オスマン帝国外伝4 ネタバレと感想 第30&31話 Kizil elma(クズルエルマ)
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【オスマン帝国外伝4~愛と欲望のハレム~】の30話「父子の誓い」と31話「新たな遠征」を視聴しました🎶。いや〜久しぶりの遠征にワクワクしちゃったのはおばさんだけでございましょうか😍。以下早速ネタバレです。
赤いリンゴ
スレイマンとムスタファは和解しました。ムスタファはここぞとばかりに、かねてより考えていたウィーン遠征を切り出します。ウィーンを攻略したらそのままローマに進軍し、異教徒の心臓をえぐり出す!!当時はその異教徒=スペイン&ポルトガルが「新世界」に帆を進め、そこから金銀を手に入れていました。このままではオスマン帝国が彼らに取って代わられるかもしれない、ジハンギルもそう憂えています👍。ウィーンは、かつてスレイマンがイブラヒムと夢見たKizil elma(クズルエルマ、赤いリンゴ=どうしても手に入れたいもの)だったのです。
一方のリュステムは、オーストリアとの和平交渉を進めていました。それすなわちウィーン攻略を意味するというヒュッレムの考えらしく、今遠征を行うなら「イラン」だと主張します。イランのアルカス王子が帝国に亡命しているのだから、これを利用しない手はないというのです。でもムスタファとジハンギルは反対しました。帝国は既に世界の頂点に立っているのに、そんな和平交渉にどんな意味があるのか、と憤慨します。それにイラン遠征は「山岳」が兵士たちの行手に立ちはだかるため、過去にも大失敗しているのです😈。
でもスレイマンはリュステムの案を採用しました。すっかり失望したムスタファにスレイマンは、ウィーンはいずれ自ずとこの手に転がり込んでくると教えます。それが叶わない時に遠征すればいいと語り、自分がイランに行く際は、ムスタファを「代理皇帝👑」として帝都に置くと約束しました。
もはや、決して親子で殺し合うようなことはすまいと誓っていたとはいえ、まさかここまで信頼されていたとは思いもよらなかったムスタファは、今度こそ、父の信頼を得たと確信します💕。早速マヒデブランにも知らせ、長年の苦悩が報われたと喜びを分かち合いました。しかもそのムスタファには「王子」が誕生していたのです🌹。
頭痛の種
ムスタファ
ところが、そのムスタファに、新たな頭痛の種が持ち込まれました😨。ピーリーです。リュステムはマフムードにアトマジャを拷問させて「黒幕」を吐かせようとしたのですがうまくいかず、あまつさえムスタファにアトマジャを奪い返されてしまいました💦。それでリュステムはムスタファに疑惑の種を植え付けます😈。アトマジャはムスタファ以外の誰かに仕えているらしいと吹き込んだのです。
不安になったムスタファはすぐにアトマジャを問いただしましたが、アトマジャがキッパリ否定したため、そこは育ちの良いムスタファですからすっかり信じることにしました。でもタシュルジャルは別です。これまでも何度も脇の甘さのためにムスタファを窮地に立たせていたタシュルジャルは、今度こそ、心を鬼にしてアトマジャとヤヴズを追放することにします。イランの間者と疑われたアトマジャは仕方なくピーリーの名前を出しました。
これを聞いたムスタファは呆然とします😨。絶対皇帝であるスレイマンに逆らってムスタファを皇帝にしようとしている組織があるなどとは、到底許されないことなのです😠。でもピーリーは、あくまでも、ムスタファをリュステムとヒュッレムの魔の手から守っているだけだと力説しました。それにここでピーリーを糾弾したら、才能ある政治家たちの命を断たねばならくなります。ムスタファは断腸の思いで、彼らを見逃すことにしました😔。
ヒュッレム
キュタフヤへ送られ、フーリジハンの存在を知ったヒュッレムは、その「処理」をバヤズィトの師父のムスタファに任せてトプカプ宮殿に戻ってきました。その後の発言からして、バヤズィトには半分見切りをつけていたようですね😓。ところが、ここで思いもよらぬ「援軍」が現れます😎。それがどうやらフーリジハンらしいのです😲。フーリジハンは、ヒュッレムが自分をバヤズィトから、しかも本気で遠ざけようとしていると知ると、それさえ思いとどまってくれれば「重大な秘密😈」を明かすとムスタファに取引を持ちかけていました。ヒュッレム妃もお喜びになるはずよ!😏
最初は、ミフリニューサ同様、妊娠したのか?とも思いましたが、それはヒュッレムはゼッタイに喜ばないから違いますよね😅。以前、ファトマとムスタファがグルになっているとバヤズィトに伝えたことからして、おそらくはムスタファに関する秘密情報ではないかと推察されまするが😨?ファトマにとっては「獅子身中の虫」、否「飼い犬に手を噛まれる」でござりまするね😜。いや〜愛の力は偉大でござるね😁。
ヌールバーヌー
セリムが狩と偽って逢引きを重ねていた女性はエフタリアという人妻でした😱。それを知ったヌールバーヌーは頭を抱えます。飲酒だけでもあれほど激怒したスレイマンが「不義密通」を許すはずがありません。しかもエフタリアの夫ディミトリは、これを嗅ぎつけて宮殿にやってきました😈。賢いヌールバーヌーはこれを利用してセリムに「エフタリアは人妻」だと分からせた上、金でディミトリを黙らせようと考えていたようです👍。
それが成功すれば、ヒュッレムの思惑通り代理皇帝はセリムになるというわけですよね🤔。いやいやうまくできていますね😁。
ほか
スレイマンは、ヒュッレムが戻ってきたことに激怒しますが、ヒュッレムから「ジハンギルやスレイマンのため」と言われると反対できなくなりました。ミフリマーフが手紙でふたりの具合が良くないと伝えたのだそうです。ジハンギルはともかく、スレイマン自身の体調が思わしくないのは「愛していたヒュッレムを2度と信頼できなくなった💀」という絶望からだそうで、今後も帝都にいることは許すが、ヒュッレムを許すことは金輪際ないだろうと言い渡しました😱。もはや二人の仲は修復不可能なのでしょうか😔。
またアルカス王子はミフリマーフに果敢にアプローチしていました😵。ここはリュステムも気付かないようですね。え〜てっきりファトマの餌食になるとばかり思っていたのですけど、そのファトマが唆していたようです😈。ミフリマーフが誘惑に負けないと良いのだけれど😥。アルカス王子のラブレターを急いで燃やしていたところにヒュッレムがやってきた際、お前は恋愛経験が豊富だから、と言ったのには大笑いでした😂。
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