琅琊榜<弐>~風雲来る長林軍~25話「兄の覚悟」で望みはまだある!?
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中国ドラマ、【琅琊榜<弐>~風雲来る長林軍~】の25話は「兄の覚悟」です。昨日のどよどよどよ~んが嘘のように()、今日は希望で胸いっぱいです
。以下早速ネタバレです
。
一縷の希望
さ~すがは済風堂です。林奚は今回当事者なためかなり煮詰まっていましたが、杜仲(杜さん)が良いことを思いつきました
。(たぶん)本来病を治すためには全身の気血を巡らせるのを一番に考えるところ、それができないのであれば、霜骨の毒で最も厄介な心脈を滞らせる毒だけをまずは消せばよいのではないかというのです。つまりは逆転の発想でしょうか
。
経絡のツボを封じれば気の流れも遮断できる、さすれば、玄螭の蛇胆の効果も倍増するはずだ!
が、それだけでは体が回復しないというと、林奚はそれについて書かれた資料を見つけ出します。有効な治療法かと。
話を聞いていた小雪は、望みはあるの?と喜びますが、まだ確実なことは言えないようです。
その小雪は、昨日の段階ではまだ平章の本心には気づかなかったようですね。でも並々ならぬ覚悟をしていることだけは感じていたそうで、今回林奚を問い詰めて呪われた治療法を聞き出し、ようやく腑に落ちたようです
。
老堂主は、林奚が平章に話した時点で平章が覚悟を決めたに違いないと指摘しました。林奚は思わず自分を責めてしまいます。世子は長林王府に無くてはならぬお方!万が一の時は私が平旌を助けます!
濮陽纓の狙い
一方で濮陽纓の狙いも丸っと明らかになります。かつて夜秦で疫病が流行った時、濮陽纓も病に倒れたのだそうです。あれは~若き日の老堂主なのかな、医師から特効薬をもらった母親は、それを濮陽纓に飲ませずに、弟を救おうとしたのだとか
。
これは1つしかない。お前は弟のためにこれを譲るわよね?
考えたくはありませんが、濮陽纓はあそこで母親を殺してあの薬を奪ったのでしょうか?でもって弟はり患しなかったのに、濮陽纓に惨殺されてしまったのかしらん
。
こうして、我が身可愛さに弟を2度も殺した濮陽纓は、平章が、しかも血のつながらない弟のために命を捨てるかどうかを試したかったようですね。怖気づいて逃げ出せば、それ見たことか、と自分を正当化し、そうでなくても、目障りな平章を葬ることができる、と。
濮陽纓は平章の目前で玄螭の蛇胆を取り出し、それを小箱に入れてたくさんの剣で囲まれた仕掛けの真ん中に置きました。その小箱を取ると剣が浮かんで腕を刺すという仕組みです。もちろんその剣には霜骨の毒が塗ってあります。その周囲には妖術で火をつけ、平章以外の人間が箱を取ろうとしたら、直ちに箱を燃やす、と脅しました。
気高い魂
平章は、いとも確かな足取りで、その火の上を歩いていき、迷うことなく小箱をその手でつかみ取ります。毒が塗られた剣が突き刺さった時も、痛みに顔はゆがめたものの、まったく動揺しませんでした。それほど平章の覚悟は固かったのです
。
平旌への愛、そして我が子同様に育ててもらった庭生への恩返し
このような高邁な魂を、下劣な蛇男が理解できるはずもありません。
平章は直ちに馬を走らせて金陵に戻りました。その平章を、マントをかぶった何者かが訪ねてきたようですが?
決してあなたを死なせない!
玄螭の蛇胆さえあれば、ふたりとも救ってみせる!
老堂主や林奚、そして杜仲のみならず、小雪も平章の横っ面を張り飛ばして怒鳴りつけました。絶対に死なせない!!
意識のある平章が玄螭の蛇胆を服用し(治る)、その血を平旌に輸血する(治る
)とはならんのですよね。輸血をした時点で血の提供者は気血が枯渇し、あの濮陽纓の弟子のように、ゆっくり時間をかけて死んでしまうのです
。
元啓の思惑
一方の濮陽纓は飛盞が見事に捕まえました。が、そこに梁帝が戻ってくるとの連絡が入ったため、飛盞の代わりに元啓が濮陽纓を連行すると申し出ます
。
元啓は、大胆にも濮陽纓の腕を縛っていた縄を切り、そ知らぬ顔で金陵への途につきました。当然、途中で濮陽纓の手下たちが襲ってきて、濮陽纓に逃げられてしまいます!?
んも~元啓、何を考えとるんじゃっ!!
でもまあ、平章が助かるかもしれないという希望が出てきたので、今日はこの辺で終わっておきます
。これで心穏やかな週末を送れそうです
。
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