Information
当ブログには随時、広告が掲載されています。興味や関心を持たれた際にご利用いただけましたら幸いです💐

緑豆の花 あらすじと感想 27&28話 将軍への餞別

〜「緑豆の花」のあらすじと登場人物はこちらからご覧いただけます🌸:緑豆の花 あらすじと感想一覧

【緑豆の花】の27話「東匪掃討」と28話「将軍への餞別」を視聴しました。この気骨あふれる魂がやがては「三・一運動」につながり、本当の独立を勝ち得るまでに至ったのだと思うと、胸が熱くなりました。以下ネタバレのあらすじです。

東匪掃討

牛禁峠で大敗した義兵たちは散り散りになって全羅道に逃走しました。日本と朝鮮の討伐軍は彼らを追跡し、容赦無く殺して行きます。倡義軍は事実上崩壊したとの報告を受けた高宗と閔妃の表情がまた対照的でした。ボンジュンもじきに捕らえられると聞いた高宗は無念さを隠しきれず、閔妃は薄笑いを浮かべています😤。

高宗は、首謀者は厳罰に処するが、唆された良民たちは故郷に帰して生業に従事させよと命じますが、井上は「彼らは良民ではない=皆殺しにする」と言い切りました👎。高宗は怒りのあまり言葉を失い、閔妃は蛇のように冷たい笑いを浮かべたままです💀。

必死で逃げまどう義兵たちを追っていたのは討伐軍だけではありません。チャンウクは、彼らの先頭に立って「そこだ、あそこだ」と同胞を殺す手伝いをし、また民保軍も残党狩りに余念がありませんでした👿。常日頃から使用人たちを人間とは思っていない両班ならではの残虐非道な行いです。

でもそのチャンウクも、討伐〜特に日本兵から見たら義兵たちとなんら変わりはなかったようで、最後には惨殺されて義兵たちと共に転がっていました。

また恥知らずは古阜にもいました。マンドゥクです😡。マンドゥクは「執鋼所の執事」であるユウォルを差し出して、自分達は逃げようとしました。チェ氏は夫を「ペク」呼ばわりして罵倒します。それでも人の子かっ!おまえが雷に打たれて死ねと毎朝祈ってやる!!チェ氏、いいぞ!

でもユウォルはジャインが助け出しました😁。ゴロツキ(イ・サンイ〜ユン・ジェソク@一度行ってきました)を雇って民保軍を装わせたようですね

そのジャインは、ドッキの墓を作り、彼が飲みたいと言っていた禅雲寺の徳利苺酒をその上にたっぷり撒きました🍓。ジャインにとってドッキは、兄であり、師であり、同志であり〜もしかしたら父ボンギルよりも慕わしい相手だったに違いないのです😢。その証拠にジャインは、血を吐いたボンギルにこう言いました。朝鮮人の血が付いたお金で棺を満たすまで、死ぬのはもう少し待ってちょうだい😨。

日本軍は倡義軍を支持した地方長官も捕まえました。古阜へ向かったと聞いたイヒョンは早速現地へ向かいます。そこではマンドゥクがユウォルを逃したと誤解されて民保軍にいたぶられていました😜。イヒョンは彼らも容赦無く射殺します😱。あれだけ殺したのに、古阜にはまだ両班がいたのか、とのたまう息子に、マンドゥクは「一筋の希望」を抱いたそうです。俺はまだ「宰相の父」になれるかもしれない💀、と。

でもミョンシムとチェ氏は違いました。ミョンシムはイヒョンの姿を見て「日本人の手先になった」と軽蔑し、チェ氏もまた2万人もの義兵が戦死したとこともなげに語る息子には、給仕することも忘れ、思わず「イガンも死んだのか😨」と尋ねてしまいます。

が、イガンは生きていました🌹。途中で捕まりそうになりましたが、ギュテが見逃してくれたのです👍。その後はポドゥリやヘスンと合流し、虎視眈々と反撃の機会を狙っていました

でもボンジュンはギョンソンやファジュンとともに、ギョンチョンの密告により捕まってしまいます。それはゲナムも同様で、こちらも仲間の密告で殺されてしまいました😭。

革命の意義

ボンジュンは、イガンこそ「我々の証」だと語ります。革命は失敗に終わっても、間違ってはいなかった、とイガンの話を聞いて確信したのだそうです。たとえ短い間でも、人間らしく生きて人間らしく死にたいと語ったイガンのような人間がいる限り、我々はいつか勝つ!

