たった一人の私の味方 ネタバレと感想 第38&39話 何様なの?
韓国ドラマ、【たった一人の私の味方】の38話と39話を視聴しました。もう本当にイライラさせられて
、この世には神も仏もないのか
、な気分でしたが、そこにグムビョンとホンジュが、まるで女神のように手を差し伸べてくれたのが
、また実に嬉しく楽しかったですよね~
。もちろんデリュクも。以下早速ネタバレです
。
誤解から理解へ その1
デリュク
まずはそのデリュクから参りますると、デリュクはどうやらドランが浮気でもしているのではないかと勘繰っていたようなのですよね。言い争いをしている際、ドランにスイルから電話がかかってきたのにドランが出なかったことから、デリュクはスイルがカギなのではないかと問い詰めまくりました
。それでドランは耐え切れずにスイルは実父なのだと教えます
。
デリュクは、なぜ話さなかったのだと尋ねます。ドランは、スイルが望まなかったのだと答えました。これまでこっそり娘の側にいたことが知られたら、ドランの立場が無くなると憂えたスイルの気持ちを、ドランはスイルの立場に立って理解したそうです。
幼い頃にドランを捨てざるを得なかった立場と心情、それを誰にも知られたくない感情。
デリュクはすぐにドランを連れてスイルの家にやってきました。事情を聴いたスイルは、跪いて謝罪します。もう二度とドランには会わないから、ドランを幸せにやってほしい。ドランの父親で申し訳ない。
ドランは、そんなことを言わないでほしいと泣き、必死でデリュクに訴えました。スイルは27年ぶりにようやく会えた実父。スイルは去ろうとしたのを止めたのは自分だ。二度と父と別れたくないから。
デリュクは感慨深そうに二人を見つめながら、二人が再会できてよかったと頷きました。ドランに父親がいてよかったとも言ってくれます。ようやくここで人間らしい優しい言葉が聞けましたね
。
デリュクはドランを連れてジングクに報告に行きました。死んだと思っていた父親と再会できて本当に嬉しい。
ジングクは、ふたりは我々を騙していたんだぞ、と反論しますが、デリュクはドランのために理解する、と答えます。スイルは、子どもを捨てた罪悪感で、その子が目の前にいるのに長い間父だと言えずに苦しんできたと思うと胸が痛い。ふたりに悪意があって騙していたとは思わない。ドランがスイルに会うのも反対しないし、スイルを義父として受け入れたい。ふたりの行き来を許してほしい。
自分より遥かに懐の大きな息子の言葉に、ジングクは大いに恥じ入ったに違いありません。ジングクは、考える時間をくれと答えました。
ジングク
ジングクがこの世で一番大切な母=グムビョンは、あれからずっとハンガーストライキを続けていたようです。困り果てたジングクはドランを呼び、グムビョンを連れてスイルのところへ行ってほしいと頼みました。グムビョンは目いっぱいオシャレをし、いそいそと出かけていきます
。
邪悪なダヤ
ところがこれを邪悪なダヤが邪推しました。ダヤはジングクがドランとスイルのことを不問に付そうとしているのに腹を立て、ウニョンにすべてを暴露します。ウニョンは何度かダヤの策略ではないかと疑ったものの、動かぬ証拠を突き付けられて、ショックで気を失ってしまいました。
ダヤはウニョンを病院に運びますが、ジングクに連絡できずに大弱りです。ウニョンが倒れたのは、ジングクに口止めされた事実をダヤが明かしたからなのです。この娘はホントに後先考えないアホですよね。実家でホンシルに話した時も、絶対にしゃべってはいけない、と口止めされていたのに
。
目を覚ましたウニョンはすぐに帰宅し、ドランの横っ面を張り飛ばしました。正気を取り戻しているグムビョンが慌てて駆け付けてくると、グムビョンの前でドランを罵倒します。この女が誰か知ってます?カン運転手の娘です!!
