たった一人の私の味方 ネタバレと感想 第62話 デリュク、あんたはエライ!

韓国ドラマ、【たった一人の私の味方】の62話を視聴しました。やはりですね、人を動かすのは、最後は誠意、真心ですよね。確かにお金も大事だけど、死の前では無意味ですから。デリュクはいいやつだと思ってはいたけど、まだまだ甘ちゃんなところがあるな~と実はちと不満だったのですが、それは「若さゆえ」ですね。今回は大いに見直しました

と、ひとりでうるさく騒いでないで、以下早速ネタバレですたった一人の私の味方のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

スイルが目覚めた!

スイルがついに目覚めました。あれは、もしかしたら「怒りがスイルを動かしたんかなあ。ちょうどグムビョンが病室にきて、あれこれうるさく騒いでいた時でした。おそらくはグムビョンも、いつもとは違う不穏な空気を察して、落ち着かなかったのでしょうね。そのスイルの声に真っ先に気づいたのはグムビョンでしたし

ドランはすぐに医師を呼び、回復が確認されました。これでもう大丈夫!

でもスイルの顔色は冴えません。スイルは怒りと悔しさでいっぱいだったのです

怒り炸裂

スイルは早速、ジングクに電話をし、ウニョンとともにグムビョンを引き取りに来てほしいと言い渡しました。いつもの謙虚な物言いとは異なり、断固としたその口調にはジングクも戸惑ったようですが、そもそも、昏睡状態の父を看病している娘に認知症の老人の世話をさせる方が非常識なのは重々承知していたので、すぐにウニョンと駆けつけます。

スイルは、懸命に怒りを抑え、言葉を選びながら自分の意思を伝えました

すぐにグムビョンを連れ帰ってほしい。それに、今後認知症の症状が出ても、二度とドランには連絡しないでほしい

スイルは、思わず下を向いたウニョンを見ながらこう切り出します

なぜあんなことを?

スイルは、これまで眠ってはいたものの、話は全て聞いていたのだそうです

確かにスイルは罪人だが、ドランには何の罪もない。スイルはスイルの犯した罪を死ぬまで、いや、死んでからも償うつもりだし、地獄に落ちても仕方がないと思っている。が、ドランは罪人ではない。そのドランをさげすむ権利は誰にもない

ドランはデリュクと愛し合って結婚した。妻として精一杯努力した。グムビョンを心から世話した優しい娘。それなのに、なぜ、頬をたたいてひどいことを言うのか!?

そのドランを、スイルの娘だという理由で離婚しておきながら、もはや何の縁もないはずなのに、認知症の母親の面倒を診させるのは間違っている。そんな道理は通らない。しかもウニョンは、この病室に乗り込んできてドランを殴り、すべては人殺しの父が悪いと罵った

もう離婚したのだから、他人だ「人殺しの娘」に大事な姑を預けたりせず、介護施設に入れるなり、そちらで解決するがいい。二度と連絡するな!!二度とドランを利用するな!

そしてドランにも厳しく言い渡しました。今後デリュクと会ったりグムビョンの世話をしたりしたら、お前と縁を切る。(ジングクとウニョンに)デリュクには二度と来させないでほしい

ジングクは、ウニョンの代わりに謝罪し、言われるままにグムビョンを連れて出ていきました

スイルはドランに、ドランとは別れて暮らす、と明言します。他の患者の家族の罵詈雑言も聞こえていたようですから、当然、ドランのあの言葉も聞いていたに違いありません

去らせてくれ。お前が不幸になる姿は見ていられない。ドランはスイルの無念が痛いほど分かるだけに、今度は止められませんでした

周囲の反応

ゴレとヤンジャ

スイルが意識を取り戻したと聞いて、ゴレとミラン、そしてヤンジャとホンシルが早速病室を訪れました。ゴレは、ゴレのためにひどい目に遭わせたと謝罪しますが、スイルは心からの笑顔を浮かべて、ゴレの回復を喜びます。そんな風に思わないでくれ。君が元気になってくれて、本当にうれしい!

その偽りのない誠実な態度にミランとヤンジャが涙します。特にヤンジャは猛省しました。本当にありがとう。これまでのことを許してほしい

でもホンシルだけは黙ったままです

ホンジュ

妊娠が発覚して以来、猛烈な眠気に襲われていたホンジュは、この朗報を知るのが遅れてしまいました。そこへホンシルが知らせに来ます。驚いてすぐにも駆けつけようとしたホンジュに、ホンシルは「妊娠」のことを告げるつもりか、とけん制しました

ドランのことを忘れたの?人殺しの娘と責められて、離婚までさせられたのよ!

