たった一人の私の味方

たった一人の私の味方　ネタバレと感想　57＆58話　償いの機会

こん

2021/04/05

2021/02/10

たった一人の私の味方チェ・スジョンユイ

韓国ドラマ、【たった一人の私の味方】の57話と58話を視聴しました。前者は、も～「待ってました！」な展開でしたが、後者はそうはいきませんでしたね。でもそれもまた「償い」の好機かもしれず・。

以下早速ネタバレです。まずは楽しかった57話のあのシーンから。

スーパーグムビョン

ウニョンとダヤが、こともあろうにソヨンを昼食に招待しました。それもすべては「デリュクにドランを忘れさせて再婚させるため」なのです。まったく血も涙もない人間たちですよ。人の良いデリュクも勧められるままに席に着きます。

そこへグムビョンが現れました。頭にはちゃ～んと大きなお花（リボン）を付けて来てます。間違いなくスーパーグムビョンです。以下Sグムビョンで。

ネイニョーンっ！！（時代劇でよく使う、おのれ～っ！的な言葉）

よくもミョンヒの居場所に入り込んだな！この愛人めっ！！

ソヨンと、これを止めに入ったダヤの髪の毛をむんずとつかんで引っ張りました。

愛人の娘と組んでミョンヒを追い出そうなんて、この私が許さないっ！！

小ずるいダヤはさっさと逃げ出しますが、ソヨンは掴まれたまま悲鳴を上げます。きゃあ～～～っ！！

ウニョンは近寄りもせずにデリュクに檄を飛ばしました。早く止めてっ！！

なすすべもなくオロオロしていたデリュクが間に入ると、Sグムビョンの鉄拳が飛びました。この浮気者がっ！！ミョンヒに血の涙を流させて追い出しておいて、自分は浮気をしているなんて！２Fの青年、見損なったわっ！！

ホントにSグムビョンは我々視聴者、そしてドランの気持ちを実に的確に代弁してくれますよね。デリュクも図星を指されているので、反論できません。

この様子を見ていたチョさんはすぐにドランに電話をしました。

若奥様！大奥様が大暴れしています。早く来てください！！パリパリっ！！

グムビョンに何かあったらすぐにドランを呼ぶようジングクが命じていたのだそうです。

ドランが慌てて駆けつけてきました。その頃は皆外に逃げ出して、ソヨンが帰ろうとしていたところです。ソヨンは、ごっそり抜けた髪の毛に悲鳴を上げていました。ダヤは必死で「認知症」だと説明しますが、それでも憮然としていたソヨンがそのドランを見て凍り付きます。

ちょっと、あなた、ここで何をしているのっ？

ウニョンがドランを叱りつけると、Sグムビョンが現れました。ミョンヒや～っ！！

Sグムビョンは懸命にドランに訴えます。お前を追い出した愛人たちが、２Fの青年を誘惑しようとしていたのよっ！！

ドランは早く家に帰ろうと促しました。Sグムビョンはニッコリ笑って、そうね、と言いつつ、最後に「愛人ども」を睨みつけるのも忘れません。

んも～ここは本当に楽しかった。

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償いのチャンス

ゴレの病

ゴレの病は末期の肝硬変でした。肝移植をしなければ、もって半年、悪くて３カ月の余命だと宣告されてしまいます。ゴレは、愛する家族に辛い思いをさせたくなくて、これを誰にも告げませんでした。生体肝移植ができるのは親族だけらしく、これを言ったら皆に余計な心配をかけると思ったそうです。ミランには離婚を言い渡し、歯科医院も閉めることにしました。

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ドナーを捜せ

ミランは泣くばかりでしたが、さすがに母親、ホンシルは気づきます。ゴレから事実を聞いたホンシルはすぐに検査を受けました。ダヤとホンジュも駆り出します。でも誰も適合しませんでした。

それでホンシルは恥を忍んでミランにも声を掛けに行きます。でもミランもダメでした。ホンシルはダヤの夫のイリュクも親族だとウニョンに頼みに行きますが、これも断られてしまいます。ダヤの気持ちは考えたことがあるの？

いや、そうじゃないですよね。ウニョンは、たとえ親友の頼みでも、息子を犠牲にするようなタイプじゃありませんから。そこはまったくヤンジャと一緒。

ホンシルはこれに加えて亡き夫の妹の息子、つまりはゴレの従兄弟に助けを求めるのですが、これまでの態度が悪かったのでしょうね、義妹は頑として断ってきます。20年以上も連絡なしで、今さら肝臓を寄こせだなんて図々しいっ！！

ホトホト困り果てているところに、スイルが現れました。ミランとドランの会話を漏れ聞いたスイルが、たぶん自分から申し出て、ミランが案内したのかな。その結果、スイルは適合したのだそうです。これも１つの奇跡ですよね。まったく赤の他人がドナーに適合するなんてまずありえませんから。

でもホンシルは、せっかくの善意の申し出をキッパリ断りました。おまえの汚い血を私の息子の中にに入れてたまるものかっ！！私が骨になってもお前への恨みは忘れないっ！！

そう言っていたくせに、いざ、ゴレがいよいよ危なくなると、そうは言っていられなくなります。ミランも泣きながら訴えたからですね。ゴレさんを助けるためなのだから、どうか我慢してください！！

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息子を救うために

ホンシルは覚悟を決めてスイルのパン店に駆け付けました。テプンは、また嫌がらせに来たのか、と気色ばみますが、スイルがこれを止めます。するとホンシルは跪き、どうか肝臓を譲ってほしいと頭を下げて頼みました。スイルは快く承知します。

ドランはスイルを心配して反対しました。それにこれまでの仕打ちを忘れたのか？と訴えます。

でもスイルは、もっとひどいことをされても仕方ないことをしたのだと諭しました。それにミランはお前の妹だろう？ドンチョルは俺の弟分だったから、俺にとっても娘同然だ。そのミランのためにもゴレを救わなければ。

一方のホンシルはホンジュに、スイルと結婚届を出すよう命じます。そうすればスイルは「親族」になるからです。ホンジュは呆れ果ててホンシルを罵りました。よくもそんなことができたわねっ！！カン先に何をしたか忘れたのっ！？人でなしっ！！

そこにスイルから電話がかかってきたようですね。

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今は我慢我慢の時

スイルは、一縷の望みをかけてヤン社長を捜し、本当にスイルが人を殺したのかと尋ねましたが、ヤン社長は、スイルは間違いなく人を殺したと嘘をつきました。これまでスイルは、スイル自身に人を刺したという記憶が無かったため、もしかしたら間違いかもしれないとドランのためにも希望を捨てずにいたそうなのですが、これですっかり望みが絶たれてしまいます。