大丈夫じゃない大人たち~オフィス・サバイバル~12〜16話 正直者はバカを見ない
韓国ドラマ、【大丈夫じゃない大人たち~オフィス・サバイバル~】も11話を見て以来ちと滞ってしまっていました💦。昨日ようやく続きを見始めたので、少しずつまとめていこうとしたのですが、これまたついつい金曜放送分までシッカリ見ちゃったのですよね🙏。だってあれは途中でやめろと言う方が無理でしょうヨ。本当に久しぶりに「凄まじい韓ドラ(社会派ブラックコメディ)」を見たわ〜😨、な感じです。まさに無法地帯💀。
このドラマの番宣には「リストラ寸前から逆転勝利を目指せ!"人事部の魔女"と"堅物エンジニア"〜正反対の2人がタッグを組み逆境を乗り越える」と書いてあったので、その前者=ジャヨンと後者=バンソクは、ずっとタッグを組み続けていくのだと思い込んでいたんでやんすよ。それがすっかり裏切られてしまいました。以下、12話から16話までのネタバレです。
会社ぐるみの隠蔽
バンソクは、品質保証チーム長のコン・ジョンピル(パク・ソングン〜パク・トンジン@緑豆の花)にQKの部品の不具合を確認に行きました。案の定ジョンピルは、セグォンが食洗機I(ワンクリーン)を開発した時の不具合を覚えていて、QKの部品は動作保証温度で不合格になった、と教えてくれます。バンソクは、部品の交換を勧めたのだろう?と確認したところ、ジョンピルはもちろんだと答える一方、1週間後に「正常値の試験データ」を見せられたので、不問に付したと明かしました。もちろんQKによる修正などありません。
これでバンソクはセグォンがデータを偽造したと察し、否、確信しました😠。とんでもない野郎だ💢!バンソクの家にある食洗機もしょっちゅう止まるそうで、発売1年でこの調子なら来年は故障件数が増える、と憂えます。これでは食洗機IIどころではない。ジョンピルは、監査の結果を待とうと語りました。あとはリコールで片がつく。
ところがどっこいそうは問屋が卸しません😈。ジャヨンからこの報告を受けたノ常務は「隠蔽」を命じました😨。ジャヨンは、後で分かったら訴えられると反論しますが、まったく耳を貸しません。それでふたりは、汚職で解雇されたジョンシクの代わりに、ジョンピルをセンター長に据えました。これは「口止め昇進」であり、売却まで=3週間の期間限定の人事なのです😭。しかもどうやら社長もすべてを承知していたらしい。
ジョンピルは全てを飲み込み、早速仕事を始めました。各部署の管理職を集めて、新製品の試演会が1週間早まったと伝えます。食洗機IIはまだ準備ができていないとビョングクが不満を漏らすと、恥知らずなセグォンは、準備のできたジムミラー1本で行けばいいとのたまいました。さすがのバンソクももう我慢できません💢。なにせセグォンは、ことあるごとに「俺は食洗機Iを100万台売ったレジェンドだ😁」と自慢しているからです。
食洗機のメインチップは欠陥部品だな?今からでも試験をして確かめようか?数値を改ざんしたらどうなるかぐらい分かるだろう?開発者が試験データを改ざんするとは「良心」がないのか??よく偉そうにしていられるものだ。恥じることすらない。
図々しいセグォンは、自分が100万台売ったおかげで、今バンソクは後続品を開発できるとのたまいました。バンソクは「おかげ」どころか泥をかぶるんだ😤!と言い返します。セグォンは「僕はやましくない」と言い張ったので、バンソクは、メインチップを試験して規則通りの75度以上をクリアしなければ、本社に正式に告発する、と言い渡しました🎉。周囲もとばっちりを受けるかもしれないが、それは会社が判断すること。でもお前は間違いなくおしまいだ、と断言します。待ってろ!👊
それでセグォンはジャヨンに泣きつきました🐒。ジャヨンはうんざりしながらも、バンソクと話をしに行きます。バンソクは既に不具合のデータを持っており、このままではハンミョンの食洗機は「不良品」扱いされると嘆きました。もちろん食洗機IIの開発は白紙だ。
ジャヨンは、そのデータを上に伝えても無駄だと教えました。上もすべて承知していると聞いたバンソクは、ジャヨンの目的は事業所の売却だと悟ります。ジャヨンももはや否定できませんでした。バンソクは「問題にするのも愛情だ」と語り、ハンミョンには愛想が尽きたと立ち去りました。
災い転じて福となす?
