検事ラプソディ ネタバレと感想 第11話 ラッコの伝説(the legend of Kim Inju)
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イ・ソンギュンさん主演の「検事ラプソディ」は11話もまた実に素敵なエピソードでしたね〜😻。おばさんは本当に気が短いので、いつもなら「どんどこ次が見たい」タイプなんですが、このドラマは別。じっくり見て、うるさく語り倒すまでは次に行くことができません〜もったいなくて😅。以下早速ネタバレです。
報復人事
キム・インジュは検事長になれませんでした😔。しかも3期も下の人間が全州の検事長に就任したことから、もはや降格もあり得るそうです。ミノは、それはありえない、なぜならインジュは検事を辞めるだろうから、と断言しました。こうした場合は、皆、民間の弁護士に鞍替えするのが常なのだそうです。あのチェ・テジュンも同じだったらしい。
ジニョン支庁にはインジュに対する同情の声が広まりました😢。特に実務官たちは、分け隔てなく気配りをするインジュをとても慕っていたため、ミョンジュに敵意を抱きます。なのにソヌンへの対応は変わりません🙄。ソヌンの心中はとても複雑でした。インジュを辞任に追い込んだ責任は自分が最も大きいと思い込んでいたからです🐒。でもマノクは、それはミョンジュだと言い切りました。もしソヌンに責任があったとしてもそれは2割ほどだと断言します😁。
ビデオレター
それでもソヌンはやっぱり心が咎めてならず、インジュに何かを贈りたいと考えました👍。それで思いついたのが「ビデオレター」です。ミノに相談すると、ミノも賛成してくれました。ビデオを撮るのは、本来なら「最も迷惑をかけたミョンジュ」を指名したかったのですが「一番暇なジョンウ」に任せることにします。ジョンウは動画の編集ができなかったので、ミランが協力を申し出ました。徹夜で仕上げた時のそのミランのドヤ顔がまたおかしかったですね〜🤣。USBを抜いてジョンウに渡した時の様子は「民に施し物を与える大君主」そのものでしたよ😂。でもちゃんと、寝ているジョンウに毛布もかけてくれたのですよ💜。
以下はそのビデオレターの内容です:
チェ・テジュン
最初はチェ・テジュンです。テジュンもまた、インジュ同様、いわゆる肩叩きで検事を辞めて弁護士になったのだそうです。彼は蔚山でインジュと一緒だったそうで、次長を最後に辞めることになった時、刑事1部の部長だったインジュは、普段は飲み会には付き合わないのに、この時ばかりは最後まで付き合ってくれたそうです。「付き合ってくれたんです」と感慨深そうに語っていました😿。
オ・ユンジン
ユンジンは、後に語る「インジュのレジェンド」の漢詩を間違って覚えていました😓。というより、そのような噂も実際にあったのかもしれません。「漢詩を引用して犯人を改心させたインジュ」のようになりたいと語ろうとして、ジョンハクから間違っているとダメ出しされてしまいました😅。
チョ・ミノ
ミノは「蓮の葉茶🌹」について語りました。インジュがジニョン支庁に赴任してきて初めて挨拶に行った時、蓮の葉茶をご馳走になったそうです。最初は味が分からなかったが、ようやくその良さが分かってきたのに・・・。時々遊びに行きますね。お元気で、と締めくくりました🍀。
チャン・マノク
マノクはインジュを「現代の儒学者」だと表します。インジュの雅号は「海達(ヘダル)」だそうで、この「海達」こそ「ラッコ🦦」を表しているのだそうです😻。いや〜海辺の町で緑が深いとかじゃなくて、ここはやはり「ラッコなみに水泳が上手だから」ですよね🤣。
イ・ジョンファン
ジョンファンとマノクは皆からの寄せ書きも用意していました。釣り好きなインジュのために「魚の模様🐡」にしたそうです。そしてビデオレターでは、ズバリ、本音を語っていました👍。この報復人事は、最近世間を賑わしている検察の汚職事件同様、検察の一員として恥ずかしい😠。支庁長は粛々と仕事をなさる方なので、我々の職員の誇りでした❣️。退任なさるなんて悲しいです😭。
