オスマン帝国外伝4 ネタバレと感想 第44&45話 ミフリマーフの加担

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オスマン帝国外伝4~愛と欲望のハレム~】の44話「ミフリマーフの加担」と45話「むしばまれる木」を視聴しました。だいぶ前の話になりますが、このドラマを見始めた頃は「ドロドロ愛憎劇」を恐れて戦々恐々としていたのですよね😰。いやホンマですって。

でもその頃はあまりそうした気配がなくてハレムの中も結構楽しかったので、これなら大丈夫、見続けられる🎶、とホっとしたものです。それが今では、数回に一度は誰か殺されちゃうし、しかも首チョンパだし😱、最初にこれを知っていたら、きっと見てなかったなあ、とつくづく思う今日この頃です💦。まあ今はすっかり登場人物に感情移入しちまっているので、今更やめませんけどね😁。

前置きが長くなってしまいました。以下、ネタバレですオスマン帝国外伝4のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

復帰

スレイマンがついに完全復活しました。治ったとは言えまだ無理をしてほしく無いヒュッレムの制止を振り切り、スレイマンは大々的に己の回復ぶりをアピールします。メフメトのためのシェフザーデ・ジャーミイで金曜礼拝を行い、その足でイェニチェリの兵舎を訪れます。兵士たちは、セリムのことでご立腹なのでは無いかと恐れていましたが、長官のフェルハトは、それなら立ち寄るはずがないと豪語しました🐒。その考えが甘かったと思い知った時は既にその首が胴体と離れてしまうのですが😱。

余が病床に伏して死の淵をさまよっていた頃、死んでもいない余を勝手に埋葬し、我が皇子セリムに刀を抜き、侮辱したとか😤。

言い訳しようとするフェルハトを、無言で&手で制したスレイマンは、あたりをじっくりねめまわし、余は七大州と三大陸の皇帝であり、世界皇帝である、と宣言します。地上における神の代理人、スレイマン皇帝だ!お前たちはオスマン帝国に住む余の臣下である。不心得者どもっ!!我が皇子に刀を抜くとは何様のつもりかっ!!😡

スレイマンはその言葉が終わると同時に、後ろに控えていたムスタファの剣を抜いてフェルハトの首を切り落としました。誰であれ、我が皇統に対し、侮辱行為を働いた者は、その代償を命で払うことを忘れるな!!💢

スレイマンは、何も言えずに立ちつくしていたムスタファの顔を凝視したまま、その鞘に血まみれの刀を納めました👿。「誰であれ」という言葉にはお前も含まれているぞと言わんばかりでしたよね😔。

そのムスタファは、彼を愛する者たちとの別れを告げてアマスヤへ帰って行きました。スレイマンはその様子をテラスから眺めた後、彼をさんざん逡巡させた「イブラヒムの日記」を山奥に埋葬します。これですべてが元の鞘に収まりました👌。

ちなみに、あの盗聴以来すっかり失われていたスレイマンのヒュッレムへの信頼と愛情は、こたびの献身的な看護のおかげですっかり元に戻っています💕。

新たな陰謀

それから数年が経過したらしい1553年、アマスヤやキュタフヤでは、ムスタファ一家とバヤズィト一家が、それぞれ平和に暮らしていました。ムスタファんとこのメフメトはすっかり大きくなってムスタファと剣の稽古をしていましたし、セリムとヌールバーヌーには、ムラトの下に3つ子が生まれていました💜。バヤズィトは、ラナとの間のオルハン、オスマンの下にもう一人幼児がいたようでしたが、フーリジハンとの子どもは生まれなかったようですね💦。アトマジャが引き取ったユスフもすっかり大人びていました。ミフリマーフとリュステムの愛娘、ヒュマーシャーもすっかり美しく成長していましたね

でもヒュッレムとリュステム、そしてミフリマーフは、ムスタファに寄せる民やイェニチェリの絶対的信頼が忘れられず💀、なんとかしてムスタファを排除しようと企みます。ヒュッレムは過去の資料をくまなく調べ、スレイマンのアキレス腱は「タフマースブ」だと確信しました。もしムスタファが密かにタフマースブと通じたと知れば、スレイマンは、今度こそ、決してムスタファを許さないだろう

