刑務所のルールブック ネタバレと感想 第12&13話 優しい人々
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韓国ドラマ、【刑務所のルールブック】は12話と13話を視聴しました。も〜先日チョン・ウンインさんのファンだと打ち明けたばかりですが、ここのペン・セユン部長を見たら、その気持ちはますます揺るぎないものになりました😻。も〜どんだけええ人なん?😭。でも優しいのはペン部長だけじゃありませんよね😁。以下たっぷりネタバレです。
コ・バクサ
復讐
ミンチョルは、どうやら同い年らしいパクサを真剣に心配していました💜。パクサとともに掃除をしていた時、通りがかったペン部長に「ベランダで風にあたりたい🐵」と申し出ます。ペン部長は、そんなことを許可すると思うか😠?とぶつぶつ言いながらも、ふたりをベランダに出してくれました👍。その上「クリームパン」の中にタバコとライターを忍ばせて差し入れてくれます😻。ミンチョルは驚きもせずにタバコを取り出して吸い始めたということは、きっと「いつもの配慮🌹」なのですよね。
ミンチョルは、パクサが会社のために罪を着せられたことに心底腹を立て、引き受ける人間がいるから悪いんや💢、と怒りました。するとパクサはもう悩んでないし、後悔していたのだと打ち明けます。会社に復讐してやることに決めたのだそうです。でもそれには問題がありました。パクサは既に「嘘」をついてしまったので、今度は偽証罪に問われる可能性があるというのです。「浅ましいヤツら」をやっつけるには「浅ましい人間」に聞くのが一番だということで、皆でチョルトゥに助言を求めました😅。するとチョルトゥは「金をふんだくれ!」とのたまいます。今さら仕返しなどしても仕方がない。上司だったト部長を面会に呼んで会話を録音し、行安部にいるト部長の娘に送ると脅せばいい。娘をダシにするのが一番だ😎。
皆は「家族」を巻き込むことに難色を示しますが😥、チョルトゥは「ムショで善人ぶるな」と嘲ります。金をむしり取れればそれでいい、本当にやる必要はない。パクサは、たとえ1万ウォンでもむしり取ってやる、と決意を新たにしました。でもそれには協力者=刑務官が必要です。白羽の矢が立ったのは、もちろん、優しいペン部長でした😁。囚人と面会者の会話は録音されるらしいのですが、その録音をUSBに納めてもらうことにしたのです。房の前に立ち、既にこの会話を聞いていたセユンは、ミンチョルのウィンク😉をはじめとする皆の視線に耐えられませんでした😓。口では「やらない!俺をなんだと思っているんだ?」と言って立ち去りましたが、その様子を見たジェヒョクは、自身ありげに「やってくれる」と確信します。解決です😏。
でももし脅迫をしたら、もう給料はもらえないかもしれない、娘はまだ小さいのに、と心配するジェヒョクやミンチョルに、パクサはキッパリ断言します。そんな金で育てたくないから海外に移住する。この国にはもういたくないから😠。
パクサはこの「芝居」を見事にやってのけました。ト部長はまんまと騙されて、ペラペラと過去の悪事を語ります。裏ではペン部長が「なんで俺がこんなことを😔」と苦虫を噛み潰したような顔をしながら録音に励んでいます😂。ト部長は、今度も罪を被ってくれたら、給料は今の3倍、ソラの留学費用も出すし、奥さんの口座に1億ウォンを振り込む、これはチ常務も了承した、と語りました😈。
お断りします。今回はご自分で尻拭いを。
パクサは、この会話はすべて録音したと伝えました。だから、3倍ではなく4倍の給料とソラの留学費用はもらう。断れば録音データを娘と自宅に送りつける。お前もどん底を味わえ!このクズ野郎がっ!!これにはト部長のみならず、ペン部長も目をまん丸くして固まっていました😱。
優しさ