刑事1部の検事
水霧には「インジュとミノ」のツーショットの写真が飾られていたそうです。それはインジュが初めてミノをそこに連れてきた時のものだそうで、インジュはこの店が気に入ってたけれど、部下達に気を遣わせまいとしてあまり顔を出さなかったのだそう。
この検事はこのふたりが水霧に最初に来た時の逸話を語ってくれました。インジュはその時、刑事1部のビョンジュンのことも誘ったそうなのに、ビョンジュンは体調が悪くて来れなかったのだそうです。結局インジュはミノと意気投合し、その時から「刑事2部」を可愛がるようになったらしい。その結果、1部と2部の仲が悪くなったというおまけ付きです。えこひいきだ😈。
ナム・ビョンジュン
ビョンジュンは、インジュが辞めざるを得なくなったのは、ミョンジュをはじめとする刑事2部のせいだと批判しました💀。怒ったミノは、刑事1部のビデオレターは作らなくていい、とジョンウに命じますが👊、ミョンジュがこれを諭します。最後の記念なのだから、退任式まで反目し合っていたら大人気ない。それでミノは渋々前言を撤回しますが、結局ビョンジュンが何を言ったかは分からずじまいでした😜。
ホン・ジョンハク
ジョンハクは、インジュと我が身を比べました。インジュは素晴らしい検事だったが、自分は、一応肩書きは首席検事だが、適性があるかは怪しいものだ。威厳が爪の先ほどもない😂。なにせ被疑者にさんざん馬鹿にされてましたからね。でも漢詩の情報はジョンハクが正しかったです😉。
イ・ソヌン
ソヌンは、インジュが退任したら、誰と一緒に釣りに行けば良いのか悩んでいると切り出します😿。お元気で。私も支庁長のような良き先輩、そして良き検事になれるよう努力します。この1年間、最後までご迷惑をかけてすみませんでした。感謝します🌹。
チャ・ミョンジュ
ミョンジュは、ついにミノから「ビデオレターの制作」を手伝うよう命じられました。それがせめてものお詫びだというのです。でもミョンジュは、インジュの退任は残念に思うけれど詫びるようなことは何もしていないと反論しました。悪いのは報復人事を行なった検事長達だ。私は自分の仕事をしただけだ😠。それでビデオレターの手伝いはソヌンにお鉢が回ります。
ミョンジュはインジュへのメッセージにその気持ちをそのまま伝えました。支庁長は最後まで後輩のことを思ってくださった。謝罪ではなく感謝を言わせてほしい🌸。
インジュのレジェンド
司法解剖事件
インジュは、自分を心配しているだろうミノとミョンジュ、そしてソヌンを水霧に飲みに誘いました💜。ミノとソヌンはインジュの伝説を持ち出して盛り上げます👍。それはミョンジュも知っていた有名な事件でした。当時仁川地検の刑事3部の部長だったインジュは、誰もが「自殺」と信じて疑わなかった遺体を司法解剖するよう命じたのだそうです。その遺体は仁川最大の麻薬密売組織「花火組」の運び屋だったことから、仁川の麻薬密売組織は壊滅に追い込まれたのだそうです。謙虚なインジュは、当時の部下が検視に積極的ではなかったため業を煮やしていたところの「変死事件」だった(たまたま運が良かった)と答えました。ミョンジュですら「英断だった」と称えますが、それでもインジュは、今にして思うと「パワハラ」だったかもしれないなどと謙遜します😭。
漢詩事件
ソヌンは次に「漢詩事件」について聞きたいと言い出します。巷では、インジュが漢詩を誦じた途端、凶悪犯が涙を流して改心し、全ての罪を自白した、と語り継がれている伝説だそうですが、インジュにとっては苦い思い出だったようです😨。インジュはいまだにその犯人の名前を覚えていました。クォン・ドゥピル(ムン・ソンヨン)という性犯罪者です😈。
