海上牧雲記 ネタバレと感想 第67話 決戦の時
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中国歴史ファンタジー、【海上牧雲記~3つの予言と王朝の謎】の67話はついに「決戦の時」です。いや~凄まじかった!以下早速ネタバレです
。
ついついに瀚州連合軍と穆如軍が対峙しました。今まさに戦の火蓋が切って落とされようとしたその時、鉄轅が厳霜を「盾」にします
。
厳霜を囮にした寒山も、さすがに「牧雲家の姫」を殺すことはできませんでした。せっかく槊が戻っても、靖公の娘を殺したとあっては申し開きができません。
鉄轅はそれを知って高らかに笑います。厳霜を穆如の黒羽箭が射抜いたら、それを証拠に世間に噂を広めるとのたまいました。牧雲家を守るのが勤めの穆如がその姫を殺した、と!
厳霜は狂ったように叫びました。穆如寒山、命令だ!私を撃て!!生きていても私の罪は増すばかりだ!!
ニヤニヤしている鉄轅をしり目に、和葉が飛び出していきました。鉄轅はそんな和葉を止めようとしますが、和葉は耳を貸しません
。
和葉は自分がまとっていた毛皮を外して厳霜の首に掛けました。約束は守らないとなと言って、連合軍の男どもに呼びかけます
。
瀚州の男たちよ、これがお前たちの戦い方か!女を盾にして恥ずかしくないのか!?
和葉の呼びかけは皆の心を動かしました。瀚州の男の戦い方を見せてやれ!!
連合軍は雄たけびを上げて、穆如軍めがけて走り出します。
穆如の陣は評判通り鉄壁で、連合軍は皆弾き飛ばされてしまいました。進んでも進んでも、そのたびに槍を突きたてられて殺されてしまいます
。こうなるともう穆如軍の独り相撲です
。
和葉も夸父斧を振って懸命に戦いましたが、連合軍は大勢の味方を失いました。
和葉と生き残った仲間で死者を弔います。
盤韃よっ!!戦死した汝らの魂は、永遠に栄誉の光に包まれる!!
その光景は敵の寒山をも感動させました。
その後も戦いは果てしなく続いて行きます。助けを求めに行った丹堯のおばあさんはどうしているのでしょうか。
一方の槊は、馬がないので、歩いて天啓を目指していました。これまたいつになったら帰れるのか見当もつきませんね
。
またその天啓では、勤が笙を呼び寄せて、銀容の絵を描いてくれぬかと頼みました。そのやりとりは、まるでそれが永遠の別れでもあるかのような雰囲気を漂わせていましたが、笙は気づかなかったようで、これからは寒江が笙を守ってくれるから、虞心忌を勤の警護に寄越すと語ります。
その笙に、風婷暢がある秘薬を与えました。笙が先に盼兮の絵を与えたからです。笙の描く絵は高値が付くと聞いた風婷暢は、タダではもらえないと言って、代わりに凝心丸という精神力を高める薬を差し出しました。
おお、これで笙の力が戻るのか?と喜んだのもつかの間、風婷暢は、飲み過ぎると他人に心を支配されるから気を付けるよう戒めます
。これがまた何か悪さをするのですね~きっと
。
解放された風婷暢が、もっと強くなって鶴雪団一の刺客になったらまた命を狙いに来ると語ったのには、さすがの虞心忌も苦笑いでした。
最後は、墨禹辰が苓鶴清を挑発していました。もはや誰も皇極経天派の星読みなど信じない
。
こやつは苓鶴清を怒らせて何をしようとしているのでしょうかね~。
「海上牧雲記」は来週の放送も楽しみですね。
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