ヒュッレムはまずリュステムに命じて「イラン遠征」のお膳立てをさせました。リュステムは、マルコチョールやアトマジャと同じアクンジュ(非正規騎兵)のガッファルという男を味方に引き入れます😎。

それに協力したのがミフリマーフです👿。ミフリマーフは、ジハンギルからも「ムスタファが和解したがっている」と聞かされたのを良いことに、「ムスタファとの確執を解消したい」という口実を作り、娘を連れてアマスヤを訪問することにしました。ムスタファもこれには驚きましたが、元々は可愛がっていた妹ですから、すぐに謝罪を受け入れます。マヒデブランだけは「ヒュッレムの娘」をひどく警戒していましたが、ミフリニューサは義妹を温かく迎えてくれました。

ミフリマーフの目的はムスタファの印璽を手に入れることです。ちょうどアトマジャがやってきてムスタファが席を外した隙を狙い、印璽の型を取って戻したシーンにはハラハラさせられましたよね😱。

リュステムとヒュッレムは、ムスタファの名前でタフマースブ宛の手紙を書き、仕上げにこの偽の印璽で封蝋を押しました💀。

ほか

兄弟の再会

リュステムの弟=アンドロが帝都にやってきました。彼は、大宰相のリュステムが豚飼いの息子だったと聞きつけ、彼は兄のボリスではないかと思ったそうです👍。今はシナン・ユスフと名前を変え、ヘルツェゴビナ軍政官をしていました。最初は信じなかったリュステムも、アンドロやソフィアと別れた時に自分が言った言葉を言われて信じざるを得なくなります。リュステムは幼い弟妹たちに「いつか戻る🌸」と約束したのだそうです。アンドロあらためシナンは、なぜ戻ってこなかったのか、と非難しました。

その後ふたりは和解したらしく、シナンは海軍提督になったそうです。スレイマンにも二人の間柄は報告済みで、ふたりで御前会議にも出席していました💕。

日食

どうやらこれに「日食」が重なるようです。今のところこれを知っているのは、首席占星学者から知らせを受けたスレイマンとヒュッレム、そして自分で星を占って知ったヌールバーヌーだけです😈。

再婚

ファトマは、また、カラ・アフメトという宰相と再婚することになりました。このアフメトは、スレイマンの密命を受けて「ムスタファを支持する組織」を探っていたそうで、ルメリ軍法官もその同盟の一員です。スレイマンは、その組織の存在ももちろんですが、ムスタファがそれを承知してるのかどうかに、より重きを置いていました😤。ムスタファを支持するファトマとこの人が結婚したら、どうなるのでしょうかね🤔。

枯れかけた木

昔スレイマンが植えた樹に蟻の大群が群がってきて、樹が弱っていたそうです。ロクマンは、自分が退治しておくと語りましたが、スレイマンは、たとえ小さくてもアリも「命」だからむげに殺すのは忍びないとエブッスードに手紙を書いて相談しました。部下の首はあんなに簡単に刎ねるのに、アリは違うのね〜😥ってこれも「比喩」(=枯れかけた大木はスレイマン)なのですよね👻。

まとめ

おばさんが「嫌われ者のリュステム」を庇いたくなるのは、クロアチアにアンドロとソフィアを置いて働きに出ざるを得なかったという境遇が大いに影響しているので、その弟と再会できたのは何よりでした🤗。ギュルバハルによく似ていたと言うソフィアは見つからないのでしょうかね😢。

またヒュッレムがファトマの再婚を聞いて「大海のように夫を飲み込んでは殺す」と表現したのには苦笑しきりでした😂。あれほど厳しかった母后に育てられてもこんなに奔放に育つのですね〜。こんなに「愛」に重きを置くファトマなら、出会った頃のヒュッレムとスレイマンを見ていれば、案外味方になってくれたのかな、などと思わず妄想してしまいます🐒。

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