ペガサスマーケット ネタバレと感想 8〜10話 弱者に寄り添う
韓国ドラマ、【ペガサスマーケット】の8話から10話(本日放送分)までを視聴しました。以下簡単なネタバレと感想です。
既成概念をぶち壊す
今にして思うと、ポクドンのしてきたことはまさにコレ=既成概念をぶち壊す👊、だったに尽きますよね。外国といえば欧米を指し、人材を登用する際は1にも2にも「学歴重視」、ビジネスでは「利益」だけを考えて、そのためなら弱者を騙すことさえ厭わない💀。そんなステレオタイプの概念をすべて否定したのがポクドンなのです👍。「世界」にはアラブ諸国もあるし、パヤ族のような少数民族もいて、それぞれの価値観がある💕。
今回ソックは「ハロウィンイベント」を企画しますが、通り一遍代表のソックは「ドラキュラ」の扮装しか思いつきません🐒。でもポクドンは、同じ「お化け」でも韓国古来のお化けに扮するよう命じたそうです。おばさんが知っているのは九尾狐ぐらいでしたが、それ以外にも色々バラエティに富んでいました🎶。日本のナマハゲみたいなのもいましたね😂。
これは日本でも同じですが、外国人と生活を共にすると、自分たちがあまりにも自国の文化を知らないことに愕然とさせられます。ソックは劇中、急激な経済発展のために「大事な何か」が置き去りにされたと分析していましたが、まさにその通りですよね。その一つとして取り上げられたが「子どもと老人」でした。人は過去に子ども、将来には老人になるというのに、あまりにも関心がなさすぎるというのです。特に老人は、よく報道でも「姥捨山」の話を聞きますが、あまりにもひどい扱われようです😔。
ドラマではこれにパヤ族が気づきました💜。それでなくても「人間カート」として客に寄り添ってきた彼らは、老人たちの寂しさを察して耐えられなくなります😨。買い物が終わっても荷物を運びについていき、ひいては「宴会」まで開いて彼らを慰めようとしました🌹。老人たちは皆手を叩いて喜んでいました。ポクドンは早速マーケット内に老人コーナーを作って皆をもてなすことにします👌。
また、バ○副社長のカブが「ビジネス」としてトッポッキを生産販売することになりました。腹黒いヨングはこれもポクドンに押し付けてきます。ペガサスマーケットで売るようにすれば、失敗した時にポクドンごと潰せるからです👿。案の定、そのトッポッキはものすご〜く辛くて、とても食べられたものではありませんでした💦。皆一口食べただけであちこちから火を吹くほどです。ソックは完全否定しました。こんなものはとてもじゃないけど商品にはならない!!😡
でもポクドンはどこまでも寛容です🌸。世の中には多くの人が「とても食べられない」と思うような食品でも(ブルーチーズや納豆然り)、極端な愛好家がいたりするものだ。その証拠にパヤ族は、この辛い辛いトッポッキを気に入ったそうです。彼らの唐辛子はめちゃ辛いのだそうですよ。そうそう、確かに韓国の唐辛子は甘みがありますものね。
感想
物語自体は相変わらず馬鹿馬鹿しいんですけど、そこにちょっとずつ込められている「優しさ」がなんとも心地よいのですよね〜💕。今はこれでもか〜とばかりに「多様性」を全面に押し出す傾向があるけれど、いや、それはそれでこれまで無視され続けてきたので喜ばしいことなんだけど💦、このドラマはそうしたこれ見よがしなわざとらしさ(🙏)は一切なくて、ごく自然に日常に溶け込んでいるのがまた素敵ですよね👍。それこそが本当に「多様性を認めること💐」なんじゃないのかな🐒。