そんなパクサも、ペン部長同様、本来は限りなく優しいです💕。仮出所が決まったミンソンが空回りしている時も、優しく手取り足取りして教えてくれました。またジェヒョクのリハビリのために野球関係の本を何冊も、それも5度ずつ読んだそうで、的確なアドバイスをします。実際には日々のトレーニングの様子を記した「練習日記」も付けていたそうです。またパクサは前々から気になっていたらしく、ジュノはジェヒョクのストーカーではないのだろう?と確認しました。ジュノもキッパリ否定します。ええ、違います。パクサは笑顔になりました。それならよかった😁。
そのパクサが移送されることになりました。囚人には直前まで知らせないのが規則ですが、優しいペン部長が、心の準備が必要だろうと言ってこっそり教えてくれたのです😿。何せ彼はこの2号棟6房の面々を「いい奴ばかりだぞ」と評していたほどなのですからね。移送先は「大田刑務所」だそうで、これからは正論を吐かずに自分を守れと忠告し、もし誰かに苛められたら手紙を寄越せとまで言ってくれました。俺が懲らしめてやる!😠(😻)
別れ
パクサも言われた通り当日まで内緒にしていました。その日の朝食にカレーが運ばれてくると、ハニャンとチョルトゥが口喧嘩を始めます。それをミンチョルがなだめている様子を目を細めながら見ていたパクサはついに移送されることになったと打ち明けました。この食事が皆さんとの最後の食事になります🌸。皆驚きと寂しさを隠せず、黙々と食事をしました😭。
パクサが食器を洗っていると、ミンチョルが渡したいものがあると呼びだします。ミンチョルはパクサの娘に人形を買ってやりたいと考えてICカードを貯めていたのだそうです。自分には家族がいないけれど、パクサには愛する家族がいる。それだけで十分幸せだ。最後だからもうタメ口で話そうというミンチョルに、パクサも、ずっとそうしたかったが、顔が怖くてできなかったと答えました😂。
大きな荷物を抱えて出て行くパクサを皆勢揃いして見送ります🌹。パクサは最後にジェヒョクの練習日記の在り処を教えました。付き添いはペン部長が買って出ます。廊下に出たところで「護送車に乗るまでだ」と言って手錠を外してくれました😭。生真面目なパクサはまた規則を持ち出そうとしたため、お望みならはめてやる、と部長が言うと、パクサはその手を取って礼を言います。感謝します。これまでありがとうございました💜。部長は、こちらこそ苦労をかけた、と激励しました。元気でな。応援してるぞ。パクサは涙を堪えます😿。
激励
ハニャンはすっかり落ち込んで体操に行けませんでした😭。ジェヒョクは付き添いの居残りを申し出て、パクサの日記を読み始めます。読めば読むほどパクサの誠実さが伝わってきて、胸が熱くなったところで、パクサからのメッセージが飛び込んできます🍀。
リハビリに成功し、誰よりも華麗に復活を遂げると信じています。次は球場で会いましょう。どのファンよりも大きな声で応援します。キム・ジェヒョクは韓国一の投手で不死鳥だと。誰よりも大きな声で応援します。すべての幸せがあなたに訪れますように。ありがとうございました。
ジェヒョクは何度も目を瞬かせては涙を堪えていました。
面会
ミンチョルは、仲間が面会をしないとその度に心配していたけれど、自分自身は「面会」とは無縁でした💀。それは刑務官たちも承知していたため、特に触れることもしませんでした。が、ある日のこと、シム係長が大慌てで走ってきます。ミンチョルに駆け込みで一人の面会者が現れたというのです😲。ペン部長も驚いてすぐにミンチョルを呼びに行きました
。ミンチョルが呆然としていると、本当なんだよ、と急かします。ミンチョルはそれでも「誰?🙄」と信じませんでした。部長は(慌てていたので)名前を見てこなかったと答え🐒、とにかく急げ、と急がせます。パリパリ!
