オスマン帝国外伝4 ネタバレと感想 第80話 母の切なる願い

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オスマン帝国外伝4~愛と欲望のハレム~】の80話「母の遺言」はまた良かったですね〜💕。ヒュッレムがいなくなったら、見る気がしなくなるのではないかと心配していましたが、偉大なるヒュッレムは亡くなってもその影響力は計り知れませんでした😍。以下早速ネタバレですオスマン帝国外伝4のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

葬儀を前に

心ある人々🌹

ヒュッレムの葬儀を前に、スレイマンの心は雪に閉ざされていたかのように冷え切っていました。スンビュルやファーリエ、そしてギュルフェムも悲しみに打ちひしがれています。ミフリマーフは、大きくなったお腹を抱えながら、主を失ったヒュッレムの部屋のベッドに座って涙を流し、セリムは部屋に閉じこもって悲しみを堪え、そしてバヤズィトは、野山を歩き回りながら、とめどなく流れる涙を拭っていました。その後をアトマジャが追っています。

邪悪な蛇👿

ハレムでは側女たちもそれぞれに感慨に耽っていたようですが、「不埒で卑劣なヌールバーヌー💀」だけは、いかにも得意そうにそっくり返っていました😠。しかもジャンフェダーに命じて、ヒュッレムが最後まで手放さず、一緒に埋めてほしいと頼んでいたあのエメラルドの指輪を盗ませます😨。いや〜コイツはとんでもない恥知らずだわヌールバーヌーに天罰を!。後にこれに気づいたスンビュルとファーリエがジャンフェダーを調べますが、もはやすっかり「ハレムの女主人🐵」を気取っているヌールバーヌーに一喝されてしまいます😭。

それでもスンビュルは頑張って、ヌールバーヌーが盗ませたのだろう、と意見したんですけどね〜👍。あ〜史実は覆られないのだろうけれど、なんとかしてあの指輪だけは取り戻してほしいっ!!誰かスレイマンに告げ口して!!( `ー´)ノ

ヒュッレムの遺言その1

バヤズィトとセリムはそれぞれ、ヒュッレムが生前言い遺した言葉を噛み締めていました

バヤズィトへ

ヒュッレムはバヤズィトがデフネを許したと聞き、その「慈悲深さ」を称えながらも、それがバヤズィトの命取りになるのではないかと心配したそうです。生き残るために慈悲の心を殺さねばならぬこともある。何より大事なのはお前の「命」なのだから。私がもし子供を選べるとしたら、お前のような勇猛果敢な皇子を望んだことだろう。が、この世は(ムスタファのように)勇者ではなく残酷な者たちの世界だから、時には同じように残酷にならなければ排除されてしまうわ。

セリムへ

ヒュッレムは「恐れを捨てよ」と教えたそうです。恐れや怒りは邪悪なものを呼び込む。いざという時に勇者たれ。何かを得るのに必要なのは勇気のみ。お前がその何かにふさわしければ、手に入る。お前に起きることはお前に値すること。私の唯一の望みは、お前の心がバヤズィトのように平穏であること。お前の良心が痛むのならば、皇帝になっても意味はない。

母を偲んで

ふたりはそれぞれ涙を拭い、ヒュッレムの部屋へと歩き出しました。部屋の前で出会うと、たがいに「御愁傷様」と声をかけます。これ、日本語的にはいまいちピンと来ないけど💦、こうした時に互いをねぎらう言葉なのでしょうね〜きっと🌸。

ふたりは中にいたミフリマーフと抱き合って、偉大な母を失った悲しみを分かち合いました

葬儀

ハレムの皆が見守る中、スンビュルとロクマンが先頭に立ち、ヒュッレムの棺を担いで行きます。ギュルフェムとファーリエが涙を流してこれを見守っていると、ミフリマーフはたまらずに前に進み出て、棺に両手を当てて嘆きました。その嘆きようがあまりにも切なくて、誰も止めることができずにいたのを、ギュルフェムが優しく引き離します。

その後は男性陣が引き継ぎました。ヒュッレムが最後に願ったように「スレイマンの心臓が脈打つモスク」に彼女を埋葬するため、スレイマンを先頭に、セリムとバヤズィト、そしてリュステムとソコルルが棺を担いで歩いて行きます。女性たちは、いつものあの場所からこの様子を見つめていました。葬儀が行われる場所に着いても、スレイマンは棺から離れることができません

儀式は厳かに行われ、後は遺体を埋葬するだけになりました。そこでもスレイマンが率先して土を握り、遺体が収められた穴にふりかけます。遺体の指に指輪がなかったことに気づいたスンビュルは、どんなにか気を揉んでいたことでしょう😨。

ヒュッレムの遺言その2

ヒュッレムから息子たちへの箱がそれぞれに届けられました💐。今度はほとんど同じ内容です。ヒュッレムは、息子たちのために「鎧」を作らせて贈ったのだそうです🎁。

我が命の皇子たちよ。私はお前たちの母、ヒュッレム妃。もうお前たちのそばにはいない。私は自分が死ぬことよりも、お前たちを失うことの方が怖かった。私の祈り、息、力がお前たちに届かぬではないのかと。私がこの世から消えても、お前たちが私と交わした約束は永遠に有効だ。私を思い、存在を感じる限り、私は2人のそばにいる。お前たちはヒュッレム妃の息子。ふたりとも、私とスレイマン皇帝の血が流れている。お前たちはそれぞれ私の心の中の違う場所にいるが、優劣をつけたことはない。

ヒュッレムは、自分が作らせたこの鎧を、息子たちが「共通の敵」と戦う時に付けてほしいと願いました。

この鎧はきっとふたりを守ってくれる。もしも互いが戦うようなことになれば、墓の中にいる母の魂が苦しむと心得よ。母を悔やませるな。目指すべきは戦いではなく平和だ。私の心、セリム。大切なバヤズィト。神のご加護を。息子が命より大切な母、ヒュッレム妃。

まとめ

ヒュッレムのその願いを叶えるためには、やはり、あの邪悪な蛇を排除するしかなかったですよヌールバーヌーを殺せっ!。ヒュッレムも分かっていたようにセリムは臆病者だから、ああいう邪悪な人間につけ込まれちゃったのですね〜😔。またミフリマーフも「兄弟を守れ」という母の遺言を守ろうとするのだけれど、基本的にはバヤズィトを王座に就けたいと考えているから、リュステムとともにセリムとは敵対するしかない。そんな時にスレイマンはまったく役に立たんし。ヒュッレムが早死にしちゃうわけだ😭。

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