たった一人の私の味方　ネタバレと感想　第43＆44話　冤罪の可能性はないの？

こん

2021/04/05

2021/01/21

韓国ドラマ、【たった一人の私の味方】の43話と44話を視聴しました。ドラマ的には、一見、スイルとドランが追い詰められているようなのですが、ミステリーオタクのおばさん的には、どーも勘繰ってしまう訳で・。以下早速ネタバレです。

ドランが真相に気づく

ここ数回ずっと思わせぶりされてきた通り、ついにドランが真相に気づきました。スイルの部屋のクローゼットの中に隠されていた箱に、幼い頃からのドランの写真を貼ったアルバムや、ドンチョル及びドンウォンからの手紙が入っていたのです。宛先は「刑務所内のキム・ヨンフン」です。

ドランは湧きあがる自分の考えを何度も否定しましたが、どうにも気になってなりません。そしてある日、ドンウォンがスイルを「ヨンフンヒョン」と呼ぶのを耳にしてしまいます。やはりアッパがキム・ヨンフンなのね？！

いったいどんな罪を犯して刑務所に入ったのか～ドランは早速グモクに確認に行きました。グモクは今、静養を兼ねて田舎で暮らしていたそうです。

グモクから、スイルが殺人罪で服役していたと聞いたドランは、もう何も耳に入りませんでした。グモクがどんなに、スイルは人を殺すような人間じゃない、何かの間違いだ、と言っても聞き入れずに、車で逃げ帰ってきます。

そんなドランを心配したグモクはその後ソウルを訪れました。もはやスイルにも会いたくないのだと語るドランを、懸命に説得します。スイルが罪を犯したのは、妻を助けようとしたからだということ、その妻も結局は亡くなり、まだ小さなドランをグモクに預けて刑務所に入ったことなどを教えました。他の誰が後ろ指を指しても、あなただけは側にいてあげて！

ドランは大いに苦しみますが、スイルを抱きしめていた予告を見る限りでは、ようやく決心がついたようですね。そうだよ、あんな善人いないよ。

そこでおばさんは思い立ちます。もしや、スイルは冤罪ではなかったのか？と。

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冤罪の可能性はないのか

それはもちろん希望的観測でもありまするが、一応２つの根拠があります。これまでグモクが何度も「何かの間違いではなかったのか」と指摘したことに加え、今回、どうやら20年前にスイルに金を貸してくれなかった「金貸し」が登場し、ひどくスイルを恐れているように見えたことです。

その金貸しは今やホームレスと化していました。スイルは、ホンジュや、以前ドランを助けてくれて、この度スイルの店で働くことになったイ・デプン（ソン・ウォンソク）とともにこうしたホームレスのためにもパンを焼き、夜遅くまで配っていたのですが、そのひとりがこの金貸しだったのです。

おばさん的にはですね、もしこの金貸しが20年前に単にスイルに金を貸さなかっただけなら、あんな風に怯える必要はないと思うざんすよ。自分が金を貸さなかったためにスイルが罪を犯した、などと悔いているようにも見えませんでしたしね。

でね、自他ともに認めるミステリーオタクのおばさんが妄想するに、あの時スイルはダヤの父を突き飛ばしはしたけれど、死んではいなかったんでない？でもって、そのダヤの父は、本当はこの金貸しと何らかの因縁があってあそこを訪ねてきたため、金貸しに止めを刺されたんでない？？

なんちって～完全にドラマの見過ぎでやんすね。毎度のことながらはた迷惑な妄想しいで申し訳ござりませぬ。

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浅ましいヤンジャ

一方でドランはここに来て、ヤンジャがデリュクから5千万ウォンもらったことがウニョンに知られて窮地に立たされています。ウニョンは再び離婚しろと騒いでいたので、ドランはそれを口実に離婚を申し出るつもりのようです。本心は「殺人犯の娘」だから身を引こうとしているのです。

まったくね～ヤンジャの浅ましさはもう死ぬまで直りませんよね。いくらゴレがクレジットカードをくれたからと言って、それで友人に大盤振る舞いした挙句、デリュクがミランの結婚資金に5千万ウォン出してくれたなどと大声で触れ回るとは、無分別もいいとこですよ。ミランが怒るのも無理ありません。

また「どう見てもこれまで一度も働いたことの無いダヤ」からは、金が欲しいなら皿洗いでもして稼げ、などと言われる始末です。ふん、お前にだけは言われたくない、でやんすが。

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まとめ

スイルは既に法的に罪を償っているので、誰に何憚ることはないのだと思いつつも、やはり、できれば冤罪であってほしい、と、祈らずにいられません。でもそうでなくても、自分が犯した罪と真正面から向き合って、少しでもその罪滅ぼしをしようと尽力しているスイルなら、きっと幸せになれると信じて疑いません。だって、教会の子どももこのホームレスたちも、スイルの行く先々で、皆が笑顔になっていますものね。