たった一人の私の味方　ネタバレと感想　第33～35話　意地悪ダヤにムカムカ

ミランとゴレが結婚！

ミランとゴレが結婚しました。

障害になると思われたホンシルは、何せゴレがゲイだと思い込んでおり、占い師からも「最後の女」の影が見える、それを逃したら一生独身だ！と脅されていたため、ゴレがどこの誰とも分からないミランを連れてきて結婚したいと報告しても、即座にこれを承諾します。

ヤンジャは、ゴレがホンジュの財産も相続すると思い込んでいたため（真偽のほどは不明）、ミランが玉の輿に乗ったと大喜びでした。が、目の前の結婚式の用意をする金がありません。それで、恥を忍んで、デリュクに無心に行きました。デリュクはドランに内緒で5000万ウォン用意します。

その後、両家の顔合わせで、ミランがヤンジャの娘だと発覚しました。顔合わせに来たダヤはこの結婚に猛反対します。ゴレは、もしホンシルが反対するなら結婚を諦めるが、その場合は一生独身でいると主張しました。ゴレは、父親が突然殺されて家族が不幸になったことが忘れられず、自分もそうなるかもしれないと考えて、これまで結婚しなかったのだそうです。

ホンシルはヤンジャを呼び出して、真意を問いただしました。ダヤからはロクなことを聞かされていませんでしたが（＝真実ですが）、同じように夫を失って辛い経験をしたホンシルは、ヤンジャに同情的だったのです。ヤンジャも、今後金のことでは決して迷惑をかけない、そのぐらいなら飢え死にする、と誓いました。（いや、嘘だね）

こうしてホンシルが結婚を認めたため、誰も何も言えなくなります。それでもダヤはひとりで反対し、何かにつけて邪魔をしようとしました。ダヤがミランの髪を引っ張って苛めていた（子どもか）のを見たドランは、ダヤに厳しく注意します。ミランはこれからあなたの兄嫁になる人間だ、また馬鹿にするようなことがあったら私が黙ってはいない。

天に唾す

こうしてダヤの苛立ちはすべてドランに向けられました。グムビョンが、正気の時に、宝石が無くなったと騒いだ時も、ウニョンを唆して一緒にドランの部屋を探し、皆の大ひんしゅくを買います。今度ばかりはウニョンも許しませんでした。

あなたのせいで嫁を疑う嫌な姑になってしまったわ！今後ドランを「キム秘書」と言ったら許さないっ！！

ウニョンは直接ドランに謝罪し、これまでのことは忘れて本当の親子のように仲良くしたいと申し出ました。ドランは嬉しさのあまり、早速スイルに報告に行きます。スイルも人の目を気にしながらも、自分のことのように喜んでくれました。そうか、それは良かった！きっとそうなると信じていたよ。

これ～ドランがスイルのもとを訪れるのをダヤが目撃しました。ダヤは、性懲りもなく、即、これを撮影してウニョンに知らせに行きます。ウニョンは、あらかじめドランから、スイルにナツメ餅を届けに行くと聞いていたらしく、ふたりを「不倫の関係」と疑ったダヤをこっぴどく叱りつけました。

カン運転手がドランと不倫だなんて！どうやったらそんなことが思いつくのっ！？あなたはホントに意地悪ねっ！！

もうね、テレビの前で大騒ぎでしたよ。そうだそうだ、その通り！

ダヤはそれでもドランを疑い、ドランとデリュクの寝室の前で二人の会話を盗み聞きします。それをグムビョンに見つかりました。

お前はミョンヒから２Fの青年を奪おうとしているのかっ！さすがに愛人の娘は考えることが違うが、私がそうはさせないっ！！

グムビョンはダヤの髪をつかんで振り回しました。あ～これでミランの仇が討てましたね。でもイリュクは怒ってしまいます。もうね、いっそ夫婦で出てってください。次男なんですから。

恋敵

グムビョンのスイルへの想いはますます募る一方です。普段スイルは「カンキサ」（기사＝技師）と呼ばれているらしいのですが、グムビョンはこれにオッパを付けて「カンギサオッパ」と呼んでいるのですよね。皆に知られたくない時は「カンギサアジョシ」（）。

今やすっかりグムビョンと友達になったホンジュは、スイルと一緒にいるところを見られて「恋敵」と誤解されました。ホンジュは慌てて教会ボランティアの仲間だと言い訳すると、グムビョンは心底ホッとしたようにこう言います。良かった、親友と三角関係は嫌よ。

ホンジュはこの状況を面白がってスイルに伝えます。もてもてスイルも、さすがに「大奥様」から恋をされているとは思いもよらなかったようで、照れ笑いをしていました。

ヤンジャに知られる

そのスイルの正体がヤンジャに知られてしまいました。ミランが結婚すると聞いたスイルは、ドンチョルの娘にお祝いを届けたくて、また、郵便受けにお金を入れていったのです。そこをヤンジャに見つかりました。

ヤンジャは、スイルがドンチョルに借金をしていたと誤解し、わざわざ押しかけてきて激しく問い詰めます。それを見つけたドランは黙っていられず、スイルは実の父なのだと打ち明けました。ヤンジャはスイルに、ドランのために早くワン家を出ていくよう命じます。（あんたに言われたかたない）

スイルは、前借を返し終えたらそのつもりだったと答えました。ここでその前借がヤンジャの借金を返すためだったと分かったのは痛快でしたね。ドランは、もし出ていくにしても、遠くには行かないで近くにいてほしいと懇願します。スイルも大きく頷きました。

感想

スイルがドランと親子だと分かっても、いったい何が悪いんですかね？確かに、ホンジュにスイルの正体が知られるのはちと厄介かもしれないけれど、デリュクやジングク、そしてグムビョンには伝えてもええんでない？深い事情があって手放したけれど、再会してからはずっと見守ってきたと言えば、それ以上詮索しないでしょう、フツー。ま、ウニョンは問題で、ダヤは論外ですけどね。

またヤンジャも本当に凝りませんよね。ドランからあれほどデリュクにもらった金はミランのためだけに使えと言われたのに、早速タクシー乗ってましたし。

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