海上牧雲記 ネタバレと感想 第16話 かつての仲間
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中国歴史ファンタジー、【海上牧雲記~3つの予言と王朝の謎】の16話は「かつての仲間」です。以下ネタバレのあらすじです。
金吉は、愛する娘の願いを叶えるために、全財産をなげうって和葉を買ったそうです。あの子は愚かなほどに一途で、裏切られることを恐れずに愛する者に情を注ぐ。
そんな娘を裏切ったら容赦しないという金吉に、和葉は、愛してくれる人を全力で守る、と答えました。どうやら厳霜へのこだわりはないようですが
、いずれは王(鉄沁)になるという大望だけは捨てられないと語ります。索達猛の奴隷に甘んじていたのも、力を蓄えるためだったのだそうです
。
金吉は、珠海の目は確かだった、珠海を大事にしてくれるなら、どんな時でも味方になると約束しました。和葉が、今後勝ち得たどんな栄誉も金吉と珠海のものだと誓うと、これからは私たちがお前の家族だから私を父と呼べと微笑みます
。
あの日の別れ以来、ずっと孤独に生きてきた和葉に、ようやく温かい家族ができたのです。
が、そんな幸せも長くは続きませんでした。金吉の塩を売りに行く途中で襲われた村に差し掛かると、そこでは子どもも殺されていました。女子どもは殺さないというのが瀚州の掟のはずです
。
そこへ、その殺した張本人がやってきました。しかも、鼻楊枝野郎(
)こと苦速都が、金吉を売ったことが判明します
。珠海を和葉に取られたことに腹を立てて金吉を裏切ったのです
。
ところが、その相手こそ、かつて和葉の仲間だった赫蘭鉄轅(かくらん・てつえん)でした。妄想するに、達と義兄弟の契りを結んだ赫蘭刀の息子でしょうか?
和葉はこの再会を喜び、誘われるままに鉄轅の集落を訪れました。金吉は子どもを殺すような鉄轅を信用しませんでしたが、珠海とともに和葉を信じて付いていきます。
そこには鉄轅の妹の鉄朶(てつだ)がいました。鉄朶は幼い頃から和葉が好きだったらしく、この出会いを機に妻になろうと言い寄ってきます。
私は赫蘭部族長の妹!後ろ盾のない珠海とは違い、あなたの夢を叶えてやれる!!
和葉は、鉄朶はあくまでも妹としか思えないと断りました。この話を聞いていた珠海は自ら身を引こうとしますが、和葉はそんな珠海を抱きしめて激しい口づけをします
。
怒った鉄朶は鉄轅を唆し、苦速都に珠海を襲わせました。赫蘭部族が南枯祺の言いなりになったのも、この鉄朶が交渉したからなのだそうです
。
鉄轅は和葉を呼び出して、かつての碩風の仲間、蒼雲(そううん)、藍(らん)、昭昭(しょうしょう)を引き合わせました。彼らは和葉とはぐれてからずっと鉄轅が世話してきたのだそうです。
鉄轅は、和葉が憎む穆如鉄騎を赫蘭部族が倒したと明かし、これからは一緒に戦おうと誘いました。
突然目の前に現れた思いがけない誘いに迷う和葉。
そこへ金吉がやってきて、珠海がいなくなったと伝えました。お前の仲間は信用できん!
和葉が鉄轅に珠海を返すよう迫ると、鉄轅は思いもよらぬことを言い出します。金吉は穆如鉄騎の一員だったということを
。そいつの本名は穆如金吉だ!!
金吉の額にあったのは、痣ではなくて刺青~穆如鉄騎の証だったようですね。
かつて金吉は和術部族の女性を娶って軍から逃げたのだそうです。そうでなければ、今頃瀚州の穆如鉄騎を率いるのはこの男だったかもしれないとうそぶく鉄轅。
仇の娘を愛してしまった和葉ですが、そこは理性を働かせられるとよいのですけどね~。珠海も変な気を起こさないと良いのだけれど
。
「海上牧雲記」は続きを見るのが待ち遠しいです。
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