その後バンソクは転職の準備を始めました。それを知ったハンスは今のバンソクでは「ソフトの開発者」としては推しが弱いと、あるアイディアを授けてくれます💜。以前バンソクがハンスにレビューしてもらった「異常動作検知システム」のコードを、今回分かった食洗機の「誤作動」に応用したらどうか、と助言したのです🌹。あれなら能力を認められて特別に採用されるかもしれない😏。
バンソクは賭けに出ました。ジャヨンを呼んで、この技術を会社に提供する代わりに「会社ぐるみの隠蔽」を阻止してほしいと訴えたのです。ジャヨンは悩みに悩んだ末、試演会を見にやってきた社長に直訴しました。バンソクのソフトがあれば食洗機Iの不具合が解消できると聞いた社長は、満を辞してジムミラーの準備をしていたセグォンを無視し、バンソクのソフトを試演させます。
これがなんとか成功したので、すぐにこのソフトの採用が決まりました。社長の態度で自分の悪事が暴露したと察したセグォンは、同じ「ハン一族」の議員に泣きついて監査に手を回します。でもそれを知った社長は、有無を言わさず、セグォンを「懲戒解雇」にするよう命じました
。なんでもセグォンの父親も、祖父から会社を任されたのに潰してしまった「ろくでなし」だったのだそうです。それでもセグォンは恥も外聞も捨てて土下座し、なんとか懲戒解雇を撤回してほしいと懇願しました🙏。社長は、今後一切「一族」を利用しないことを厳命して「1ヶ月の停職処分」に減刑してくれます😜。
悪魔の所業
一方のジャヨンは、自宅待機を命じられた後に復職が決まりました。何もかもバンソクのおかげなのです。それなのにジャヨンは、売却が早まりそうだから「希望退職」を募るよう命じられると、チーム長クラスの中間管理職を軒並み対象者にしました。そしてそのリストの中にはバンソクも含まれます😵。ここで私情を挟むわけにはいかないとはジョンピルも同意見でした。
ジャヨンがこんな情け容赦のない「鬼」と化したのは、あれだけ尽くしたノ常務が、自分の保身のためにジャヨンを戦犯として差し出そうとしていたことが分かったからです。自分と会社を守るためなら、もうなりふり構ってなどいられません👻。
バンソクは我が目を疑いました。バンソクが開発したソフトのおかげで会社最大の危機を逃れたというのに、まさかその自分がリストラされるとは思いもよらなかったからです😨。バンソクは耐え難きを耐え、ジャヨンとのリストラ面談の席で、せめて今開発中の故障診断システムが完成する間=3ヶ月間待ってほしいと頼みました。それぐらいはしてくれてもいいだろう?あんたが会社に残れたのは誰のおかげだ??
それでジャヨンはバンソクをセンター長室に異動させました😱。未来戦略TFチームなどというご立派な名前はついていますが、要はお茶汲み係です。息子がまだ高3だからどんなことをしてでも会社にしがみつく、と豪語していたビョングクも、ついに早期退職させられてしまいました。
バンソクの屈辱と怒りはこれで頂点に達します。彼は自宅の食洗機を爆発させて世の関心を引くことにしました👿。これを「ワンクリーン爆破事件」と名づけてSNSで発信します。自分への扱いが不当解雇だと主張したのです。それはすべて社長のアカウントにも届きました。秘書室が慌てて連絡をしてきます。こんなことを社長の耳に入れるわけにはいかない!!
しっぺ返し
バンソクから直接連絡をもらって彼の決意を知ったジャヨンは、これまた怒り心頭に発します😡。彼女はジョンピルにバンソクを懲戒解雇にする!と断言しました。
でもジョンピルをはじめとする上層部は、こぞってバンソクをなだめようとします😅。ジョンピルはまずバンソクの要求を受け入れ、会社の過ちを正す、と約束しました。そして常務のジョンタクはジャヨンに「退職届」を書くよう命じます。今回バンソクがこのような行動に出たのも、すべてジャヨンの「強引なやり方」が原因だった、と決めつけたのです。そして、ジャヨン以外に今回のバンソクの行動を知るハンスには緘口令が敷かれました👿。
こうして「希望退職者募集」は全面的に中止されました🌹。でもバンソクはこれを受けて「退職届」を書き始めます😔。
そこで「首の皮一枚で退職を免れた仲間」から祝杯をあげようと呼び出されました。皆が入った居酒屋では既にジャヨンがやけ酒を飲んでいます。皆彼女には気づかず、当然、彼女の悪口で盛り上がりました😁。バンソクはジャヨンを「サイコパス」呼ばわりします。腹を立てたジャヨンは、バンソクを「テロリスト」呼ばわりしました。私もこの人の被害者なのよ!😠
でもバンソクはこれを訂正します。ジャヨンは決して被害者ではなく「落伍者」だと言い換えました。会社の後ろ盾を失っただけだ。俺のせいで切られたんじゃない。自分で首を切ったんだ。被害者だなんて呆れるよ。
起死回生
会社を辞めようと荷造りをして出てきたバンソクに、ハンスが手を組もうと提案しました。今ハンスは開発1チームで孤軍奮闘していたからです。本当は自分もさっさと転職したかったのですが、ジャヨンに人事部に引き抜かれたジョンアに阻止されたのです。
ハンスは、バンソクの故障診断システムをジムミラーに応用させてはどうかと提案しました。バンソクは断ろうとしますが、ハンスは自信ありげです。なんとバンソクの開発したアプリの評判が上々で、ワンクリーンだけじゃなくて他の製品にもぜひ応用してほしいとの顧客からのフィードバックがたくさん寄せられたのだそうです💐。
ようやくバンソクの顔に、とびきりの笑みが浮かびました🤗。
懲りない男?
あの恥知らずのセグォンは、以前、モーターチームのセクハラチーム長が転職しようとしたAA電子から30億ウォンで顧客リストを手に入れていたようですね。あの時会っていたのはこの話をするためだったのかな🤔。コイツはいったい何を考えているのか=まだ懲りていないのか、まだまだ目が離せませんね😠。
まとめ
ジャヨンは最後までバンソクを守るべきでしたよね。この人は人(男性)を見る目が無さすぎますわ。あんなノ常務なんかに騙されて、最後の判断を間違えました。とはいえ、女性の彼女が一人でどんなに頑張っても、彼女を庇ってくれる上司が一人もいないというのもいかにも哀れ=女性蔑視の表れですよね。でもバンソクならきっと彼女を守ろうとしてくれたに違いないのに。返す返すもジャヨンはバンソクを見捨てるべきじゃなかったですよ😔。
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