まぶしくて~私たちの輝く時間~あらすじと感想 第11話 母と娘
キム・ヘジャさん&ハン・ジミンさん主演の韓国ドラマ、【まぶしくて~私たちの輝く時間~】の第11話を視聴しました。あ~やっぱりそっちだったのですね~。以下早速ネタバレです
。
ヘジャはテサンの母だった
これまで見てきた25歳のヘジャが「妄想」だったようです。ヘジャはジュナと知り合って恋に落ち、結婚した後にテサンを産んで、ジュナとは死別したようですね
。25歳のヘジャの親友だったサンウンとヒョンジュは若い頃からの親友で、実際にはヘジャと同じだけ年を取っていたようでした
。ヒョンジュは占い師から尼寺へ行けと勧められながらもヨンスと結婚し(
)、サンウンは改名したら国民的女優になったらしいです
。
広報館で出会った老人たちは、皆、今ヘジャが入院中の療養型施設の患者たちでした。ただ一人、ウヒョンだけは、あの年で「大学生」だったようです。またヒウォンはその施設の看護師でした。顔つきが悪いので、皆から怖がられていたようです。ヒウォンの弟分は医者か経営陣、とにかく立場は逆だったようで、ヒウォンを思い切り怒鳴りつけていました
。
ジュナにそっくりな主治医はテサンに、ヘジャの容態は芳しくない、決して地下には行かないように、と言い含めました。地下にはあの腕時計の老人が入院していたのです。ここの謎はまだ解けていません。
嫁と姑
ヘジャは、足の不自由なテサンに嫁に来てくれたジョンウンにとても感謝していました。ジョンウンは天涯孤独だったようですが、テサンが不自由なのは足だけじゃなくて「心」も同じだったため、なかなか心を通わせることができずにいたようですね
。そこをヘジャが何くれとなく庇ってくれたらしい
。
かつてはヘジャが切り盛りしていたハッピー美容院では、嫁に来たばかりのジョンウンが働き始めた頃、客からクレームが付くとヘジャが出てきて笑顔で取りなしてくれたそうです。「あんこが嫌いな嫁」のためにヘジャはカスタードクリームの入った鯛焼きを買って帰ったそうです。

ジョンウンは、ヘジャが入院してからも、ヘジャの好きな料理を作って差し入れし、見舞いに来ては手足をもんで、甲斐甲斐しく世話をしていたそうです。ヘジャはそんな嫁に大いに感謝し、気遣いました。
ある日ジョンウンは鯛焼きを買ってきます。ヘジャは鯛焼きは手に取って食べたけれど、もはやジョンウンを覚えていなかったそうです。ジョンウンのあかぎれだらけの手を見て、あなたも美容師なの?私もそうだった、痛くて大変なのよね、と言われて手を撫でさすられたジョンウンは涙をこらえるのが精一杯でした
。
そんなジョンウンにテサンは離婚届を渡したそうです。でもジョンウンは、これからもヘジャにできる限りの孝行をするし、テサンのことも見捨てない、と豪語して離婚届を破きました。ヘジャがこのジョンウンの娘になった夢を見たのは、ジョンウンに恩返しがしたかったからなのかもしれません
。
母と娘
ドラえもんおばあさんのエピソードも良かったですよね。おばあさんは家を売った金を息子たちに分け与えたそうですが、若い頃から彼ら兄たちのために働いて早くに嫁に行った娘にも金を渡したいとその分を手元に残していたのだそうです。息子たちは、妹に金など渡す必要はない、とその金までむしり取ろうとしますが、おばあさんは断固として断りました。その娘はガンで入院しているのだそうです。
その娘が、治療を終えたと言ってお見舞いに来ました。おばあさんはようやくこれで金を渡せると安堵しますが、娘は金はいらない、兄たちにやってくれ、と断ります。おばあさんは、娘には本当に苦労を掛けた、来世ではもう一度娘として生まれてほしいと語ります。一度経験して分かったから、今度こそあなたを幸せにするから。
その後その娘の姿は消えてしまったようなので、もしかしたら、見舞いに来たのは「魂」(既に亡くなった?)だったのかもしれませんね
。
感想
前回のファヨンの息子もそうでしたが、親を金づるとしか見ていない子どもたちがなんとも浅ましく思えてなりません。これは以前から韓ドラのホームドラマを見るたびに疑問に思っていたんですけどね、韓国ではいい年をした健康な大人(こども)が親に養ってもらっているケースが多いのでしょうか。それだけならまだしも、死ぬまで、否、死んでからまで搾り取ろうとするなんて世も末でやんすね
。
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