オスマン帝国外伝4 ネタバレと感想 第72〜74話 ムスタファ師父恐るべし
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【オスマン帝国外伝4~愛と欲望のハレム~】の72話から74話まで視聴しました。これはまたなんとも意外な展開になってまいりましたね😲。以下早速ネタバレです。
一触即発
バヤズィトが攻め込んだきたのを見たセリムは、ヌールバーヌーがセリムの命令に逆らって「暗殺」を遂行させて失敗したと知りますが、そこは妻を庇って、バヤズィトの決闘を受けてたちます。セリムは、これまたヌールバーヌーの策略で、バヤズィトがセリムに毒を盛ったと思い込んでいたからです😔。
そこへ、知らせを受けたヒュッレムが駆けつけてきました。さすがのふたりも「母」には勝てず、矛を収めざるを得ません。しかもヒュッレムは(腫瘍の)痛みで倒れてしまったから尚更です😨。ヒュッレムはその後、この事件の裏には「小蛇=ヌールバーヌー」がいると即座に見抜き、彼女を処刑しようとしました。が、そこにセリムがやってきて、子どもの母だからと彼女を逃してしまいます。
その一方で、バヤズィトは、セリムの悪事を全てスレイマンに報告する手紙を書きました。ロクマンはなんとかしてこれを止めようとしますが、バヤズィトは耳を貸しません。それでロクマンは、これがソコルルの手元に届く様、秘密裏に手配します👍。リュステムに渡ったら、そのままスレイマンの手に届き、セリムが罰せられてしまうからです。それだけはなんとしても阻止せねばなりません。ソコルルは、期待通り、この書簡を燃やしてしまいました👌。
師父ムスタファの思惑
師父ムスタファは、ヒュッレムの病状が思わしくないのではないかと察し、医女にこれを確認しました。医女は最初隠そうとしましたが、隠しきれず、不治の病だと白状してしまいます。口止めしたのはスンビュルで他には誰も知らないと聞き出したムスタファは、熟慮の上、バヤズィトを見限ることにしました😵。バヤズィトは、ヒュッレムが後ろ盾になっていてこそセリムと五分に戦えますが、ヒュッレムが死んだら、バヤズィトに勝ち目はないと確信した様ですね😔。
ムスタファは早速セリムに忠誠を誓いました🐒。セリムがヌールバーヌーを息子のムラトとともにその赴任地に行かせた、その抜け目なさ👿も気に入った様です。ムスタファは早速セリムに入れ知恵しました。バヤズィトを怒らせる様な手紙を書いてこれを届け、バヤズィトが憤怒に駆られて「過ち」を犯したら、それを間髪入れずにスレイマンに報告するという作戦です💀。
愛の復活
一方のスレイマンは、フェルハトの助言も聞いたのか、ヒュッレムへの愛情を思い出していました💕。目をかけていたグラツィア・メンデスが、スレイマンに内緒で同胞のユダヤ人を大勢船に乗せてきていたのも一因でしょうか。やはり自分にとって最も大切なのはヒュッレムしかおらん😍、と😏。
ヒュッレムが留守の寝室にこっそりラブレターを置いていきます💌。そこへようやくヒュッレムが戻ってきました。そのヒュッレムはスンビュルから「不治の病」だと聞かされて呆然としています😨。あれだけ宿敵を葬ってきたのに、自分の死についてはまったく考えもしなかったのですね〜💦。が、そんな気鬱もスレイマンのラブレターを見てすぐに吹き飛びました😍。その顔には正気がみなぎり、暖かな微笑みが浮かびます🌹。
スレイマンはそんな寵妃の顔を上のテラスから見て微笑んでいたのですが、そこへスンビュルがやってきて「ひとりで抱えるには重すぎる秘密」をスレイマンに打ち明けました。スレイマンは直ちにヒュッレムの部屋へ行き、彼女をかたく抱きしめます。そなたのいない世など考えられぬ😱!怒ったヒュッレムは(また!😤)スンビュルをハレムから追い出してしまいました。可哀想なスンビュル😭。
スレイマンは直ちにありとあらゆる医者を呼び寄せて、ヒュッレムの治療にあたらせようとしますが、病状は絶望的の様でした。
愛の逃避行?
一方のミフリマーフは、母と弟たちがそんなことになっているとは知らず(知っても?😔)ペドロに夢中でした😍。やはりあの全身に塗りたくっていたのは香料らしく、わざと症状をひどくしてペドロを呼ぼうとします🐒。ソコルルはリュステムに対抗するために、ペドロをミフリマーフに献上することにしました😈。が、リュステムがこれには猛反対し、ペドロは殺されそうになります😨。ミフリマーフは真っ青になって、ペドロを「解放」することにしました。
リュステムはもはやミフリマーフには愛想が尽きたと「心の離縁」を言い渡しますが、ミフリマーフはペドロが恋しくてなりません💦。そんな主人を見るに見かねた侍女は、ペドロからの手紙をこっそり渡してくれました。ミフリマーフはいさんで出かけていきますが、さすがに「駆け落ち」には即答しかねた様ですね😁。いや〜こんなワガママ皇女、帝都を一歩出たら生きてなどいけませんよ。ペドロなんてすぐに、お前のせいで落ちぶれた!😤
、と罵倒されるのがオチです
。
ほか
バヤズィトは、ヒュッレムの言いつけに従って今回のことを不問に伏す代わりに、デフネの妹を連れ帰りました。デフネは、バヤズィトなら許してくれるのではないかと密かに期待していた様ですが、それも叶わないと知って絶望したところに、愛しい妹に再会できて狂喜します。その優しさがあるのなら、ふたりをこっそりどこかに逃してあげれば良いのにね😔。
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