ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)~ネタバレと感想 1&2話 悪縁
韓国ドラマ、【ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)】を見始めました。これはまたなかなか面白くなりそうなサスペンスでございましたね😁。以下早速ネタバレです。
死の瞬間が見える能力
主人公のキム・テピョン(オク・テギョン)には不思議な能力が備わっていました。それは「目を見るとその人の死の瞬間が見える」というものです。そしてこの能力は、もう一人、視覚障害者のペク・ソンウン(チョン・ドンファン〜チェ・ジンチョル@ナイン~9回の時間旅行~)にもあったようですが、こちらは視力を失った時点でその能力を失ったそうです。テピョンは、このソンウンと、その秘書兼弁護士のイ・ヨナ(リュ・ヘリン〜ソンミ@W-君と僕の世界)といつも行動を共にしていました。その理由は分かりませんが、テピョンの能力が外部に知られないよう見守ってくれていたようですね。
また、こうした特殊な能力ですから、政財界の大物などには既に知られていたようです。おそらくそれはソンウンの時代からで、彼はその能力を使って財を蓄えたらしい。ソンウンがその力を失ってからは、テピョンがその跡を継いでいたのかな🤔。
悪縁
ある日のこと、オ・ソンミン(ヤン・ヒョンミン)という暴力団のボスの母親(イェ・スジョン〜ジェヒョクの母@刑務所のルールブック)が、息子の死について尋ねてきたそうです。テピョンは、暴力団同士の抗争の末、心臓発作で亡くなると伝えました。母親は、そこまで分かっているならなんとか止めてほしい様子でしたが、テピョン曰く、彼が目にした「死」は誰にも止めることができないのだそうです💀。
母親はソンミンを呼び出して酒を酌み交わし、ありのままを伝えました。でもソンミンは信じなかったのです。その後テピョンは、防弾衣を着てその現場に臨みましたが、結局ソンミンは、テピョンの言葉通り心臓発作で死亡しました😨。テピョンも銃撃戦に巻き込まれて撃たれたため、病院に運ばれます。あらかじめこれも想定済みだったらしく、ソンウンとヨナも待機していました。
そこへ強力班の刑事=ソ・ジュニョン(イ・ヨニ〜チョン・ジョンウォン@ひと夏の奇跡)が事情聴取にやってきました。そこでジュニョンを見たテピョンは我が目を疑います😱。ジュニョンの死亡時の姿が見えなかったからです。そんなことは一度もなかったらしく、テピョンはソンウンにも確認しました。ソンウンは、ただ一言、悪縁だ👎、と言い放ちます。
一方のジュニョンは、テピョンが防弾衣を装着していたことや、ジュニョンより先に弁護士らが病院に到着していたことなどから、テピョンは被害者ではなく、事件に関与していたのではないかと疑っていました😤。探りを入れられたソンミンの母親は「真相」を打ち明けてしまいます。裏社会との関わりを勘ぐられるよりはそのほうがマシだと思ったそうです。母親はテピョンに感謝し、もし今後力になれるようなことがったら連絡するよう言い渡しました🌸。
モチロン、このように奇想天外な話は、ジュニョン以外は誰も信じようとしませんでした。でもジュニョンだけは、万が一の可能性を考慮し、テピョンに1枚の写真(キム・ジョンヨン〜チ・ソリョン@ミリオネア邸宅殺人事件)を渡します。その死因を当てたら彼を信じると語っていましたので、おそらくは酷い亡くなり方をしたものと推察されますし💦、テピョンも死因が分かったようなのですけれど、そこは黙って気づかぬふりをしました。
チョ・ピルトゥ事件の模倣犯
20年前、チョ・ピルトゥという連続殺人犯が世間を恐怖に陥れました💀。ピルトゥは、女子高生を拉致しては棺桶に入れて生き埋めにし、午前0時前後に死ぬように仕向けたのだそうです😱。殺害時刻が判明したのは、ピルトゥが被害者の側に携帯を入れておき、その携帯の電源が午前0時前後に切れるようにしていたかららしい。当然被害者はその電話を使って警察に通報するのですが、それもその時刻に切れるというシナリオです😡。
