海上牧雲記 ネタバレと感想 第53話 和平の使者
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中国歴史ファンタジー、【海上牧雲記~3つの予言と王朝の謎】の53話は「和平の使者」です。ようやく勤がまともになりましたね~。ホッとしました
。以下早速ネタバレです
。
勤は、瀚州との和平交渉をするにあたり、どの皇子がふさわしいかと薛或に尋ねました。薛は合戈を勧めます。罪人である合戈なら、もし現地で殺されてしまっても構わないと言わんばかりでしたが、勤もそれで承諾しました。
呉如意は合戈にこれを知らせに行く前に明儀の元へ急ぎます。合戈の釈放を知らせるためです。
明儀は大いに喜びましたが、呉如意の何か含みのある言い方が気になり、他に言うことはないのか、と問い詰めました。呉如意は仕方なく、瀚州への使いに決まったと報告します。
明儀は、これから合戈に知らせに行くのだという呉如意を必死で止めようとしました。勤からの勅書を渡さないでほしい、と懇願します。
明儀の侍女の阿善(あぜん)は、そんなことをしたら呉如意が殺されると心配しましたが、明儀は全く気に掛けません。この女は自分と息子、そして(時々)勤が無事なら、他の人間などどうなっても構わんのだすわ。
呉如意は明儀への忠誠を誓い、勤からの勅書をちぎって口に入れてしまいました。が、結果的に勤は呉如意を棒打ちにしただけで、命は取らなかったようです。
明儀はすぐに阿善に命じて「銀容」の格好をしました。勤の情けを請うつもりなのです。
が、勤はもはや騙されませんでした~もしくは相手にしませんでした。銀容は死んだ、お前は皇后だ、と言い捨てます。勤は明儀が合戈を助けるために銀容を装ってきたことを見抜いていたようですね。
秘術のせいなのか、それともわざとなのか、どちらにしても、勤が明儀を銀容扱いする様子は実に胸〇そが悪かったので、これでス~ッキリ致しました
。明儀は、自分が誰になろうとかまわない、合戈さえ生きていてくれればいい、と叫びますが、その声はむなしく響くだけです。
何せ勤は、明儀という人間にはこれっぽちも関心がないのだそうです。愛はもちろん、憎しみさえ覚えない。
一方で、合戈が釈放されたと聞いた月漓は、その意味もよく分からずに嬉しそうにしていました。どうやら本気で月漓が好きらしい徳は、筋書きを書いたのは私だと言って月漓を不安にさせます。
月漓と言えば、なんとなんと九州客桟の秦玉豊が月漓のことを思っているようでしたね?そうそう、今の月漓にはなんとも言えない哀愁が漂っていて、人をひきつけてやまない魅力があるのでござりまするよ
。
その玉豊は、徳に言われて牢にいる寒江に会いに行きました。寒江に(勤を殺させるために)肉を食べさせろと言われたのです。玉豊と寒江は、蘇語凝が秀女になるために泊まった時以来ですね。玉豊は和葉とも縁があるのですよね~。
と、今日はこれぐらいでしたかね。宮中はドロドロ思惑だらけだけれど、動きが無くてあらすじを書くのは退屈です。早く瀚州が出てこないかな~
。
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