俺の話は長い ネタバレと感想 第3話 ハロウィーンと親父
生田斗真さん主演のホームコメディ、【俺の話は長い】は3話もと~っても楽しかったですね~。以下ネタバレのあらすじです
。
其の五 カボチャと喫茶店
房枝は、最近ポラリスによく顔を出す、満と同い年の営業マン、薗田拓斗(本多力~宅間剛太@家売る女の逆襲)から、カボチャを山ほどもらいました。こんなにもらっても食べきれないから、クラッチに行くなら持っていけばと勧める房枝に、満は重いからいらないと断ります
。
そのカボチャは「竜宮かぼちゃ」という有名なカボチャだそうで、薗田はこれを客から貰ったそうですが、房枝はその薗田が満と同い年なのに、妻と小さな子供を関西に残して単身赴任をしているのだと言い始めました。(あんたと違って)偉いわね~
。
それから数日後、満は小遣い稼ぎで草野球の審判をした帰り道、八百屋でこの「竜宮かぼちゃ」が1個2500円で売られていたのを目にしました。満が驚いていると、他じゃこんな値段じゃ買えないと聞かされます。ネットじゃ1個3000円で取引されているらしいよ
。
もっと早く言ってくださいよ!
満は家に飛んで帰りました。が、カボチャは既にそこにはなく、房枝がハロウィーン用に特別メニューの準備をしていると聞かされます
。
何で止めないんだよ!姉ちゃん マジで見損なった!ハロウィーンに手を染めることを軽く考え過ぎてない?
満は1個3000円のカボチャ欲しさにガンガン屁理屈をこね始めました。この店がハロウィーンみたいなチャラついたイベントに手を出すのは反対だ!!
もともとハロウィーン云々を言い出したのは、房枝に気のある牧本だそうです。ウチの母親をたぶらかさないでもらえますか?
ハロウィーンより、日本の伝統的な祭りや花火大会を大事にすべきだと力説する満に、諸角は、そんなに言うなら夏祭りの手伝いに来い、お前も自分の店でクリスマスイベントをしていたじゃないか?と突っ込みました。
そんなことで負ける満ではありません。クリスマスはとっくに市民権を得ているけれど、ハロウィーンは新参者だ!!
それに満の父はクリスマスですら無視していたのだそうです。なんと彼はクリスマスの日にわざわざ餅つきをやるような人だったのだそう。あ~満のDNAはここから来ていたのですね~
。
満はここぞとばかりに声を上げました。でしょ?ね??
それで房枝も、きっと夫も喜ばないだろうから、カボチャは普通に煮つけにして出すと言い出しました。もちろん満はそれすらも反対します。
カボチャ料理を出したら、それはもうハロウィーンだから!
ふたりのやり取りを聞いていた薗田は、かぼちゃのせいで親子がぎくしゃくするのに耐えられないから、全部持って帰ると言い出しました。それは満も困りますよね~
。
「頂き物は死んでも返すな」がオヤジの遺言だ!
これでようやく皆、満の本心に気づきました。お前、さっきから怪しいな。もしかして転売しようとしているんじゃないか?
満はあくまでもハロウィーンに反対しているだけだと頑張りました。房枝はついに根負けし、ハロウィーンが終わった次の週からカボチャ料理を出すことにする、と宣言します。洋風にはせずにカボチャの煮つけをランチの小鉢でサービスするわ。
これで文句ないわよね?
この時でも房枝だけは満の気持ちを理解しようとしていました。満はかつて父のやり方を批判したために父と大喧嘩になった挙句、父からポラリスのカウンターには二度と入るな!と怒鳴られたことがあったのだそうです。そして満は今でもちゃんとその教えを守り、遠回りをして玄関から入ってきたのだそう。
満は満であの店が好きだったんだと思うの。お父さんとは違うやり方で自分の店を成功させたかったのよ。そうじゃないとお父さんに男として認めてもらえないと思ったんじゃないかな?