当時刑事だったジュニョンの父親のドンチョルは、このピルトゥを追っている時に殺されて殉職したそうです。
それから20年が経過した今、またしても同様の事件が起きました😨。当時このピルトゥ事件を追うことで評価され、キャップとなったハナ日報のイ・ジュニ(パク・ウォンサン〜 ピョン・ソンウ@知ってるワイフ)の娘のミジン(チェ・ダイン〜ミラ子役@ビッグマン)が、何者かに拉致されて生き埋めにされてしまったのです😵。その日はミジンの母のユ・ジウォン(チャン・ソヨン〜カン・ウンスク@胸部外科)の誕生日で、母思いのミジンは、ケーキを買って帰るところでした🌹。
偶然、そのケーキ屋にいたテピョンは、ミジンの死ぬ瞬間を見て取ります😨。そこにはジュニョンもいて懸命に心配蘇生をするも間に合わないようです😭。
あまりにも残酷な死に方に心を痛めたテピョンは、彼女を放っておけずに後を追いかけましたが、その時は既に拉致された後でした。現場にはミジンの携帯と潰れたケーキが落ちています。その携帯にミジンを心配したジウォンから電話がかかってきました。テピョンはつい電話に出てしまったことから、またしても捜査に関わることになりますが、真実はなかなか言えません😔。
ジウォンは最初取り乱してテピョンに食ってかかりましたが、少し経って冷静さを取り戻すと、一緒に警察へ捜索願いを出しに行きました。その後、協力を要請された強力班からジュニョンがやってきます。ジュニョンはテピョンの姿を見てピンときました🤔。なぜここにいるのか。また嘘をつくつもりか😤?テピョンは仕方なく真実を告げました。もしかしたらジュニョンがミジンを救ってくれるかもしれません。
場所は廃工場。ミジンは棺桶の中にいる。
ジュニョンの脳裏に「チョ・ピルトゥ」が浮かびました。このピルトゥのその後についての言及は特にありませんでしたが、ジュニョンが「模倣犯」だと決めつけていたことから、おそらくは捕まったか死亡したかしているものと思われます。
ジュニョンはチーム長(チェ・ジェウン〜キム・ドンス@リセット〜運命をさかのぼる1年)に、これはチョ・ピルトゥ事件の模倣犯だと力説しました。すぐに通報があるはずです😤!チーム長は、ジュニョンはピルトゥにこだわりすぎだとなだめようとしますが、その後しばらくして、拉致された少女から警察に通報があったと連絡が入りました👍。
一方でジウォンは、何度も夫に電話を入れるのですが、こちらもまた「チョ・ピルトゥの模倣犯」が現れたらしいと聞いて「妻の電話どころ」ではなくなっています👎。しかも担当は、当時殉職したドンチョルの忘れ形見だと聞いたから尚更色めきだっています😍。またこの取材をしているのが、偶然中央署にきていた新人のオ・イェジ(ユン・ジウォン〜ソン・ハンビョル@ナインルーム)で、肝心の「被害者の名前」を突き止められないんですよね😔。
ジュニョンは電話をかけてきたミジンを懸命に励ましました。ジウォンも警察に呼び、ミジンを激励してなんとか生き延びさせようと尽力します。ピルトゥの模倣犯だと聞いて駆けつけてきた上司のナム・ウヒョン(パク・チイル〜イ・ソクホ@ハッピー・レストラン~家和万事成~)には真実を告げず、模倣犯なら廃工場を使うはずだと言って捜査を進めました。その一方で、ミジンの父親がドンチョルの殉職を(まるでストーカーのように💦)記事にしたイ・ジュニだと知ると、複雑な面持ちを隠せません😨。
警察には、一足先にスクープを出したハナ日報の記事を読んだ記者たちがハイエナのように群がってきました😈。
何気に怪しい監察医?
科捜研に、何でもかんでも「4週間」かかると言い張る監察医がいるそうです。その監察医=ク・ドギョン(イム・ジュファン〜チェ・ソンジェ@ああ、私の幽霊さま)は、ジュニョンが依頼したソンミンの解剖も結果が出るのは4週間後だと断りました。