂のシールが貼られたセウクのスマホがあったことを思い出したイガンは、グヨンとイルヘに取りに行くよう頼みます。そのスマホには、ジャガイモ爆弾の頃に交わされたセウクとソルのやりとりが残っていました。こうしてついにソルの罪が立証されます🎉。

イガンは、すぐにヒョンジョの病院へ駆けつけました。が、ヒョンジョの姿はもうそこにはなかったそうです😨。

テレビではここで終わっていましたが、最後まで見たとこによると、どうやら「続き」があったみたいです💐。深い悲しみにくれるイガンの前に、看護師が現れました。なんとヒョンジョは奇跡的に回復し、一般病棟に移ったのだそうです😍。山が彼を生かしてくれたのですね〜きっと💕。

自宅に戻ろうとして警察に追われていることを知ったソルは、今度はイガンを拉致しました😤。そこで得意げにムンオク殺害を仄めかします。毎年水害や山火事が起きるのは人間を一掃するためだ。お前も山で殺してやる。ハルモニのもとへ送ってやる！！

イガンは、必死で外へ逃げ出し、追ってきたソルを石で殴り倒しました。山が人間を殺したんじゃない。山は山であるだけ。あんたは悪魔よ！！💢

ソルはイガンを殺そうとしましたが、その前に山がソルに鉄槌を下しました。突如地滑りが起きて、ソル押し潰したのです。イガンは難を逃れましたが、ソルはほどなくして絶命しました。

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エピローグ

それから１年後、グヨンはようやくチーム長に昇進しました💐。昇進の知らせを受け取ったその場所はヤンソンとの思い出の場所だったようですね。ヤンソンは、なかなか昇進できないですまながるグヨンの唇にキスをして、ここでキスをすると愛が叶うのよ、と嬉しそうに微笑んだのだそう。グヨンは、ありし日のヤンソンを思い出して涙が止まらなくなります。

その後グヨンは、チーム長のバッジを持って山に登りました。山にいるヤンソンに見せにきたのです。いつもの場所に花とバッジを供えてお参りし、遅くなってごめん、また来るからね、と言って、しばし山を見渡しました。

同じヘドン分所では、イルヘが所長として威張っています😁。イガンもまた再び歩けるようになり、レンジャーとして復帰しました👍。以前宝くじに固執したチェ・ヒウォンも、少しでも恩返しがしたいとレンジャーに応募してきます。面接をしたイガンは、レンジャーの仕事は登山者を守ることだから、もう（ヤンソンを死なせたと言う）重荷を下せ、と慰めて、彼女を採用したようです。

それから数ヶ月が経過した元旦の明け方。たくさんの登山客が初日の出を見るために集まってきます。イガンたちは彼らを守るために出動しました。客の中にはテジンと娘の姿もあります。そして遠くの方には、やはりレンジャーに復帰したヒョンジョがいました💜。（ここで看護師との回想シーンが流れます）

ご来光が始まると、皆が口々に新年の挨拶（と祈り）を交わします。イガンはようやく近くにやってきたヒョンジョに「もう見えない？」と確認しました。ヒョンジョは笑顔で何も見えないと答えました👌。