たった一人の私の味方

たった一人の私の味方　ネタバレと感想　第63話　冤罪晴れて

こん

2021/04/05

2021/02/17

たった一人の私の味方チェ・スジョンユイ

韓国ドラマ、【たった一人の私の味方】の63話を視聴しました。いや～これまた実に感慨深かったですね～。以下早速ネタバレです。

無念の吐露

スイルはドランとともに、ヨンダルのいる警察署に駆けつけました。彼はどうしてもヨンダルに一言いたかったのです。殺人などという重大な罪をどうして他人に着せることなどできたのか！？

ヨンダルは「一人息子を殺人犯の息子にできなかった」と打ち明けました。もちろんスイルも黙っていません。それなら、うちの一人娘のドランはどうしてくれる？人殺しの娘だという理由で虐められ、婚家も追い出された！！

ヨンダルはひたすら謝罪します。だから天罰を受けた。一緒に証言した妻をガンで亡くし、一人息子も先日死亡した。何もかも失ってホームレスと化した自分もガンで余命いくばくもない。でも、せめて最後に人間らしいことがしたくなった。すべてはあなたの婿のおかげだ。

ずっと黙って聞いていたドランは、これまた黙りこくっている警官たちにモノ申します。うちの父は冤罪で28年間も服役した。これに対して何か言うことはないのか？だれがこの無念を晴らしてくれるのか？

一人の刑事が申し訳なさそうに説明に来ます。再審請求をすることもできるし、国を相手に補償を請求することもできる。手続きはこちらで手伝うから。

それでもドランの怒りは収まりません。今度はスイルが見かねて、もう帰ろうと促しました。

ふたりが警察を出ると、その「婿」がやってきます。スイルはデリュクのおかげで真相が明らかになったことに対して心から礼を言いました。またドランも、デリュクが突き止めてくれなかったら死ぬまで気づけないところだったと、感謝をします。デリュクも本当に嬉しそうでした。何せデリュクには目標があったのですからね。

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周囲の反応

カン家

ホンシルは、ゴレとダヤを伴って、スイルに謝罪にやってきました。ダヤは、自分が罪を着せたわけではないのに謝る必要などないと屁理屈をこねますが、ゴレに一渇されてしぶしぶ付いてきます。これまでさんざん失礼なことを言っただろう？

またホンシルは、ホンジュとスイルの復縁も、今度こそ、快く認めてくれました。ダヤにも「子どもを産むのがホンジュの夢だった」と伝え、その妊娠を祝福してくれます。ダヤの反応はこの際どうでもよかね。

一方その頃スイルは、怒りの収まらないドランに、誰のことも恨むのは止めようと諭しました。そもそも院長が殺されたのは、スイルが金を借りになど行ったからだと説得します。ドランもそう言われては何も言えなくなりました。

そこへカン家が勢ぞろいでやってきたのです。ゴレとホンシルは言葉を尽くして謝罪し、冤罪が晴れたことを祝福しました。スイルは、ドランに言ったのと同じことを繰り返します。今ではそれもでもスイルの誠実さの証にしかなりません。

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ヤンジャ

ヤンジャも早速、ご馳走を持って駆けつけました。字幕では「カンさん」となっていたけれど、ずっと「ドラニアッパ」と呼んでましたよね。その言葉通り、今度こそ、ドランを自分の戸籍に入れて、名実ともに「父親」になったらどうかと勧めてくれます。亡きドンチョルもきっと喜ぶことだろうと付け加えました。

ドランが驚くと「でも私がお前を育てた恩は忘れるな」とくぎを刺されます。ドランも大喜びで、忘れない、と答えました。スイルもこの上なく嬉しそうにしていましたね。これで誰はばかることない親子になれるのですから。

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近所の人々

近所の人々も皆、謝罪に来てくれました。パン店には謝罪や感謝の言葉を書いた紙がたくさん貼り付けてあります。花を持って駆けつけて、謝ってくれた人もいました。子どもたちがここのパンが好きだから、早く焼いてほしいとの依頼も入ります。スイルは張り切ってその声に応えました。テプンもドランも嬉しそうです。

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ワン家

デリュクは満を持して家族を集め、スイルの冤罪が明らかになったからには、もうドランと別れる理由は無くなったとして、ドランとの復縁を宣言しました。イリュクは大いに応援し、グムビョンとジングクも承知してくれます。

でもウニョンだけは猛反対で、勝手にスイルの店に乗り込んできました。それもまあ、口調だけは丁寧な厭味ったらしい態度で、復縁は認めない、と言い渡します。スイルもこれを承知しました。ドランは深く傷ついたようですが、スイルは、万が一復縁などしたら、もっともっと傷つくと憂えます。これまでの経緯から、ウニョンは信用できませんものね。

が、デリュクはそんなウニョンの下心をぶち壊しました。ソヨンを呼び出し、デリュクはまだドランが好きだから、ソヨンと交際するつもりなどない、ましてや結婚するつもりは毛頭ない、と言い渡したのです。

これを聞いたウニョンが怒ったのもそうですが、ダヤが呆れていたのが不思議でなりませんでした。「財閥の一人娘を断るなんてどうかしている」って、自分だって財閥じゃないのにイリュクと結婚できたのは「愛」じゃないんですかね？

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テプン

スイルは、以前病室でテプンがドランに告白したことも聞いていました。スイルとしては、デリュクよりもテプンを応援したいようですね。テプンなら、家柄も育ちも関係なく、ドランという人間を愛してくれるに違いない。

その後パン店にテプンの祖父が訪ねてきました。テプンが祖父を粗末に扱うのを見たスイルは、厳しくテプンを叱ります。おじいさまを一人にしておくような人間をここに置くわけにはいかない！

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妊娠問題

ホンジュは再びスイルと暮らし始めました。それなのにスイルは、なかなかドランに妊娠のことを告げられません。ホンジュは、スイルが言わないならホンジュが言うと息巻きますが、それも嫌なのだそうですよ。恥ずかしいのは分かるけど、自分で蒔いた種なのですから、自分でちゃんと説明しなさい。ホンジュが怒るのも当然です。

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感想

そもそも、ヨンダルも容疑者になってもおかしくなかった状況で、そのアリバイを証明したのが妻だというのがいかにもお粗末ですよね。スイルを逮捕した刑事はもうさすがにいないのでしょうね～残念ですが。

予告によると、テプンは渋々祖父の事業を継ぐ？ことになるようで、その場でデリュクに遭遇するみたいでしたね。しかも～やはりテプンの実家の財力は、ワン家をはるかに上回りそうでござるね。ふふん、スイルと違って人間のできてないおばさん的には、ウニョンとダヤが目をまん丸くして悔しがる、もしくは心の底から反省する姿が見たくてなりません。今日の放送も楽しみです。