でも彼を自白に追い込んだのはインジュではありませんでした。ドゥピルは女性を襲っておきながら反省の色が見られず言い訳ばかりしていたため、インジュでは無理だと察した事務官が、当時やり手と恐れられていた強行犯部のパク検事(イ・ヤンヒ〜パン・ジン@奇皇后)の力を借りてはどうかと勧めたのです。被害者の母親から涙ながらに無念を訴えられて悔しい思いをしていたインジュは、その勧めに従いました。するとドゥピルはあっさり自白したそうです。パク検事はドゥピルを「拷問」したのです😱。その時調書に書かれていたのが「漢詩」でした。親を辱める罪は何よりも重き罪だという内容です。ドゥピルはその漢詩を聞いて心を入れ替えたと調書にはありましたが、その震えている様子からしてそうではないことは明白でした。
インジュは今回パク検事を呼び出して酒を飲み「クォン・ドゥピルを覚えているか」と尋ねます。パク検事は、最初は覚えていない様子でしたが、インジュが席を外して戻ってくると「あの時はそういう時代だった」と切り出しました。ああしなければ奴は無罪放免になったし罪を重ねていたかもしれない。それでもインジュは承服できません。犯罪者を起訴して刑務所に送るのが検事の仕事であり、我々は拷問係ではない😡。
パク検事はこう反論します。我々検事には「自分が正しい」という確信が必要だ。猛勉強の末検事になった我々が間違うわけがないと思わないか?そう語ったパク検事も、今や弁護士となり、おそらくは年下の「代表」にへつらう毎日を送っていたようです。インジュには、弁護士事務所で働くようになったら、毎日部下が昼食に誘ってくれる検事時代とは異なるから、一人で飯を食え、と教えていました😭。
爆弾発言
ビデオレターで最後のミョンジュの映像の後は「支庁長、お疲れ様でした💜」のメッセージが流されました。1つ1つ、微笑みを称えながら頷いていたインジュは、皆の拍手に送られて壇上に上がって礼を言います。このような退任式を用意してくれてありがとう。でもインジュは「まだ検事を辞めない」と発表します😨。インジュは翌週から水原高等検察庁で検事として働くことにしたのだそうです。辞職しない理由は、24年間も検事生活を送っておきながら、力不足を感じるからだと語ります👍。
これまでは検察の権威を重視し、感情的になり、常識を無視することもあったが、今から一人前の検事になろうと思う。皆さんは私の真似をしないでほしい。これまでも今まで同様、悩み、ためらい、疑い続けてほしい。それが我々の仕事だから。皆さんのおかげで1年間本当に幸せだった🌹。
最後に感謝の気持ちを伝えたい人がいる。チャ・ミョンジュ検事。おかげでジニョンでの生活が「名誉あるもの」になった。ありがとう。
深々と礼をしたインジュに、もう一度温かい拍手が送られました。それは会場を出て、支庁の外でも続きます。皆が道の両側にずらりと並んでインジュを拍手で送り出しました。でも刑事1部のビョンジュンたちは、そんなインジュの尊さが理解できません。ソヌンは呆れているふたりをぶちのめそうとしましたが()、両脇からユンジンとミョンジュに止められてしまいました😔。
魚の寄せ書きを受け取ったインジュは、刑事2部のスタッフ一人一人と笑顔で握手を交わします。その後ビョンジュ、そしてミノと握手した後車に乗り込もうとすると、支庁の警備員や清掃員?たちが駆けつけてきました😲。インジュへの花束💐を持ってきたのです。も〜どんだけ皆に慕われていたかが分かりますね😭。
ほかアラカルト
ジョンハクが被疑者にバカにされた仇はソヌンには討てず(同じようにバカにされた🐵)、最後はミョンジュがビシッとやっつけたようです😁。その映像も見たかったですね。またインジュが水霧でミノやソヌン、そしてミョンジュと飲んだ時、本編にはありませんでしたが、4人で記念撮影🌹をしたそうです🎶。
感想
あ〜本当に名残惜しいです😭。インジュへの寄せ書きも、韓国語を理解する方、よろしかったらぜひ内容を教えてください🙇♀️。いつでも結構ですから、情報をお待ちいたしておりまする🌸。
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