またソクジュも捕まりました。イヒョンは、自分が「鬼」として生きることになったのはソクジュたち両班のせいだと批判しますが、ソクジュは耳を貸しません。自分は両班である前に一人の朝鮮人だから「売国奴」の声を聞くことすら恥だと伝えます。イヒョンは、これはジャンイにも語っていましたが、朝鮮を立て直すには一度壊さなくてはならなかったと考えていたのだそうです。あの世でその姿を見ているがいいと語るイヒョンを嘲笑うソクジュです。

どうかしている。国が滅びるのは内側からだ。この国はすでに朝鮮などではない。両班と売国奴〜俺とお前が滅ぼした。我々は亡国の元凶なのだ。

これは後にボンジュンもイヒョンに語って聞かせています。日本に支配された朝鮮は何も変わらない。日本人が両班に取って代わっただけ。イヒョンは、そんなことは百も承知している、とうそぶきますが、そうでないことは明らかです😔。イヒョンは純粋に「文明の力」を信じて鬼になったのです。それが裏切られたと痛感したら、チャンウクに殺してもらおうとしていたのですよね。でも今は「イガン」を待っている、きっと🌹。兄が生きていたら、きっと俺を殺しにくるはずだ!と。

そのイガンは、ジャインの計らいでユウォルに会い、背中を押してもらいました。ドッキの死を境にすべてを諦め切っていたジャインを、イガンは大いに鼓舞します。一度負けたら諦めるのか?俺は絶対に諦めない。勝つまで戦い続ける!!それがボンジュンへの餞別なのです💐。

イガンはジャインに頼んでギュテに手紙を渡してもらいました。ボンジュンに最後の別れをさせてほしいと言う内容だと思われます。ギュテは勇気を出してこの願いを聞いてくれました💕。

またボンジュンは、この謀反の黒幕を大院君と高宗だと自白すれば命を助け、優遇するというイヒョンの誘いを撥ねつけますboxer8。いまさらそんなことを言うくらいなら「革命」など起こしていません。そしていともあっさりイヒョンを「最悪👎」と罵りました。

緑豆の花

いよいよボンジュンたちが護送されるその日、民が大勢集まって、ボンジュンの功績を讃えました。ファジュンとギョンソンは、酒を持ってこい、と怒鳴ります。ボンジュンも声を合わせて笑いました。でも民衆の嘆きは止まりません。それでボンジュンは、皆に顔を上げろと促しました。

我々を見よ。涙の代わりに我々を焼き付けろ。悲しまずに記憶するのだ。我々を覚えている限り、2度負けることはない!

民衆は口々に「緑豆将軍、万歳!」と叫びました。日本の官兵がこれを止めようとしますが、刀を抜く手をギュテが抑えます。群衆を刺激するな!😡

その声につつまれながら、ボンジュンたちが歩を進めました。そのまま牢に入れられて連行されていくと、山の中でジャインがこれを引き止めます。医者を連れてきたというのです。そのお付きがイガンでした❣️。ギュテは「首魁」とはいえ将帥だから礼を尽くせ、と命じます。

イガンは、ボンジュンの無惨に潰された脚を見ながらその手を握り、練習してきたのに言葉が出てこないと嘆きました。ボンジュンは、言葉がなければ通じない相手ではない、これで十分だと慰めます💜。

将軍を助けたいのに力がない。緑豆の花が満開な世界を見せたいのに、自信がない。でも最善を尽くして戦う。

ボンジュンは、緑豆の花ならもう何度も見た、と答えました。参禮で、牛禁峠で、そして今目の前にも。イガンは涙が止まりません。将軍、たとえ見えなくても落胆しないでください。信じてください。いつでも、どこにいても、将軍の意志を継いだ緑豆の花が戦っていると。ボンジュンは、もちろん信じている、だから喜んで逝く、と語りました

イガンは溢れ出る涙を抑えて終了を伝えます。ギュテが出発を命じて少し歩き出した時、遠くから銃声が響きました😲。皆驚いて振り向くと、そこには「人即天」ののぼりが立っています。ポドゥリとヘスンです。ギョンソンはボンジュンに「義兵たちが別れの挨拶をしている」と呼びかけました。

実際ヘスンとポドゥリが泣きながら大声で叫びます。将軍!すみません!!私たちが最後まで戦います!!ファジュンは、これで安心して逝ける、と語りました。ボンジュンもギョンソンも同じ気持ちです。ボンジュンが、行こう!と声を上げると、イガンは地べたに平伏しました。ジャインも同様です

エピローグ

全羅道に新しい郡守がやってきました。ギョンチョンがボンジュンを密告した相手です。ギョンチュンは、手柄を独り占めするのかと詰りましたが、郡守は、殺されないだけありがたいと思え、と相手にしませんでした😜。

その夜、イガンたちがやってきました。そこはちょうどボンジュンが捕まった場所だそうです。東学党の祈りを唱え、ギョンチュンに「自決」を迫りました。いまさら「仲間」だなどと言っても通じません。助けてほしいと言うギョンチュンに、ポドゥリは銃を向けました。ギョンチュンは、イガンが置いていった短剣を手に取りますが?

も〜世にも卑劣なアイツがポドゥリにその短剣を投げつけるんじゃないかと気が気じゃありません😱。

緑豆の花 DVD-BOX1
緑豆の花 DVD-BOX1〜3
関連記事