誰も知らない ネタバレと感想 13&14話 19年前の真実
キム・ソヒョンさん主演の韓国ミステリー、【誰も知らない】の13話「ホテルの10階」と14話「共犯者」を視聴しました。これはもう本当に背筋が凍りつきそうになるぐらい恐ろしかったです😨。こんな集団が「宗教団体」として罷り通っていたこと自体に吐き気をもよおしそうでした。以下早速ネタバレです。
殺人者を教育
聖痕殺人事件の犯人はソ・サンウォンでしたが、そのサンウォンは、最初の殺人の時既に、その傍にまだ少年だったサンホ(ペク・ジェウ)を置いて「教育」していたのだそうです😱。現在はどうか分かりませんが、当時のサンホはこの殺人を「彼らを再生して救うため」だと本気で信じていたようなのです😔。その後もおそらくふたりは一緒に「救い」という名の殺害を重ねたのでしょう。そして最後となった8人目の被害者を物色したのは、他ならぬこのサンホだったのだそうです😨。
サンホは最初ヨンジンに目を付けていたようですが、それをやめたのは「資格がない」と判断したからなのか、それともヨンジンに好意を抱いてしまったからなのかは分かりません😠。でもあの時、スジョンの携帯でヨンジンに電話をしたのもこのサンホだったのだそうです。あ〜そうそう、あの声を聞いた時、いくら19年前だとしても随分声が若いなあと思いましたっけ😓。それでサンホは、あの赤い携帯を持っていたのですね。その後も機会があるたびに、ヨンジンをそばで見ていたそうです💀。
ウノから「赤い携帯と写真」の話を聞いたヨンジンは、怒りで震えが止まらなくなりました😡。親友のスジョンを殺した男が今また大切なウノを殺そうとしたのですから当然ですよね。ヨンジンはすぐにもサンホを殺しに行きかねない勢いでしたが、ウノが泣いてこれを止めました。危ないことはしないで。僕を守って!!ウノは、以前サンホが病室に来た際「また迎えに来る」と言ったのを聞いていたのだそうです😱。
ヨンジンは、ウノを守るため、その記憶が戻ったことをスヨンとソヌ以外には秘密にすることにします。病室には常に刑事を張り込ませました。実際にドゥソクが忍び込んできましたが、ジャヨンとジェホンの顔を見るとごまかしてそそくさと逃げ出していきます。
サンホはまだウノの記憶が戻ったことを知りませんでしたが、その仲間のソナはソヨンの美容院に客としてやって来て、その様子がおかしいと気づいたそうです。それでドゥソクも抱き込んで、ウノの記憶が戻ったらしい、とウノを消そうとしたのです。どうやらこの二人はサンホのやり方に不満を持っていたらしいですね。普段は非情な彼も子供には甘いという点でしょうか😔。
21個の数字
ソヌは、おそらくは万が一のことを考え、福音書のコピーを作成しました。複写できない部分はすべて手書きで書き込みます。その際、他の福音書の該当ページとその部分を見比べて「21ヶ所の違い👿」を発見しました。その違い=単語にはすべて「数字」が含まれていたそうで、ギホはこれを「世の中が邪悪だという証」だと語りましたが、ウノの一番好きな数字も21なのだそうです。21はエンジェルナンバーとも呼ばれていますものね🌸。
一方のサンホは、テヒョンにソヌを見張らせていました。その報告から、ソヌが福音書を持っているに違いないと察し、早速ウノから福音書を奪って行きます。サンホがそれを自分のものだと主張するので、ソヌとしては渡さざるを得なかったのです。
その上でソヌはコピーをテヒョンに託し、ヨンジンに渡してほしいと頼みました。テヒョンは断ろうとしますが、ウノはテヒョンを信じている💜と伝えます。テヒョンはコピーを預かってヨンジンに渡してくれました👍。
ヨンジンはこのコピーをギホに渡しました。ギホは、原本じゃないことに憤慨しますが、それはサンホに奪われたと伝えると、渋々「謎」を解き始めます。その頃サンホもまたヒドンとともに同じ謎解きをしていました。どうやらその「21の数字」は金?のありかを示しているようで、ギホはヨンジンに、それが無事見つかったら自分が所有しても良いかと尋ねます。キッパリ断ったヨンジンを、ギホは逆に信用したそうです😓。
その後ギホはヨンジンと共に「教会」へ向かいました。ところが到着したその場所は広々とした空き地で、教会などどこにも見当たりません。おばさんの勘違いでなければ、以前ヒソプとサンホが見ていた大学建設予定地ではないのでしょうかね🤔。ギホは、こんなはずじゃない😭!?と驚愕しますが?
