The Tunnel-トンネル〜サボタージュ 最終回 ネタバレと感想 エリカの秘密
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英国社会派ミステリー、【The Tunnel-トンネル〜サボタージュ-】の7話と8話=最終回を視聴しました。いや〜これはまた物凄かったですね〜😱。実に面白かったです👍。以下早速ネタバレです。
グレイの正体
ネイル・グレイはテロリストではなくMI6の人間でした😵。彼はハミルトンをうまく丸め込んで「黒幕」を捕まえたかったのです。が、ハミルトンはBBに助けを求めたため、カールが彼女をエリース=フランスに引き渡しました😁。これでMI6も手が出せなくなります。ハミルトンはカールとエリースに「コーバ=アーテム」について語り、彼らの仲間に「化学者」と呼ばれる男がいたことを伝えました。が、もっと詳しく聞こうとしたところで、毒を仕込まれた葉巻を吸って亡くなってしまいます😔。
その「化学者」の存在も既にグレイは知っていました。そう、ロベールにウィルスを注射して殺害したのがその化学者=エドガー・ブランコ(Jan Bijvoet)です。アーテムはグレイに、父のグレゴール・バトゥーリンを一時的に「快適な場所」に移した後、故郷に帰してほしいと要求しました。その際、飛行機墜落の真犯人を隠蔽すれば、そのブランコを引き渡すと申し出ます。MI6が恐れていたのは、このブランコがイスラム過激派の手に渡ることだったのです😱。もちろんカールはそんな取引などく◯くらえです。
が、ここで計算違いが起きました。「快適な場所」に移ったはずのグレゴールが、心臓発作を起こして死亡しました。これは年齢から言っても自然死で間違いないと思われますが、アーテムは「殺された」と誤解します💦。
エリカの正体
そして、この「サボタージュ」の最大の謎はこの人だったと言っても過言ではないかもしれません。エリカは「双子の片割れを失った」という共通点で持ってエリースの心にスルリと入り込みました。それは精神のみならず、肉体も同様で、エリースは初めて同性と関係を持ちます。
ところがその直後、やはりエリカが怪しいという証拠が出てきました。エリースは懸命にエリカを庇ったために、カールに勘付かれてしまいます😓。Elise, you're in love😏.(エリース、君は恋してるんだ)これまで男性とセッ◯スはしても、決して心を開かなかったエリースのためには、決して悪いことではありません。それにたとえエリースがどんなことをしても、カールのエリースへの信頼は揺らぎません。でも正義感の強いエリースは、エリカが墜落事件に加担しているという事実を許せませんでした。それなのにエリカに「愛している」と言われると心が揺らいでしまいます。
その後BBはフィリップと共にハミルトンの家を捜索して「ブラジル人の名前」が書かれたカードを発見しました。カールは、ハミルトンが(男色家の)化学者に若い青年を世話していると語っていたことを思い出します👍。そのうちの一人を見つけ出して尋問すると、なんとかその化学者=ブランコの居場所を思い出してくれました。カールとエリースは早速ふたりで出掛けて行きます。
そこでふたりはブランコとその仲間に捕まってしまいました😵。ブランコは特にエリースの美しい目を気に入って、早速そこに注射をします😱。カールは必死でエリースを助けようとしますが、まともに話が通じる相手ではありません💀。
そしてその頃、アーテムはエリカに「父を殺した二人の刑事を捕まえた」と明かしました。エリカはそれがエリースだと知ると即、そのウイルスは空気感染するのかと尋ねます。アーテムが「しない」と答えると、バスルームを使うと嘘をついて「本部」に連絡を入れました😲。
その直後、エリースとカールは間一髪で助かりました🎉。グレイが狙撃隊を連れて乗り込んできたのです。カールは、すぐにエリースを病院へ運べ💢と檄を飛ばしました。グレイはブランコを容赦なく撃ち殺します
。その時の彼のセリフがまた意味深でした😍。"I am not in the habit of executing people in cold blood. Unless it's a clause in a very tricky last-minute deal with the Russians."(私には冷酷に人を処刑する習慣などない。土壇場でロシア人とロシア人と取引でもしない限りは)つまりエリカはロシアのスパイだったということですよね😵。
その後エリカはアーテムも警察に引き渡したようです👍。アーテムを救出に来たはずのヘリからはカールが降りてきて、アーテムをテロ防止法違反で逮捕すると宣言し、また陸路からはエリースの上司のオリヴィエ・プジョル(Thibault de Montalembert)がやってきてフランス警察としてもアーテムを逮捕すると伝えました💕。エリカは平然とヘリに乗り込み、グレイがそのドアを閉めます。誰もエリカについては一切言及しません。ヘリが離陸すると、エリカに「本部」から連絡が入りました。集結したか?エリカは「確認した。終了した」と答えます🌹。
エリースの目は大量の輸血によって助かったようですし、カールは無事「浮気」の疑いも晴れて😁、ようやく帰路に着きました。ローラもすっかり大らかで強い自分を取り戻し、逆に神経質になりすぎるカールを慰めるまでに元気になっています💜。新しく飼ったワンコのブライアンもヴラドゥカとともにすっかり一家の一員です💐。
まとめ
いや〜相変わらず実に見応えのあるドラマでした。やっぱり「ミステリー」はこうでないとね😏。それに人間ドラマとしても十二分に楽しめました。カールとエリースの友情をはじめとする警官たちの絆も心地よかったし、「頑張って」良き上司であろうとするエリースにルイーズが、そんなに頑張らなくてもよいのだと伝えたシーンも良かったですよね💕。連休中は何かと忙しくしているので、また時間ができたらシーズン3を見ようと思います。あ〜久しぶりに本当に楽しかった🤗。
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ありがとうございます
自分には難解なドラマだったので、話がわからなくなる度にこちらに来て、読ませていただきました。
おかげさまで、内容をよく理解ができて、とても楽しめました。
ほんとうに、名作ドラマだと思います。おもしろかった!!
どうもありがとうございました。