緑豆の花 あらすじと感想 19〜21話 景福宮の日の丸
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【緑豆の花】の19話「景福宮の日の丸」、20話「鳴り響く銃声」、21話「甲午改革」を視聴しました。以下、3話合わせたネタバレのあらすじです。
景福宮の日の丸
イガンたちが景福宮内に乗り込んでいくと、そこでは既にドッキと、かつては彼の部下だったイ・ギュテ(ソン・ウヒョン)が戦っていました。さすがドッキは元訓錬都監の従事官だっただけのことはありますね👍。ドッキはイガンを見つけると「あれ!😍」と呼び、嬉しそうに暴れ回っていたところに、大鳥を伴った高宗が姿を表しました。武田は得意げに「朝鮮人たち」を王宮から追い出します。これからは大日本帝国の兵士が王様をお守りする!😈
皆納得できずに王の顔を見つめていると、高宗は「クリハラ(従え)」と発しました😨。皆、泣きながら&無力感に苛まれながら王宮を後にします。ポドゥリも状況が飲み込めません。どういうこと?王様が降伏したってこと??😵
一方のジャインは、これまで自分が日本と取引してきたことを大いに後悔していました。そこへゲフンがやってきて閔妃に彼女を引き合わせます。閔妃はジャインに「スパイ」になるよう命じました。その代わりに、臨時の道任房を作る許可を与えます。ジャインはこれに従って、早速武田に会いにいくことにしました。
その武田は大院君を丸め込もうとしましたが、あっさり断られてしまいました。その帰り、以前、偶然出会ったイガンたちが、実は義兵だったと知って襲ってきます。イガンとヘスンは無事でしたが、ポドゥリが捕まってしまいました。ふたりはポドゥリを助けに行こうとしますが、大院君からの命令で、急ぎ、王の密書をボンジュンに届けるよう命じられます。高宗がボンジュンに挙兵を命じたのです。
その直後、日清戦争が勃発しました。それでもイガンとヘスンはポドゥリを救うまで動こうとしません。全羅道に行くのは「友」を救ってからだと言い張ります。ギュテは「王様への忠誠心はないのか」と責め立てますが、イガンは、国がなんだ💢、と言い放ちました。俺にとっては、国を救うために戦う民こそが国だ!友達のポドゥリは、国と同じぐらい大事なんだ。
鳴り響く銃声
イガンたちは、ポドゥリを救おうと夜中に日本公使館に忍び込みました。が、武田は既にこれを予期していて、待ち伏せされてしまいます。そこをイヒョンが密かに銃を放って助けてくれました💜。
イヒョンは日本にいる朴泳孝(パク・ヨンヒョ)に会うために、武田に通行証の発行を頼みにきたのです。が、武田はイヒョンが東学教徒を殺したことを知っていて、それをネタに仲間になるよう脅してきました。イヒョンは躊躇いながらも、イガンたちを助けた後は、自ら髪を切り「鬼」という日本名を使って武田と手を組むことにします。天佑俠を率いることにしたのです😱。
大都所の裁判
ミョンシムの勒婚をきっかけに虐殺が行われたことで、キム・ギョンチョンがその責任を問われることになりました。ギョンチョンは、悪いのはペク・イガンだと訴えます。鬼はイヒョンだったのに、イガンは弟を庇って嘘をついたと暴露したのです💦。その頃イガンは、そんなことになっているとは夢にも思わず、トンロッケに「息子の名前」を伝えていました。トンロッケは、既に妻を亡くしていたそうですが、これで大いに喜びます😍。
そこへ、事情を聞いたボンジュンがやってきてイガンを厳しく問い詰めました。鬼は誰だ😡?!イガンはしらばくれようとしましたが、ボンジュンの迫力に負けて真実を打ち明けます。鬼はイヒョンです。
こうしてイガンは大都所の裁判にかけられることになりました。これまでの功績が考慮され「破門」を言い渡されます。ポドゥリは、破門より残酷な刑はないと訴えましたが、他の同志は「殺されないだけましだと思え」と言いたげでした。ヘスンはそれでも弟だから庇う気持ちは理解できるが「隊長」とは呼べない、と譲歩してくれたのですけれど😔。
イガンは一言も弁明せず、黙ってこの罰を受け入れました。その代わり挙兵する際は末端の兵士として参加させてほしいと訴えます。でもボンジュンは、挙兵はしない、と断言しました。和約の条件は、倡義軍を解散することだったから、また挙兵したら、両班や反対派が黙っていないというのです。イガンは怒りに震えました💢。ずっと尊敬してきたボンジュンが保身に走る姿が情けなかったのです。国よりも執綱所が大事なのか!😡
でもこれはボンジュンの嘘だったようですね。挙兵の事実が漏れてはいけないと、緘口令を敷いたらしい。イガンなら気づくと思ったと語るボンジュンにギョンソンは、イガンは、将軍(ボンジュン)の言うことならどんな嘘でも信じる🌹、と苦笑しました。
甲午改革
その後、日本主導による急進的な近代化改革が行われます。その内容には「身分制や科挙の廃止」「人身売買や拷問の禁止」や「寡婦の再婚を許諾」などの項目が含まれていました。また大院君による摂政も廃止となります。イヒョンはこれを聞いて目を輝かせました😍。
またイヒョンは、都接長の集会にやってきて、清国と戦う日本のために行商人たちに軍需物資を運送させるよう命じます。ドッキは、あんな奴に留学させた金がもったいない、と憤慨しました。この時の日本公使には井上馨(オ・ヨン〜ユン・チーム長@青い鳥の輪舞(ロンド))が就任していたそうです。
一方で両班たちは大騒ぎです。甲午改革を撤回し、軍国機務処を解体するよう要求しました😡。また両班の金貸しに「借金を帳消し」にするよう言い渡したユウォルを、主人の夫を横取りした毒婦と罵ります。ユウォルは黙って屈辱に耐えていましたが、その夜、(おそらくは)金貸しの集団に襲われて半殺しの目に遭いました😱。折よくイガンが戻ってこなければどうなっていたことか。
ペク家では、イガンがイヒョンを庇って罰せられたと聞いており、その対応は以前よりだいぶマシになっていました。が、今度はイガンが「イヒョン」の名前を聞きたくありません。またイガンは、ジャインに対しても「いまだに日本と取引を続ける金の亡者」と誤解して、もらった手袋を突き返していました😓。ジャインも本当のことが言えずに辛そうでしたね😭。