面会に来たのはジュヒョンでした。ジュヒョンはミンチョルに「一緒に暮らそう」と申し出ます。そのために金を貯めている。今ジュヒョンは、あの時勧められた溶接を頑張っているのだそうです。一緒に暮らすための家を買う。だから安心して出所して。暖かい上着を持って迎えに来るで。家もオンドルで暖めておく。ミンチョルは涙がこぼれるのを我慢するので精一杯です。こんなことが・・・
。アボジ。ずっと一緒や。俺と暮らすやろ?ミンチョルはうんうんと頷きました😭。
ジュヒョンは「アボジ」との約束を果たすため「アボジ」に差し入れをするために、その金が貯まるまで我慢していたのだそうです❣️。差し入れはラーメンじゃなくてチキン100本と牛乳100パックだそうで、ジュヒョンは「ミンチョルの名前で所内に配れ」とペン部長に頼んだのだそう。部長は、出所後も俺をこき使いやがる😠、と言いながら本当に嬉しそうでした😻。あいつはきっと面会に来るという部長の予想、当たりましたね😉。
奇跡の復活
パクサが去った後はジュノとヨンチョルがジェヒョクのトレーニングを見守りました💜。ジェヒョクの球速はかなり上がってきていましたが、いかんせん、計測することができません。さすがに計測機を持ち込むのは難しいし、と悩んでいたジュノは、球速を測る的を用意しました。なんでもバラエティで見たらしい😂。これをジェヒョクは軽々とぶち抜きます。もう140キロも軽〜く超えていたようです😵。ジュノとヨンチョルは大声をあげて抱き合いました。ジェヒョク自身は、まだ信じられないというかのように呆然としていましたね
。
この奇跡の復活には、ジョンウがジェヒョクと一緒に筋トレをしてくれたことも寄与したかもしれませんね👍。
ほか
浮気相手
チョルトゥは妻の浮気相手を調べさせました。相手がジョージ・クルーニー似(😂)のイケメンだと知ると怒り狂い、復讐を誓います💢。でもジェヒョクは「放っておくことが一番の復讐だ」とほくそ笑みました。なんとチョルトゥの妻の浮気相手は、ジェヒョクが西部拘置所で一緒だった「詐欺師のミョン教授」だったのです🤣。
情けは人の為ならず
チュ・ジョンフンはジョンウの冤罪を晴らすために法廷での証言を約束してくれました。ジョンミンは「偽証罪」を心配しますが、ジョンフンはそれもすべて分かっていて身辺整理をしてきたそうです。というのも、以前ジョンウは、ジョンフンの母親が体を壊して入院することになった際、ジョンフンの外出を許してくれたらしいのです。しかもどんなに遅くなっても信じて待ってくれました。その上、かなり遅れて戻ってきたジョンフンが、まだ母の無事を確認していないと聞くと、電話を貸してくれたそうです。俺が心配だから電話しろ、そう言って💜。こんな恩を忘れるようではもはや人間失格です。
ジュノの過去
ジュノは昔、先輩たちとともに起業したことがあるらしく、その会社が今になって超有名になったそうです。辞める時に株をもらっておけば今頃は大金持ちになれたらしい😓。ジュノはジェヒに、俺はいつもそう(中途半端)なのだとこぼしました。するとジェヒは色々な才能がある証拠だと励まします。その会社にいた頃ジェヒは、既に有名になっていたジェヒョクと友達だと自慢したことがあるそうです。先輩たちは信じてくれませんでしたが、偶然遭遇したジェヒョクは、久しぶりに会うジュノを大歓迎してくれました。一緒にいたスタッフにも「親友」と紹介したそうで、ジュノにはそれがとっても嬉しかったらしい💕。
未練?
ジェヒョクが盲腸になりました。急遽手術をすることになったジェヒョクはジュノに車を取ってきてほしいと頼みます。なんとジェヒョクはあの裁判に行った日からずっとあのゴミだらけのスポーツカーを裁判所に置きっぱなしだったのだそうです😨。刑務官のジュノはジェヒョクの荷物から鍵を取り出して車を取りに行きました。その車には「ジホとのツーショット写真」があったため、ジュノは彼の未練を知ってなんとかしてジホと復縁させようとしますが、ジェヒョクは実に頑固です😔。
感想
このドラマを見るたびに、どんなに優しい人でもきっかけ次第では犯罪者になってしまうのかもしれないと痛感してます。逆に言うと、たとえどんな罪を犯した人でも、状況さえよければ(心に余裕さえできれば)「善人」になることは可能なのかもしれませんね。ま、言うほど簡単じゃありませんけどね💦。最近はね、優しさとは強さだな〜とつくづく思います。
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