ジングクも騒ぎを聞きつけて飛んできました。ジングクはすぐにウニョンを部屋へ連れていきます。グムビョンに真偽のほどを聞かれたドランは、その通りだと答えました。
一方のウニョンは、デリュクとドランを離婚させると息巻き、ジングクの話など聞こうとしません。即座にドランの部屋へ行き、荷物をまとめて出て行け!と罵倒しました。ドランが土下座して頼んでもお構いなしです。そこへジングクとイリュクが入ってきてとりなそうとしましたが、ドランはあまりの情けなさに出ていってしまいました。
人間の善意
見知らぬ他人
寒空の中飛び出したドランは、スイルやデリュクに電話をすることもできず、道端で倒れてしまいます。そこへ親切な青年が通りかかってドランを病院に運んでくれました。その頃スイルは、今日はめずらしくまだドランから連絡がないとドランに電話を掛けると、その青年が出て事情を話してくれます。スイルは慌てて駆けつけました。ドランは低体温症で、下手をすると命も危なかったそうです。今は薬で眠っていました。
チョさん
スイルはチョさんに電話をして事情を聞き出します。その頃デリュクも帰宅して、部屋が荒らされているのを見て驚きました。ウニョンはそんなデリュクに、お前まで私を騙していたのか!と怒鳴りつけます。私は決してドランを許さない。同じ家にいたと思うとぞっとするわ!
デリュクはすぐに家を飛び出しました。チョさんがその後を追って、ドランは病院にいると教えます。
父の願い
ドランはデリュクが来たのと入れ替わりに、ワン家にやってきました。ウニョンがよくも顔が出せたな、早く出て行け!と怒鳴りつけていると、皆が集まってきます。
スイルは跪いて皆の誤解を解こうとしました。ここに来て初めてドランに会った、遠くから見守るつもりだったが、あの時すぐにこの家を去っていればよかった、すべては娘の側にいようとした自分の過ちで、ドランは何も悪くない、と訴えます。ドランは何も知らなかった。どうか一度だけ見逃してほしい。愚かな父親のせいで捨てられ、ずっと苦労して来た娘をどうか大目に見てやってほしい!
それでもウニョンは頑なに、スイルを追い出せと言い張りました。
誤解から理解へ その2
グムビョン
でもグムビョンは、スイルが泣いて謝る様子に心を打たれます。騙されたと思うと腹も立ったが、子どもを捨てなければならない事情やその罪悪感から父だと名乗れずに見守っていた心情を思うとなんともやりきれない
。
それに、ドランに何の罪があるの?自分を捨てた父親でも一緒にいたくて引き留めたのに、私たちに何の資格があって親子の仲を引き裂くの?
ジングクも深く頷きました。
悪魔の所業
それでもウニョンは納得しません。デリュクがドランを連れ帰ってくると、父親が跪いて泣けば解決すると思ったのか!と罵倒しました。寝耳に水のドランはスイルを思いやります
。
グムビョンは、そんなウニョンの態度を批判しました。私やジングクがいるのに、なぜでしゃばるのか?離れて暮らしてただけでも寂しいのに、スイルとドランのことはよく知っているではないか?ふたりが大罪でも犯したのか?デリュクの立場を考えたのか?
実際に大罪を犯したのがまたなんとも歯がゆいところですが、27年もの間、法的に償ってきたのですから、それもまた責められる筋合いではありません
。ジングクもイリュクもドランに同情しました。
が、ダヤは翌日、皆が出勤するとすぐにドランを苛めます。ドランは「恥ずかしいことはしていない」と主張すると、そこにウニョンが出てきて叱りつけました。ウニョンはドランの手を引っ張って外に連れ出し、荷物は宅配で送る、と言い渡します。ドランはそのままスイルの家へ歩いていきました。スイルには、ウニョンにも時間が必要だから、家を出てきたのだと嘘をつきます
。
優しい人々
ジングクとグムビョンも、ウニョンとドランは一緒にいない方がいいと結論付けました。ジングクから連絡を受けたデリュクは肉を買い込み、スイルの家を訪ねます。そこでデリュクはスイルに「息子」として挨拶をしました。3人は楽しいひと時を送ります
。
その気配を察したのか、グムビョンがまた騒ぎ出しました。愛人がミョンヒを追い出したから、ミョンヒのところへ連れて行け!と訴えます。ジングクは仕方なくグムビョンを連れてスイルの家へ行きました。優しい人がまた一人増えて、4人で楽しいひと時を過ごします
。
ドランが今日はここに泊まると言うと、グムビョンも一緒にいると言い張りました。お前が帰れないのは愛人のせいなの?それなら私があの女の髪の毛を全部引っこ抜いてやるわっ!!()
それで仕方なくデリュクとグムビョンもスイルの家に泊まることになりました。
それを聞いてもウニョンは考えを変えなかったため、ジングクはついに「離婚」を切り出します。ウニョンは受けて立ちました。ジングクは呆れ果て、自分はグムビョンと暮らすから、お前は一人で楽しく暮らせ!と言い渡します
。
自業自得
これに困ったのはダヤです。ウニョンがジングクと離婚したら、イリュクやダヤと3人で暮らすと言い出したからです。
友の支え
ダヤからスイルとドランの話を聞いたホンジュは、スイルが屋台に携帯を忘れたと知ってすぐに駆け付けました。ホンジュは「友人」としてスイルの力になりたいと申し出ます。今は言えなくても、言える時が来たら言ってください。だって私たちは友達でしょう?