それでもホンジュの決意は固かった。どんなことがあってもこの子は産む、と宣言します

でもスイルの心の傷は思いのほか深かったのです。スイルはホンジュにも別れを告げます。ホンジュもまた、その本当に苦しそうな表情から、スイルのやるせない心情をくみ取り、別れた方が楽になるならそうすると了解しました

でもこの子は産むわ。私とカン先の子どもだから一人でも立派に育てて見せる!

スイルは、自分の子供ができたと知っても喜ぶことができません。むしろ、またドランのような可哀そうな子供を増やしてしまうと苦しんでいたようです

ホンシル

スイルが皆と別れて遠くに行く決心をしたと聞いたホンシルは、スイルに会いに行き「カン先生」と呼びました。あなたには感謝している。あなたを許します。だから心の重荷をおろして心安らかに生きてください。

そうは言っても、近くにいることは許していません

もう一度ヤンジャ

スイルはヤンジャの家へ行き、ドランをヤンジャの子どもに戻してほしいと頼みました。以前のように、ヤンジャとドンチョルの子どもにしてもらうためです。そうすればもう、二度と「人殺しの娘」などと言われなくて済むから

移植のことが決まってから、ずっとスイルを「ドランアボジ」と呼んでいたヤンジャに、スイルは「私はドランアボジではない」と笑います。ドランアボジはドンチョルだ。ドランを受け入れてくれたら、ご恩は死んでも忘れません

すっかり改心したヤンジャは、恩を返すのは、婿を助けてもらった自分のほうだと語りました。心配しないで、ドランは最初から私とドンチョルさんの娘です。だからどこへ行っても、安心して暮らしてください

ドランは何も言うことができません

デリュクの奮闘

そんな中、デリュクはひとりでスイルの無実を晴らそうと奔走していましたお義父さんの無実を晴らして元サヤするぞ!。秘書に頼んでヨンダルの会社の女子社員を調べてもらったところ、彼女はなんとヨンダルの妻で、3年前に亡くなっていたことが判明します。またヨンダルの一人息子のドンミンは、数日前に交通事故に遭い、亡くなったばかりでした。

デリュクは早速その葬儀に駆けつけます。ヨンダルは、ホームレスの格好をしたまま、ドンミンの死を嘆いていました。デリュクは喪服を買ってきてヨンダルに渡し、夜通し彼に付き添って、ドンミンの死を悼みます。葬儀の費用もデリュクが黙って負担しました。

さすがのヨンダルも、これでようやく心を開いてくれます。ついに自首を決意したのです。そもそもヨンダルが、スイルの優しさに触れても尚、真実が言えなかったのは、一人息子を殺人犯の息子にしたくなかったからなのですものね。それはスイルとて同じなのですが

息子の逝く道が寂しくないようにと、一緒にいてくれて感謝します。ご恩は一生忘れません

冤罪晴れる

これはすぐに大ニュースとなりました。スイルが28年間も冤罪で服役していたと大々的に放送されます。でも既に時効が成立し、控訴は不可能だそうです。

テレビを見ていたゴレはすぐにそれが自分の父の件だと気付いてホンシルを呼びました。また、ダヤも「本当にかわいそうね」などと他人事のようにテレビを見ていたウニョンを黙らせます。静かにっ!!

でも肝心のスイルとドランは、バス乗り場に来ていたために気づきませんでした。ドランがスイルと別れて涙していたところに、デリュクから電話がかかってきます。スイルの言いつけを守り、ドランは電話に出ませんでした。デリュクは「電話に出て!お義父さんの冤罪が晴れた!」とメールします

ドランは慌てて電話に出て、スイルを必死で探しましたアッパ、どこにいるの?!。バスターミナルでもスイルのニュースでもちきりです

アッパっ!!

ちょうど出発しばかりのバスにスイルが乗っていたのを見たドランは、必死で後を追いかけました。誰かがそれに気づいて運転手に伝えるとバスが停車し、ドランに気づいたスイルも慌てて降りてきます。

ホームレスのおじさんが、真犯人だと自白してくれたわ!アッパは無実だったのよ!!おめでとうっ!!

感想

いや~本当に良かったですね~!スイルがウニョンにきっぱり言ってやってスーッとしました。でも予告によると、どうやらデリュクが「冤罪だから元サヤする!」と宣言したらしく、ウニョンがまたしてもスイルのところに乗り込んで、「そのつもりはない!」と言い渡していたようです

ふん、土下座して頼まれたって戻ってやるものかっ!!ウニョン、大っ嫌いっ!( `ー´)ノ

おばさんだったらそう言っちまいますね。残りはあと3話なので、ちと遅れるかもしれませんが、最後までうるさく語らせていただきまするよ

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これまでに視聴した韓国ドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~韓国ドラマ編

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