The Tunnel-トンネル〜サボタージュ ネタバレと感想 3&4話 人種差別がもたらしたもの

英国社会派ミステリー、【The Tunnel-トンネル〜サボタージュ-】の3話と4話を視聴しました。以下早速ネタバレですトンネル2のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

マデリンの専門

エリーズはついにカールに真相を打ち明けました。マデリンは飛行中に緊急危機が起きた場合、管制塔からリモートで航空機を無事着陸させるための技術を開発していたそうです。が、サイバーテロに悪用されたら困ると、完成を躊躇していたのだそう😨。今回ロベールがこの技術を使ってテロを起こしたのは、マデリンが関与したと思わせるためだったらしい😤。

ペルサウドの正体

また(ローザ・ペルサウドの)似顔絵を見たと、その「父親」が名乗り出てきました。彼はソニー・ペルサウド(Clarke Peters)という急進派で有名な教授です。ペルサウド教授は70年代に黒豹党と深く関わっていたそうで、人種問題に詳しいカールは彼をよく知っていましたが、BBは全く興味がなさそうでした😓。

教授は似顔絵の女性は娘のローザだと証言します。似顔絵を作成する際、目撃者から聞いた「眉の上のクエスチョンマークのような傷」が決め手になりました。そしてロベールはかつてこの教授の教え子だったことが判明します😵。当時ロベールは、教授の妻と深い関係にあったそうですが、今やその娘と付き合っていたというわけです😡。教授によると、ロベールは口だけは達者だけれど実力は伴っていなかったらしく、彼を認めようとしない教授を深く恨んでいたようでした。ローザに手を出したのも、教授への復讐に違いない、と語ります。

また時期を同じくして、カールの推理が的中し、マデリンの遺体が発見されました。カール達はこれでロベールが黒幕だと確信します。

一方でローザは母とロベールの関係を知りませんでした。が、その後ローザの糖尿病の記録から居場所を突き止めたらしいルイーズとマーテル(Patrick Bonnel)は早速そのアジトを調べに行ったところで、ロベールと合流するために出て行こうとしたヤツらと遭遇して銃撃戦となります。ブリアンが車をとってくる隙に、ふたりはローザを逮捕しました👍。エリーズは容赦無くロベールの本性を明かします💦。さすがのローザもこれには驚いていたようですが、罪を悔いる様子はさらさらありません👎。

その後、警察内部に協力者がいたことが判明します😨。それが「人種差別主義者」のガリドー(Eric Savin)です。ガリドーは、生活苦からスーパーで万引きをしていたイエメンの男性を半殺しにしました💀。そのガリドーはローザに差し入れるふりをしてブリアンが助けに来ると耳打ちします。ローザはカール達に「偽の情報」を仄めかして捜査を撹乱しました。ロベールがペルサウドを狙っていると示唆したのです。それで捜査員達は皆、教授の元へ駆けつけたため、警察内が手薄になりました😱。

ガリドーは、人質に取られたふりをしてブリアンをローザの元へ案内します👎。その様子を見た若いママでカールとも仲良しのジュリー(Fanny Leurent)はブリアンに銃を向けました。が、あっけなく撃たれて倒れてしまいます😭。しかもブリアンはガリドーにとどめを指すよう命じました。でも、ガリドーは実はこのジュリーが好きだったのですよね。それでも命じられた通り「とどめ」を刺したらしいのですが、ジュリーの胸のところに、カールがジュリーの子どもにとプレゼントした小さなウサギが入っていたそうで、どうやらそれで一命を取り留めたらしいです🌸。ガリドーは己の行動を後悔し、ジュリーの病室に手紙を残して自殺しました😠。

それはさておき、この窮地を救ったのは、署内に残っていたルイーズでした🎉。ルイーズは襲撃を察すると即屋根裏から移動し、ブリアンが連れてきた仲間=ギヨームを射殺します。その後ローザは、自分に恥をかかせたエリーズとカールを人質にしようとしましたが、エリーズが一人で向かった直後、特殊部隊が突撃して、ローザとブリアンを狙撃しました

出入国詐欺

墜落事故の現場から、同じ暗号キーを持つ多数のパスポートが発見されました。それと同じキーのパスポートを持ったオリーナ・バーキア(Tanya Cubric)が飛行場で逮捕されます。以前、例の十字架を犯人一味?に渡した女性です。女性は詐欺とは無関係だと判明し、祖国(ジョージア)に送還されることになりました。が、その後高所から墜落して死亡してしまいます😨。最初は自殺で片付けられそうになったものの、「叫び声」を聞いたという証言から、カールは自殺ではないと判断しました👍。しかもこのバーキアの話〜小さな葉巻を吸っていた女がいた〜から、ついにその女=黒幕にたどり着きます。結婚相談所を経営するヴァネッサ・ハミルトン(Emilia Fox)です。

クラインの秘密

エリカ・クラインは墜落事故とは無関係だったそうです。彼女は、チリの「コロニア・ディグニダ」というカルト教団の居住区で生まれたのだそうです。そこでの出産は禁止されていたはずだ〜エリーズはクラインを問い詰めました😤。クラインは、最初は沈黙を守っていたものの、エリーズの執拗さに根負けし、事実を打ち明けてくれます。双子で生まれたクラインは、このカルト教団にその兄を殺されたのだそうです。出産を認められたのも双子だったから=「人体実験」に使うつもりだったからなのです👎。ブレッソンは、これを探るため、クラインに協力していたそうです。同じく双子の姉妹を失った経験のあるエリーズには、クラインの無念さが十二分に理解できたようです。

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