琅琊榜<弐>~風雲来る長林軍~45話 政変の条件
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中国ドラマ、【琅琊榜<弐>~風雲来る長林軍~】の45話は「政変の条件」です。以下早速ネタバレです。
白水を殺した女刺客は元啓の屋敷にいると睨んだ岳銀川は、佩児に莱陽王府の見取り図を描いてもらい、譚恒とふたりで見張ることにしました。
一方で、佩児がいなくなってからずっと悩んでいたらしい敏児は、ついに、元啓の本性に気づきます。どうやら誰かから、莱陽王府に女の客人が滞在していると聞かされて、それが白水を殺害した女刺客に違いないと思い当たったようなのです
。
敏児からこの話を聞いた安如は、迷うことなく、元啓の部屋に乗り込んでいきました。止める何成は、横っ面を引っぱたいてどかせます
。
叔父を殺したのはあなたね!今度はどんな情報を東海に渡すつもりなのっ!?
戚夫人とたくさんの図面を見た安如がそう怒鳴り散らすと、元啓は懸命になだめようとしました。でも安如の怒りはいや増すばかりです。
戚夫人は安如を殺そうとしましたが、元啓はこれを止め、殺しはしないが、飛盞に会わせるわけにはいかないと答えました。
それから数日後、元啓は戚夫人を隠した箱と2箱分の資料を屋敷から運び出しました。それには安如も伴わされ、そのほうが疑われないからだと説明します。安如はもうすっかり絶望しきった様子で元啓に従いました。
見張っていた岳銀川は、箱の中に刺客がいるに違いないと確信し、都を出たところで生け捕りにしようと色めき立ちます。そうすれば、我らの話が本当だと証明できる!
が、その都を出たところで、元啓は思いもよらぬ行動に出ました。なんと、戚夫人と図面の入った箱、合計3箱に火をつけて燃やしてしまったのです!?
驚きを隠せない安如に、元啓は、これをお前に見せるために連れてきた、と語りました。お前の叔父の仇を討ったぞ!
いやいや、そんなこと言われても嬉しいわけがありません。隣にいる自分の「夫」が悪魔だと証明されただけです
。
これを見ていた岳銀川も頭を抱えていました。いったいどういうつもりなのだ?
その頃、琅琊山では、小雪が大張り切りで平旌と林奚の婚礼の準備をしていました。がそこへ、白水の訃報が届きます。平旌は、自分が出した文のせいで白水が殺されたと察しました
。
そして元時はついに飛盞を呼び出し、平旌への伝言を託します。白水が殺された今となっては、頼れるのはもう飛盞と平旌しかおりません
。
元時としては「長林王府」の復活を望んでいたようですが、正式な詔を発すれば平旌を束縛してしまうことになると憂えて遠慮したらしいのは、かなりの成長が見て取れますね。
飛盞はすぐに琅琊山へ馬を飛ばしていきました。
岳銀川はそうとも知らず参堂し、てっきり元時に会えると思ったのに、出てきたのは元啓と重臣だけだったことに気落ちします。しかも元啓はそこで、淮東三州の奪還に関する岳銀川の策を大いに評価したのだそうです
。
それで岳銀川は、元啓の狙いは政変にあると気づきました。それには都で狄明の姿を見かけたこともヒントになります
。もしや元啓は既に東湖羽林営をも手中に収めたのではないか!?
岳銀川は満を持して飛盞に会いに行きました。が、あいにく飛盞は既に琅琊山へ向かった後で、しかも荀府の使用人は、前回は戻ってくるまで3年かかった、などと答える始末
。
それでも岳銀川はその後地図とにらめっこし、元啓が、九安山で行われる狩猟の儀で元時と皇太后を殺すつもりだと察しました。
狩猟の儀に付き添う禁軍は5千から1万だそうで、莱陽王府の私兵と巡防営でこれに応戦している隙に、皇宮に残った何成が門を開けて、狄明率いる東湖羽林軍を中に引き入れ、皇宮を占拠する計画のようです。特に皇太后の処分は狄明に任せるつもりらしい。
残すところちょうど5話となりました。来週の今日が最終回となるようです。
「琅琊榜2」は来週もますます目が離せませんね!
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