スイルはそんなホンジュの気持ちがありがたくて胸が熱くなったようです。
今さら母親面するな
ミランからこの話を聞いたヤンジャは、早速、スイルを罵倒しました。お前のせいでドランが離婚されたら許さないっ!!
でもドランは、ヤンジャが家に誘っても断って、スイルと暮らすと伝えます。
感想
そもそも、ドランの婚家での印象を貶めたのはヤンジャなのに、あんたにだけは言われたかない、でしたよね。ヤンジャの件が無ければ、ウニョンのドランに対する印象ももっとずっと良かったはずですからね
。
それにね、そもそも「ドランは孤児」だということで了解したはずだったのに、それが「運転手の娘」だったからってどうだって言うんですかね。しかもその運転手は真面目で誠実で優しくて、あのホンジュやグムビョンが惹かれるほどイイ男なのに、何の文句があるって言うの
?まったく何様のつもりやねんっ!!
ドランがウニョンやダヤに苛められるたびに、そんなとこにいるこたないぞっ!いっそスイルと一緒に暮らせ!!と怒鳴っているおばさんです。その方がどんなに心穏やかに暮らせることか
。
予告ではドランがジングクとウニョンの離婚を止めようと、自分達が離婚すると申し出ていたようです。も~こんなに心のきれいな子を苛めるなんて、ウニョンもダヤも人間じゃなかねっ!!
これまでに視聴した韓国ドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~韓国ドラマ編
- 関連記事
-
- たった一人の私の味方 最終回 ネタバレと感想 終わり良ければすべて良し
- たった一人の私の味方 ネタバレと感想 第64話 テプンの正体
- たった一人の私の味方 ネタバレと感想 第63話 冤罪晴れて
- たった一人の私の味方 ネタバレと感想 第62話 デリュク、あんたはエライ!
- たった一人の私の味方 ネタバレと感想 61話 赤ちゃん誕生が待ち遠しい
- たった一人の私の味方 ネタバレと感想 59&60話 デリュクが頑張ってくれそうな気配♪
- たった一人の私の味方 ネタバレと感想 57&58話 償いの機会
- たった一人の私の味方 ネタバレと感想 55&56話 グムビョンは天使
- たった一人の私の味方 ネタバレと感想 第52~54話 チャン・デホを殺した真犯人
- たった一人の私の味方 ネタバレと感想 第51話 この「不幸」について考えてみた
拍手コメントをありがとうございます♪
Fさん、こんにちは~(^^)/。
本当にデリュクはええやっちゃわ~。見直しました。
それに引き換えあのウニョンは何なの!?と思いつつも、諸悪の根源はダヤだという信念?は変わりません( `ー´)ノ。あいつがこそこそ画策しなければ=最初から騙そうとしていた、などと言わなければ、ウニョンも、そして何よりジングクはそんな風には考えなかったと思うからです。
それが被害者の娘だっていうのが、なんですよねvv。
だから我慢しろとでも言うつもりなのでしょうか。あ~最後をどうまとめるつもりなのか、この設定がホントに腹立たしいですわ(爆。ホントはスイルは冤罪だった!とはならんのかしらね( ノД`)。こん