The Tunnel-トンネル〜サボタージュ ネタバレと感想 1&2話 再会
英国社会派ミステリー、【The Tunnel-トンネル〜サボタージュ-】を見始めました。最近ゆるめのミステリーばかり見ていたので💦、ちょいとばかしがっつり骨太ドラマが見たくなって探したところ、トンネル(The tunnel)のシーズン2と3が配信されていたのを見つけました😍。いや〜相変わらずスゴイです👍。今実際ウクライナで戦争が起きていることを思えば、決して面白いなどという不謹慎なことは言えないけれど🙏、さまざまな面で実に見応えがあります。以下1話と2話をまとめたネタバレのあらすじです。
誘拐事件
フランスのカレーからユーロトンネルを通ってイギリスへ行こうとしていたフォーニエ一家は、そのトンネル内で襲われました。犯人はイスラム女性のローザ・ペルサウド(Hannah John-Kamen)です。ロベールはペルサウドに「子供には手を出すな!」と怒鳴りました。その後はてっきりペルサウドに殺されたのかと思いきや、そうではなく、このロベールこそがこの「狂言」を仕組んだことが判明します😨。ペルサウドは、ロベールに言われた通り、娘のクロエを置き去りにしてマデリンを拉致しました。
そのマデリンも、拉致された先でロベール本人に射殺されてしまいました😱。彼らは中国製の銃を使っていたようですね。ちなみにマデリンはフランス政府の役人で、主に極東のサイバー犯罪を担当し、ロベールは大型輸送船用の高度なGPS機能を備えたコンピューターソフトを扱うビジネスマンだということですが、それはあくまでも表向きの顔なのでしょう😠。
今のところ、ロベールにはペルサウドの他にもう一人若い男性のユダヤ人の仲間=チボー・ブリアン(Nicolas Wanczycki)がいますが、彼はロベールを信用していなかったようです。
この事件の捜査には、フランスからは、上司のオリビエの異動に伴い警視となったエリースが、そしてイギリスからは、やはり刑事は辞められなくて、でもアダムを失った心の傷はまだ癒えていないらしいカールが出張ってきました💕。時期はシーズン1終了後の半年以内というところのようです。カールは今、公衆保護課(public protection unit)にいるため、彼を捜査課に復帰させたい警部のマイク・ボーデン(Stanley Townsend)が、クロエから話を聞き出すと言う名目で無理やり関与させたようですね。実際の担当はBBことボレスロー・ボロウスキー(William Ash)ですが、彼はフランス語が話せません。にもかかわらず、エリースの部下のルイーズ・ルナール(Juliette Navis)に早速アプローチしていました😓。
その後の捜査で、この事件には「白い小型トラック」が関与していたらしいことが判明します。そこには「kernow」というステッカーが貼られていたそうです。ちなみにkernowはコーンウェルを意味する民族用語だそうです。
飛行機墜落
マデリン拉致事件の2日後、パリ行きの旅客機がイギリス海峡に墜落しました。これは事故ではなく、マデリンを拉致したロベールたちが、リモート操作で飛行機を墜落させたようですね。現在はパリでテロ対策を指揮しているというオリビエは「機内に仲間がいれば可能だ」と分析していました。しかもマデリンこそがこの件の唯一の専門家だったのだそうです。オリビエはエリースに緘口令を敷きました。
飛行機には若い新婚カップルも乗っていました。遺体を見たカールは、こっそりその遺体の写真を撮っていた男に憤慨して殴りつけます👊。エリースは、カールのトラウマは深刻だと憂えました。カールのまだ「ペロトン」にもこだわっていたようです。

The Tunnel-トンネル、国境に落ちた血-ネタバレと感想 7&8話 TTの正体
英国社会派ミステリー、【The Tunnel-トンネル、国境に落ちた血-】の今週は7話と8話です。よ~やくTTと思しき人物が浮上してきました。以下、ずばりネタバレです。・・・ペロトン(Peloton operation)とは、ユーロ圏の秩序を取り戻すために行われた作戦で、イギリスが拒否権を使ったために・・・
この飛行機にはポール・ブレッソン(Olivier Rabourdin)という判事も搭乗していました。ブレッソンはその人権活動を讃えられ、大学から名誉博士号を贈られたそうですが、巷での評判はあまりよくなかったらしいです💦。助手で愛人のエリカ・クライン(Laura de Boer)もともに乗る予定でしたが、空港でルイーズが急遽、パスポートがないと言い出したために、彼女だけ後の便で追いかけることになりました。果たしてレナードがこの飛行機に乗らなかったのは偶然なのか、それとも故意なのか〜早速カールが調べに行きますが??
飛行機の残骸や、乗客のパスポート、そして遺体そのものもカレーの海岸に打ち上げられたそうです。その中には、ブレッソンが大学から贈られた表彰状もありました。
出入国詐欺
また一方で、EUのパスポートを持つ女性を調達してはEUに入国したい男性と偽装結婚させるという犯罪組織も登場します。そのリーダー格らしい女性は、南欧女性のパスポートは高すぎるから、カレーの供給ルートで調達しようと命じていました。この組織の一人がどうやら墜落した飛行機に乗っていたようでしたね。彼は拉致した女性を逃した際にそのお礼にと十字架をもらったのですが、乗客の一人がその十字架を握りしめていました。
墜落後に犠牲者の身元を調べたところ、この彼はステファン・チュルコ(Mish Boyko)というポーランド人で、移民詐欺を調査中の覆面刑事だったことが判明します。
この偽装結婚の組織も、この墜落事故を起こしたテロ組織と繋がっているようです💀。イマイチ顔と名前が判別できないのでよく解りませんでしたが、たぶんロベールがこの女性に「コーバ」によろしく伝えてくれ、と言っていました。It is done. Tell him, we're just getting started.(まだ始めたばかりだと伝えてくれ)
人種差別
ロベールの仲間がイスラムの女性とユダヤ人なのは「人種や宗教問題」の象徴でもあるようです。超宗教の会合にやってきたアーミラ(Shavani Cameron)は、イスラム教徒というだけで、飛行機墜落事件の犯人であるかのように誹謗中傷されていました😔。でもアーミラは、白人全てが悪いわけではない、と訴えます。同じようにムスリムにも過激派はいるけれど、我々の神は素晴らしいことには変わりない、と主張しました👍。そんなアーミラも、徹底したレイシストのブリアンに惨殺されてしまいます😨。
またローラは、以前から望んでいた職場に復帰できるらしく、そのために子どもたちのナニーを雇うことにしました。相手がスロバキア人だと聞いたカールは猛反対です。でもローラはヴラドカ・ホルヴァート(Edyta Budnik)はウクレレが上手で、子どももすっかり懐いている、と相手にしませんでした。確かによさそうな人ではありますが、カールの気持ちも分からないではありません😔。
まとめ
いや〜相変わらず解りにくくて超楽しいです😍。続きを見るのが楽しみです💕。
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