温かい絆
このドラマは、目を覆いたくなるような人間の醜さを取り上げる一方で、人間同士の温かい繋がりも丁寧に描こうとしてくれています🌹。
新しい家族
ジウォンが妹なのではないかと疑ったウノは、作文大会の受賞者としてヒソプの家に呼ばれた際に、密かにヒソプの歯ブラシを持ち出してDNA鑑定をしたのだそうです。その結果、ヒソプが実父だと知るとジウォンに会いに行き、兄は欲しくないかと尋ねたのだそう。そんなことは知らないジウォンは、兄はいらない、弟妹がほしいと答えたのだそうです。ウノは僕も妹がほしいと語り、帰り道にその鑑定結果を捨ててしまったのだそうです😢。
ソヌは、ウノの記憶が戻ったと知ると、言いたくないなら無理に言わなくても良いと言いながら、この話を切り出しました。そして、教師としてではなく、ジウォンの叔父としてウノを守ると誓います。ウノはこれでジウォンが妹だと認めました。ソヌはヨンジンに、ドンミョンとハンソルが、互いの母親は違っても良い兄弟になれるように、ウノのこともまた「家族」として迎え入れる覚悟を示します💕。ヨンジンは目を潤ませて喜びました。一方のヒソプもサンホに、ウノは自分が面倒を見ると申し出ていましたね😏。
自己犠牲
そのヨンジンをインボムが守りました。ウノが記憶を取り戻し、サンホという共犯者が明らかになった今、チーム長であるヨンジンが身を引くべきではないとヨンジンを説き伏せます。
懲罰委員会でインボムは、聖痕殺人事件で己の功名心を満たすために嘘をついたと偽証しました。関係者であるヨンジンを捜査に加えたのは、あくまでも、ヨンジンは事件解決のキーパーソンになると考えたから。自分は途中で嫌になって投げ出してしまったが、ヨンジンは、いまだに事件を追っている。
隣に座ってこの話を聞いていたヨンジンは、あまりの申し訳なさに胸が張り裂けそうな顔をしていました。結果、ヨンジンは1ヶ月の減給で済んだのに対し、インボムは懲戒解雇となります😭。
チームの仲間達も、ヨンジンを全力で応援してくれました。あのこうるさい係長も、これを最後に辞めるなどというな、と檄を飛ばし、表向きは自分がリーダーになるが、実際の指揮は今まで通りヨンジンが執るよう勧めてくれます👍。
和解
ソヨンはミンソンの家を訪れて、その母親を非難しました😤。ミンソンの母は適当にあしらおうとしますが、ミンソン自身が出てきてソヨンに謝罪します🌹。すべては自分が悪かったし、ウノにも謝罪したい。またウノもドンミョンに、ミンソンに見舞いに来るよう伝えました。ミンソンは早速やってきてウノに謝罪します。ウノも快くこれを受け入れました。
インボムもひょいと見舞いにやってきて、少年たちを嬉しそうに見つめています🌸。仕事を探しているドンミョンには、畑仕事を手伝えと勧めました。子ども達は皆笑いましたが、インボムの辞職を惜しむ大人=刑事達の表情は複雑そうです💦。
またテヒョンがソヌを許すのも時間の問題のようでした。どうやらテヒョンは昔ソヌを殴ったことを気にしていたようなのですよね。ヨンジンは、それはまだ子どもだったからだ、と取りなしました。テヒョンは、ウノに対するヨンジンの態度を見ていてすっかり彼女を信頼したようなので、そのヨンジンの言うことなら素直に聞いてくれそうです🌿。
ほか
ほかにはパンソルの遺体が発見されました。また第1話に登場した「水晶(スジョン)草」は、あの時スジョンが怯えていたように、やはり「遺体」の上に生えていたようでしたよね。その遺体が聖痕殺人事件の最初の犠牲者だったみたいです😨。

韓国ドラマ【誰も知らない】を見始めました(1&2話ネタバレと感想)
キム・ソヒョンさん主演の韓国ミステリー、【誰も知らない】を見始めました・・・森に生えていた「水晶(スジョン)草」を・・・
まとめ
うーん、幼い頃からあんな狂人達に育てられたら、精神状態がおかしくなるのも当然ですが、だからと言って、サンホの罪を許して良いはずがありませんよね😔。自殺とか安易な終わり方じゃなくて、きちんと法で罪を裁いてほしいものですね。