その満は、房枝が作ったカボチャの煮つけを仏壇にお供えしました。どうやら仏間を部屋にしたらしい春海も、一緒に線香を立てて懸命に拝みます
。春海がラジオネーム=ニート31(
)でラジオ番組に投稿して凛菜と高平のことを相談したら、ふたりが別れるには「神頼み」しかないと言われたからです
。
それもこれも高平が、春海のことが好きだった、春海が高平を好きだと知っていたら凛菜とは付き合わなかった的な発言をしたからですよね。
その高平は今、光司とメル友になって、互いに自撮りした仮装(カボチャ谷パンプ郎vsマグロ浜カマ造)を送り合っていました。ここはあまり触れたくなかったんですが、後で何か良い結果をもたらすかもしれませんから、一応明記しておきますね
。
其の六 酢豚と墓参り
満はいつも亡き父の月命日に房枝と墓参りに行くことにしていました。あ~それで「お花代とガソリン代」だったのですね~。満はいつも大体5千円と報告して5千円をもらっていたそうですが、今回ばかりは綾子に見つかってしまいます
。
綾子はガソリンスタンドで満が捨てた領収書を拾い、花を買った金額も調べました。その金額しめて3425円だったそうです。つまりは満が1500円以上ネコババした計算になります
。
綾子は、亡き父が、そこの酢豚が好きだったという中華料理店に二人を誘ってこの事実を暴露しました。
姉ちゃん、最低だよ!
綾子は逆に、父の墓参りを小遣い稼ぎの手段にしていた満の方が最低だと言い返しますが、満も負けてはいません。
お墓をキレイに掃除して手を合わせてた気持ちにウソ偽りはないから!
満はそう言って、綾子がそこまで尾行したなら、なぜ墓には来なかったのか、と問い詰めました。もう親父がかわいそうでなんないね。墓参りはしないくせに、オヤジの好物を皆で食べることが供養になるとでも思っているのか?
もちろん綾子も負けていません。満は父親が入院している2カ月間でたった1度しか見舞いに来なかったのだそうです。当時満はとある女性のヒモだったのだそう
。
満をやり込める綾子を、今度は春海がやり込めました。自分だってヒモ同然だった人と結婚してるくせに
。
光司と満は違うと反論した綾子は、満への口撃を止めようとしません。満が家を出て同棲を始めたのは父と喧嘩したために実家に居づらくなったからなのだそうです。
その父は、綾子が見舞いに行くたびに満を気にかけていたそうです。満が心配だ。満をよろしく頼むぞ
。
あ~それで綾子は寂しかったのですね~。父親が満の事ばかり気にかけていたから。
房枝はそれを察して綾子を慰めます。春海を産んでくれたことが何より嬉しかったと綾子に感謝していたじゃない。
その場の雰囲気がしんみりとしたところで、満がいきなり言い出しました。亡父がこの店で好きだったのは「酢豚」ではなく、酢豚のタレをかけたチャーハンだったそうです
。
それを聞いた皆は、こぞって酢豚のタレでチャーハンを食べ始めました。
その帰り道、春海は光司がまた仮装の自撮りしていたことを指摘して、今度は綾子と一緒に光司をいたぶります。光司がクラッチのバイトの女の子に元ロックバンドのベーシストとして先輩風を吹かせながら気持ち良く飲んでる
、というのです。これまた実に的確な指摘でございましたね
。
また房枝は満に、最後に父親と何を話したのかと尋ねました。満は飼っていた亀の名前を聞かれたので教えたのだと答えます。父は、足の遅い代名詞である亀を世界最速ランナーの「ボルト」と名付けたと聞いて大笑いしたそうです。
よかったじゃない?最後に笑ってくれたんだから。
あ~やっぱりこのドラマは良いですね。「俺の話は長い」は来週の放送も楽しみですね
。
ドラマ「俺の話は長い」 オリジナル・サウンドトラック~このタイトルがまた楽しい




これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編
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